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天中殺が拡大した悲劇

ちょっと前に、Twitterのタイムラインに、名前も何もなく、表題の写真が、突然流れて来ました。
それを見て、古い記憶が呼び起こされました。

「あー、この人、確かオウム真理教の人だったよな。弁護士の…えーっと…名前何だっけ?」

アラフィフになると、なかなか人の名前が思い出せません。

もっとも、地下鉄サリン事件が起きたのは、私が高校卒業した年の1995年のことなので、忘れていていても仕方ないかもしれませんけどね。

検索すること1分、判明しました。

青山吉伸

Wikipediaによると、京大在学中に旧司法試験に合格したらしいですね。

すぐそこの柏原市の出身なのは初耳です。

事件当時は過熱報道で、毎日のようにオウム真理教幹部の学歴や経歴を紹介していたので、知っていたはずですが、30年近く前のことなのですっかり忘れてました。

オウム真理教は、本当に高学歴エリート揃いでしたが、その中でも21歳で司法試験に合格って、凄いですよねぇ。
今の司法試験制度よりもずっと難易度が高くて、合格率が低かった時代です。

興味が湧いて命式を調べてみました。

彼の命式をパッと見たときに、

「もしかして、…この人がオウムに入信したのは、辰年じゃないかな?」

なんとなく思って、もう一度Wikipediaに戻って調べると、ドンピシャでした。

もし、この年に入信してなかったら、この人は教団幹部になることもなく、したがって懲役刑を受けることもなく、今も弁護士として輝かしい人生を歩んでいたのではないかと、少しやりきれない思いになりました。

私が何故、辰年に入信したのでは?と思ったかは、有料記事にて説明します。

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