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「定年女子」のそれから⑤

2015年夏からのアルバイトについては④で話した。今回は、2015年末から2016年4月までちょっとだけ業務委託で働いた話。正社員生活から無職になり、派遣会社に登録行脚していた頃、前職で付き合いのあった人材紹介会社さんにご挨拶も含めてお話しをしていた。その内容は、プロジェクトベースでの仕事があったら紹介してほしい、ということ。私が長く関わってきた仕事は販売促進そして総務人事…外国企業が日本に進出してくる時のお手伝いならちょっとはお役に立てるのでは?と思っていたからだ。なんてことは、そう簡単にある訳ではなく、そこの社長も多分右から左で聞き流していたことだろう、と今なら分かる。が、当時は結構そういうこともあるんじゃないかな…なんてちょっと思っていたのだ。

そして、前回書いた通り、突然のようにスタートしたアルバイト(派遣社員生活)も慣れてきた晩秋、以前長く働いていた企業の同輩からの連絡、会社を辞め取引先と契約し日本法人を設立することになったと。動き出しは数名でスタートする予定なので諸々お願いしたいことがある、との話。結果として足掛け4か月ほど、週に一度オフィスに出向き、打ち合わせをし、それ以外は自宅で対応をし働いた。この数ヶ月実はダブルワークとなったのだ。思いの外忙しい日々を送ったのだけど、この仕事があったから、アルバイトの仕事も何とか続けられたのかもしれないと今思う。やりがいは断然あったし、リアルに成果物を提出する業務だったから楽しさもあった。同時に、現場感覚がなければ対応することは難しいのだろうということも実感した。退職後一年足らずだったからこその話だし、それによって対応できたのは間違いない。そしてこの委託業務が4月末で終了したことで、本当の意味での定年後?!の生活が始まることになった。

次回はで今なにしてるの?に繋がる話を幾つかする予定だ。

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