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ジャンパー膝【じゃんぱーひざ】

今日は鍼実技。

ジャンプするスポーツに発症しやすいんで、
ジャンパー膝。
って感じのようです。
ワタシがやってた野球でジャンプするといえば、
悪送球だとかをキャッチしようするとか、
頭を越えそうなライナーをキャッチするとか
ってくらいで
あんまりジャンプってしないなぁと。

屋内のバレーボールとかバスケットボールなんかは、
ジャンプしまくりですもんね。
そうやってジャンプしまくっちゃったもんだから、
ジャンパー膝なっちゃうんですよ。
膝が痛くなっちゃう。
膝のお皿んとこの下とか横とかいたくなっちゃう。
そんな症例です。

ジャンプする時には
大腿四頭筋【だいたいしとうきん】なる太ももの筋肉をバリっと使います。
四頭筋ってくらいですから四兄弟です。
内側広筋【ないそくこうきん】
外側広筋【がいそくこうきん】
中間広筋【ちゅうかんこうきん】
って名前が似てる太もも三兄弟みたいなのは
大腿骨【だいたいこつ】って言う太ももの骨から始まって、
膝蓋骨【しつがいこつ】って膝のお皿をくっつけて、
脛骨【けいこつ」ってスネの骨の上んところにくっついてるんです。
こいつらが収縮すると
サッカーボールを蹴っ飛ばすように膝から下が伸びる。
ってことですね。

四頭筋ってことなんで、
もう1人長男みたいなのがいて、
大腿直筋【だいたいちょっきん】なんて1人だけ由来が違う偉そうな名前で、
実は名前だけじゃなく三兄弟より仕事も多い。
この長男も入れて
いよいよ大腿四頭筋。

長男だけは、
下前腸骨蕀【かぜんちょうこつきょく】ってところから始まってて
始まりが骨盤なんです。
なので、
この長男がグイって収縮すると
ボール蹴っ飛ばすように膝関節を伸ばす。
もやるんですけど
股関節を曲げる。
って動きもするってのが長男が長男である由縁。

ちょぅと四兄弟の紹介が長くなっちゃいましたけど、、

今日教わったのはジャンパー膝の治療法の一手。

先生の指示は、
この
長男を狙え。
ってことなんです。

狙えってのは鍼実技ですから、
長男に鍼を2本刺して、その2本に電極を繋いだら電気を流せ。
ってなんなら文字にするとスゲー野蛮なんですけど、
そのココロってのは、
緊張してる長男。
すなわち、使いすぎてパンパンなっちゃってる大腿直筋を
緩めてあげよう。
ってことなんです。

ジャンパー膝って痛いのは膝です。
膝小僧の周辺に痛みが出ます。
だけど、
その痛みを軽減する治療の一手は、
ちょっと短パンを捲り上げてもらっての
太ももの上の方のど真ん中。
そこに長男がドデン!といる。
ドデン!としてるけど、
本当は、
実は、
緊張してるから固くなってる。
だから、
四兄弟が一緒になって膝蓋腱となってるところに負担がかかってる。
引っ張っちゃっり、
押さえつけてたてりして、
グリグリしちゃう。

その負担を取り除こう。
ってんで、

長男の緊張を解す【ほぐす】

長男の緊張が緩んで柔らかくなれば、
おさえつけたり、
引っ張ったり、
グリグリしないよな。
そしたら、
痛みは取れる。

そんな魂胆の治療ってことです。

ワタシが生まれた家は
だいたい五頭筋
だったんですよね。
あ、
だいたいじゃないです。
事実として
はい、
5人兄弟です。

ワタシは四男。

長男
次男
三男
四男
五男

みんな様々に
離れてますけどね、
なんかでは繋がってんでしょうね。

なんて、
意味のわかんないことに想いをはせちゃぅたりしましたが、
痛みを取るには
痛みが出てる場所に繋がってるところの、
緊張を解す。

そんな改めての学びでした。


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