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日比野の妊娠#2_1%の命

避妊率98〜99%
そんななか生まれた命

はじめに

こんばんは
日比野です。

青天の霹靂だった
妊娠発覚。

本当に思い当たる節は
なかったのか。

唯一の思い当たる節

産婦人科へ
病気を疑い受診しに行った日比野。

妊娠9週という事実から
導き出される
だいたいの受精日。

いや、やってねー。

だいたい
その月は仕事が忙しかった。

コトをする気も起きないし
コトをする時間より睡眠だ。

まぁ一応
コトをしたことにはしたが、
その月に1回しかしてないぞ。

しかもコンドームはさせたし
避妊はできているはず。

強いて言えば
私はピル服用者ではないから
完璧な避妊とはいえないかもしれない。

え?それだけで?

タイミング法とか
排卵日とか
もっとデリケートで難しいものなのでは。

というか
生理痛もないし
心当たりもない人間は
ピルを簡単に買えなくなくないか?

コンドームにしても
爪とか表裏とか云々あるが
大丈夫だった…

強いて言えば
私が買い置きした1箱900円くらいのではなく
相手が買ってきた3箱900円くらいだったのが
原因か?

いやいや、
単価安いにしても
どちらとも99%って書いてあるしな…

てことは
1パーセントか。

後々知ったが、
精子にも滞在期間があって
コトをしたその日に受精ってことでも
ないみたいだ。

今回、関係あるかは分からないが。

妊娠した女性に対する周囲

大抵の場合
妊娠希望でなく妊娠した場合

「避妊してなかったんだろ」
と言われたり見られたりする。
マイナスの目で。

私の周囲に限るのか
男はなぜか
やったなって感じのプラスよりの目。

なんだこれ。

てか、
安定するまで産むまで
子供になれるかも
五体満足に産まれてくるかも
どうなるか分からないし
第一まだどうするかも決めてもないのに
周囲にいうかね。

これが腹にいるいないの差かね。
それとも思考回路の違いか?

女性の避妊のしづらさ

できるかぎりを
全てしたかと言われたら
ピルは服用していないし
子宮内避妊具はしていない。

コンドームは私自身が
絶対にストックがあるように購入していたし
コトの時は毎回着用させていた。

しかし
ピルにもお金はかかる。
身近に月経困難症で服用している方がいるが
風邪薬の比にならない。
3,000円/月くらいだったはず。
年間36,000円の出費だ。

(子どもを育てるよりは安いかもしれない。
いつまでかにもよるが。)

そんな薬を
妊娠したいと思うまで一生毎日
月経困難でもない女性が
普段から服用しているだろうか。

第一に
生理痛もなく不順でもなく
処方してもらえるのか。

子宮内避妊具も
副作用のリスクを背負ってまで
付けるだろうか。

私が
もしかしたら外の普通より
甘かったかもしれない。

一方で
「避妊してなかったんだろ」
とマイナスの目で見るは
どこまで完璧な避妊をしているのだろうか。

パイプでも縛っているのか?
それでも可能性はゼロではなかったはず。

不毛な議論だ。

1%の生命

1%か

排卵
タイミング
受精

これらのような他の確率も考えると
1%未満だよな

そんな過酷な中で生まれた命か。

終わらせられないな。

人生未熟者で
出来た人間でもない私が
そんな命の終わりを決定するなんて
していいのだろうか。

短い期間だったが
長く感じるほどに毎日毎日
同じことを何度もシミュレーションし
脳内で角度を変えながら考え
グルグル グルグルしていた。

イノチってなんだコドモってなんだ

「今じゃなくても」
「次、好きな時に作れば良いじゃない」

今の命はダメで
次の命はイイって何が違うのだろう。

好きな時に命って作れるのか。

命って選択できるものだっただろうか。

そんなに偉いのか。

「望まれた子と望まれてない子、
辛い思いをするのはその子だぞ。」
「祖父母に望まれてない子は、
 遊びに来れないんだぞ。」

一理あるけど、
決めたら私は望んだことになるのでは。

辛い思いをさせるかは
その子の育つ環境なのでは。

そんな祖父母なら
こちらから会いに行かないよ。

これは綺麗事かもしれない。

けれど
私にはどうしても
タイミングよくないから終わらせて
次はいい時期だから
産んで良しって理論が飲めなかった。

だいたい次っていつだ。
いいタイミングなんてあるのか。

次うまくいく保証はあるのか。

今の命を終わらせるなら
私は一生産まない。
産む資格がないとさえ思えた。
(これは個人的な脳内)

そして何より
低い確率でそれでもなお
今ここにいるのは
それだけで素晴らしいのに。
産まれたいだろうに。

そこからは意地だ。

毎日毎日、
突然のことで自分のココロもまだ不安定なのに
仕事終わりに譲らない話し合いだ。

本当に
私しか味方がいないのだ。

私のカラダが全てなんだ。

と思った。

p.s.
私の場合は、
反対されると知りつつも
今後を考えると1人の問題ではないので
一応 妊娠を報告しに行きました。

「話にならない、下せ」
「なぜ今なんだ」
「望まれていない子は幸せになれない」等

親に反対されていたということ
思った以上に心ない言葉を使う姿があり
このような思考になっております。

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