監督交代中心にみたレイソルの興亡史

この記事は加藤望が指揮を執っていたタイミングでフェイスブックに書いたモノを加筆したものでございます。これはネルシーニョを代えろというアピールではなくレイソルの指揮官交代がいかに下手くそだったかを思い出すために書きました。ほぼ箇条書きなので、思い出したら加筆します。

1993年
山口芳忠(1968年メキシコ五輪銅メダリスト。長らく日本代表ではDFの中心として活躍し、中央大~日立で活躍。日本代表の育成年代で指導者として積み上げ古巣の日立に復帰するもJFLではフジタ(湘南ベルマーレ)ヤマハ(ジュビロ磐田)の後塵を拝す)
芳しくなくドイツ人コーチと双頭体制に

ゼ・セルジオ代行指揮(こと、ジョゼ・セルジオ・プレスティ。1978年アルゼンチンW杯でジーコ、セレーゾらを要するブラジル代表で左ウイングとして名を連ねたがケガで本大会出場を逃す。その後日立に入団、引退後もコーチとして残る。カレッカを勧誘した功績は大)
JFL5位でJ昇格逃す
特例でナビスコ杯の成績如何で
J昇格の可能性もあったが敗退。

1994年  ゼ・セルジオ体制でJFL2位で昇格

川越のNTT関東戦で昇格を決め、サポーターがピッチに乱入、夜、柏駅前東口でカレッカの雄叫び「Jリーグ!!」

その半月後、天皇杯関東地区代表決定戦で国士舘大学にPK戦の末敗れ、シーズン終了

1995年 ゼ・セルジオ体制で臨むもファーストステージ最下位で解任↓
GKコーチのアントニーニョが監督に(野太い声が印象的。数年後にエスパルス監督になるとは思わなかったw)

1996年ベルマーレ平塚ヘッドコーチのニカノール招聘。(ライバルのベルマーレのヘッドとして古前田充監督のサポートというより直接指揮していたと思われる。攻撃的なサッカーで魅了した)
1997年アトランタ五輪でマイアミの奇跡をやり遂げた西野朗が協会から戻りヘッドコーチ

1998年西野朗監督に(第一次黄金期の始まりだが、同時にサポーターとの軋轢も始まった気がする)
1999年 鹿島破りナビスコ杯制覇

2000年 最多勝ち点獲得もセカンドステージで鹿島に敗れて年間3位扱い 

終了間際にコーナーに追い込んで時間稼ぎをする「鹿島る」 という言葉が生まれたような気がする。


2001年 ファーストステージ途中で「チームに刺激を与える」という名目で清水で優勝経験あるペリマンをヘッドに招聘。西野は2001年ファーストステージ不振で解任。ペリマンが昇格

2002年ペリマン体制もあっけなく瓦解し、ブラジル人のアウレリオ監督が就任。

2004年 代行などで指揮した経験があるスクールマスターの池谷友良監督就任。連勝スタートもワンパターン采配で勝てなくなりシーズン途中で解任。

真柏Joker、早野降臨。年間最下位で入れ替え戦に回るも残留。
Joke Joke 柏Joke

安定の早野乙
セカンドステージより
ラモス瑠偉ヘッドコーチがいた⬅

バレー
バレー
バレー
バレー
バレー
バレー

果てに

早野逃亡。
竹本ヘッドコーチが監督で天皇杯を指揮

ラモス瑠偉は「葉緑素の血が流れてる‼‼」と告白。大野敏隆を拐かして連行

2006年 ヴェルディのスタッフだった石崎のぶりんをサルベージし監督に。

2位でJ1昇格

2009年のぶりん解任、後任探しに難航。スタッフ入りしていた小見さんが「やらせてみるか」とヘッドコーチだった高橋晋一郎に託すが4トップが機能せず解任。

小見さんが責任を感じたのか8月にネルシーニョ招聘。J2降格も1年で立て直し2010年にJ1昇格。

2011年 昇格即J1優勝

小見さんは2012年10月をもって退団。ユースのスクールマスターだった吉田達磨がダイレクターに。
2013年はシーズン中の退任騒動も。
2014年、ネルシーニョ勇退。

2015年 吉田達磨強化ダイレクターが監督に就任するも、勝ちきれず一年で退団。

うしろでボールがぐーるぐる♪

2016年 ミルトン・メンデス監督就任。エドワルドを追い出して自分の息のかかった選手を獲得するも本人はとっとと退団。下平隆宏ヘッドが昇格

2018年 下平監督不振で途中交代、加藤望ヘッドが昇格。

~~~絶望期~~~

残り3試合というタイミングで岩瀬健監督。セレッソに快勝も降格。続いてホーム最終戦のガンバも撃破し、希望を見出したが

ネルシーニョ降臨

2010年同様、1年でJ1に返り咲く。2010年は勝ち癖をつけるために勝ちにこだわっていたが、2019年はチーム転換期と重なったためか途中、3バック併用などを試すなど勝てない時期もあった。アウエー福岡戦でドロー後にチームも上昇を描き町田でJ1昇格を決める。

そして

2019年J2ホーム最終戦 柏レイソル対京都サンガ

オルンガ  
オルンガ   
瀬川 祐輔    
オルンガ    
オルンガ    
クリスティアーノ    
オルンガ    
オルンガ    
クリスティアーノ    
オルンガ    
マテウス サヴィオ    
クリスティアーノ    
オルンガ  


13-1の世界的な一三スコアでJ2抜けしたのである。

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