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十日夜

今日は十日夜とおかんや。夕焼けはクリアな空で、月もくっきりと明るかった。写真には、くっきりとは写らなかった。

特にお供えも何もなく、眺めただけだったが、十五夜・十三夜と合わせて、三月見の日。

天気も良く明るく暖かかったので、朝から大掃除モードだった。いろいろとキレイになったところで、お月見の時間を迎えるのかな、と思っていた。特に、お月見だから掃除し始めた訳ではないが、気持ち良く、夜を迎えられると良いな、とは思っていた。

昼過ぎ、手入れして片付けた物と一緒に、クリスマスツリーのオーナメントが入った紙袋が視界に入った。ヒマしていた子どもに、ハロウィンも終わり、急ぐ必要はないが、クリスマスツリーを飾っても良い時期になったことを伝えたら、すぐ飾りたい、と動き始めた。

お月見のお供えどころか、関係のない飾り付けがされて夜を迎えた。飾られている途中の明るい時間から、月は見えていた。お月見の日にクリスマスの飾り付けは、何だか間違えたような気もした。