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【草花】ハナスゲ[生薬名:知母(チモ)]

Wikipedia> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハナスゲ


  ハナスゲ(学名:Anemarrhena asphodeloides)はリュウゼツラン亜科ハナスゲ属に属する植物の1種。中国東北部・河北などに自生する多年生草本で、5-6月頃に白黄色から淡青紫色の花を咲かせる。
[生薬]
  根茎は知母(チモ)という生薬で日本薬局方に収録されている。消炎・解熱作用、鎮静作用、利尿作用などがある。消風散、桂芍知母湯、酸棗仁湯などの漢方方剤に配合される。
〜[上記wikipediaより抜粋]


 
【熊本大学薬学部・薬草園】【植物データベース】
キジカクシ科
Asparagaceae
ハナスゲ
Anemarrhena asphodeloides Bunge
URL> https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003417.php


【薬効と用途】
  清熱,消炎,鎮痛などの作用があり,高熱,口渇,発熱性の感染症,気管支炎,肺炎などに用いる.滋潤(乾いた体を潤すこと)作用があり,老人性の皮膚搔痒症,神経が高ぶり煩躁して眠れないときなどに用いる.漢方処方では,桂枝芍薬知母湯,酸棗仁湯,白虎湯などに配合される.
〜[上記「植物データベース」より抜粋]


 
【東京生薬協会】【新常用和漢薬集】
チモ (知母)
[基原]ハナスゲAnemarrhena asphodeloides Bunge (Liliaceae ユリ科)の根茎
URL> https://www.tokyo-shoyaku.com/wakan.php?id=159


【適応】
解熱・滋潤・止渇・血糖降下作用があり,発熱による下痢,便秘,脱水,排尿障害を治す薬方に配合される.
〜[上記「新常用和漢薬集」より抜粋]



   
【事例】
【チモ (知母)を含む漢方薬】
【知柏地黄丸】【講師:幸井 俊高】
URL> https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/di/digital/201611/548907.html


 知柏地黄丸は、六味地黄丸に知母(ちも)と黄柏(おうばく)を加えた処方であることから、その名がある。六味地黄丸の構成成分で腎陰を補い、知母と黄柏で虚火を冷ますことにより、熱証を伴う慢性疾患を治療する名方である。
〜[上記「知柏地黄丸」より抜粋]

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