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親との接触が少ない事は子どものリスクになる

子どもと同居している親も、離れて暮らしている親も“子どもを愛している、大切に思っている、健やかに成長して欲しい”と言う思いは一緒ですよね。

以前「9都市7000人のCCS調査による親子関係の重要性」と言う資料をいただきました。

この資料には以下の内容が記載されています

・幼少期に“親との接触が少なかった”と感じている子どもは、“親との接触が普通”と感じている子どもと比べると3.5倍引きこもりがちになる
・子どもの頃に“父親との会話や遊びが少なかった”と回答した若者世代は25 %いる
・“父親との接触少”がもたらす学齢期の主なリスクに授業理解困難1.93倍、不登校1.58倍があげられる
・“父親との接触少”がもたらす就労期の主なリスクに若者無業者(定職を持っていない)4.22倍があげられる
・“父親との接触少”がもたらす健康リスクは主に居場所なしが1.4倍、引きこもりがちが1.38倍
・“父親との接触少”がもたらす次世代へのリスクは主に子どもの雇用不安定が1.59倍、子どもの不登校が1.52倍(非常に長く次世代に渡って影響がでる)
・“父親との接触少”“母親との接触少”は、ほぼ同じリスク拡大効果を与える

上記の結果を見ると片親に会えなくなると言う事が子どものリスクになると言う事がわかります。この結果を考慮した上で離婚や別居をした親子の交流は以下のように考えるべきですよね

・子どもが“父親、母親との会話や遊びが満足出来る”と感じる事が出来るレベルが望ましい
・子どもが「自分の事を理解してくれている」と感じる事が出来る交流の仕方が重要
・父親、母親どちらかが子どもに必要と言う事ではなく、両方が子どもに関わる事が重要

こういったデータやアンケートがあらゆる角度でとられて周知されていくと、政治や世論の変化を加速していけるのかもしれませんね。

親としては子どもに余計なリスクを負わせたくはないです。子どもの未来と心を守るために親として何が出来るのか、考えて行動していきたいと思います。




サポートは別居や離婚を経験した子どもの支援に活用させていただきます。宜しくお願い致します。