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心4: 頑張る前に自分を知ろう

本日は「努力する」前の段階の方向付けの重要性についてお話したいと思います。読者の中で「人生の中で一度も頑張ったことがない」人などいないのではないでしょうか。
スポーツ・その他部活・勉強・そしてアルバイト・仕事・育児など色々な困難を乗り越えてきた/きている最中だと思います。
私から少し厳しい質問をさせてください。その「努力」は報われていますか?報われていると感じていらっしゃる方は成功体験を積み上げている方です。今の方向性の延長上に自分の思い描く成功が見えてくると思います。

他方、報われていないと思う方。それはなぜなのでしょうか?ご自分の努力不足だとご自分を責めている方がいらっしゃるようでしたら、一歩引いて努力の方向性の正しさや適性について考えるタイミングかもしれません。適性がないと努力が実らず辛いですし、そもそも現代社会では仕事が細分化しており不得意な業務を得意にするよりも、適性がある仕事にだけ時間と労力を注ぎ込んだ方が結果が出やすいです。

とは言っても、自分の適性などどのようにして図るのでしょうか?
親・教師・友人・上司などのアドバイスなのでしょうか?
それとも、自分の本能に従うのでしょうか?
私は高校生の時、人から意見を聞けば聞くほど、自分の方向性について混乱しました。そもそも世の中にどのような職業があるのかもよく分かっておらず、「サラリーマン」という、毎日スーツを着て会社に行くという選択肢しか知らず具体的な業界・職務の違いについては理解していませんでした。そして、「サラリーマンには勤務する会社のランクによって大体の生涯賃金が決定され、会社のランクと出身大学のランクはほぼ一致すること」ぐらいの漠然とした認識しかありませんでした。真剣に業界・職務について調べ自分の適性を知ろうと焦り始めたのは、受験に失敗して三流大学に入学してからでした。

今回は推薦図書を通じて、効率的に自分の強みを知る方法をお伝えします。ある程度答えが短期間で導き出せるため、一人で悶々とした気持ちを味わう時間も削減できますし、何より将来に希望が持てます。

【推薦図書】
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0


⇒自分の適性を調べるためにWeb上でテストを受ける必要があるのですが、そのためには未使用のコードがついている新冊で購入する必要があります。テストを受けることで自分の長所が分かります。


②新装版 あなたの天職がわかる16の性格

⇒上のストレングス・ファインダーを読んでからこの本を読むことを推奨します。なぜかというと、具体的なおすすめの職種について言及しているため、この本だけ読んでしまうと、逆に人生の可能性を制限してしまうのではないかと思うからです。
おすすめの職種・職業にはいきなり飛ばずに「そうそう、自分はこういうときに嬉しいんだよな」とか「この本が書かれた年代に、自分の適性を当てはめるとこの職業が合っていたんだな、参考程度にしておこう」「ストレングス・ファインダーで判明した自分の強みのTop5と大体近しい結果が出たな。客観的に見て自分の進むべき方向性が分かった」といった風に確認しながら読むのがよいと思います。(ちなみに私の適職は行政官と出ましたが、違和感があります)


科学的な適職


⇒(上のYoutube動画を先に見てから本書を購読しました。動画はよくまとまっていると思います)
従来の個人の主観(バイアス)ではなく、豊富な統計データに基づき「労働の幸福」について科学的に研究しています。職業選びが失敗するケースについて共感できました。上記2冊を読み作業をした上で本書を読んでからワークシートを実践することで、具体的な職業を頭にイメージしながら、さらに選択肢を絞ることができると思います。特に学生の方は上記3冊を順番通りに実践することで、社会人としての成功の確率を上げることができると思います。

一方、本書の幸福度である基準を全て満たす職場は日本に少ないのではないかというのが個人的感覚です。現代の日本人の労働意欲が非常に低いのは、本書の幸福基準を満たす職場が少ないことが原因ではないかと思い当たりました。記載された幸福基準を満たす職場づくりを目指す努力も重要だと思います。(そしてそれはコストをかけずに達成可能です)その意味では、求職者だけではなく管理者・人事も読むべき本であると推薦します。



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