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生きる#7 一ヶ月半に渡る最強のアナグマとの闘い〜後編〜

最強のアナグマとの知恵&力くらべ!
ぜひ前編からお読みください。

※後半、一部センシティブな内容になるかもしれず、初めて有料機能を使いました。ご興味ある方のみご覧下さい。

4代目(自作補強)設置

すんなり捕獲できるはずが、立て続けに負けっぱなし。
ならば!と、相方(髭)がホームセンターでパーツを購入し、ストッパーが折れ曲がらないように補強してくれました。

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しかし、この部分は曲がらずとも他の部分に過剰な力が加わったためか、これでも中のリンゴだけ取られ、もぬけの殻に…
(肝心な脱出の瞬間がカメラに収まってなかった)

5代目(野犬用?大型檻)設置

この時既に1ヶ月が経過し、困り果てた我々は役所に相談。
そのとき職員さんから
「これにせん?」
と差し出されたのがこちら。

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正直、初めて見た時は面食らう大きさと物々しさでした。
このくらい頑丈ならもう無敵だ!
…の一方で、もう何年も使われて無かったであろうこの檻はきちんと作動するのか?
錆びていろんなところがギシギシ言っていました。
のちに、ここでわたしが念入りに使ったこちらがアダとなる。


結果、センサーカメラ衝撃的な瞬間が映っていました。

扉がきちんと降りるように滑りを良くしようと、クレ556を使いまくった結果、スルリと簡単に押し上げられてしまいました。涙
(ストッパーが付いてませんでした)

すっかり意気消沈のわたし。
しかし、すぐに次の打開策を講じなければ、住民の方は夜も安心して眠れない!
(床下侵入はずっと続いていました)

6代目(大先輩のオリジナル檻)設置

お世話になっている猟師の大先輩に、これまでの流れを一通り説明し、相談しました。
すると、
「貸しちゃるで」
と言っていただき、お借りしたのがこちら。

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檻の扉に重石をくくり付けてくださいました
超アナログだけど、思い付かんかった!
扉も程よく錆び付いてて、簡単に下からは開けられない。
心配になるくらい年季が入ってたけど、先輩の経験年数や実績と、充分過ぎるサポートで、今度こそ捕れる気がしました。

結果、、

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無事、捕獲成功!!

(開かないように住民の方が上からブロックで押さえてくれている)
被害相談を受けてから1ヶ月半を経過。

あともう少し!…というところからこんなに手こずったのは初めてでした。

今回学んだこと

まさに、動物相手に完全なマニュアルはありません。
既製品に頼りすぎてもダメ。
無いなら作る。
先輩猟師もこういう失敗を繰り返していく中で敗因を分析し、いろいろなパターンを試してこられたのでしょう。
まさに経験に勝るものはない。
今回の一連のアナグマ騒動でとても大切なことを学びました。

捕獲後のことについて

(ご興味がある方のみ読み進めてください)

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