兵庫・岡本で梅見をした話
梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波
なんて言葉があるほど、梅の名所だった兵庫・岡本。
3月。お仕事の〆切と確定申告をやっつけ、さらに別の〆切との隙間にちょっとだけ梅見をしました。
相変わらず写真は下手なので自分用備忘録。
↑こちらで梅の開花状況と、「摂津岡本梅まつり」の情報が随時更新されています。
3月15日時点で開花41種-190本・開花率97%だったそうで。
2022年は例年より花の見頃が長かったみたい?
平時なら2月末ごろ、
甘酒が無料でふるまわれたり、梅あんぱんなど梅にまつわる屋台が出るそうです。2021〜2022年は中止されましたが…
私はまだ「屋台がたくさん並ぶ梅まつり」を体験したことはありません。早く再開できるといいですね。
公園に入ってほど近いあたりは白梅が綺麗に咲いているのが印象的でした。
品種は「思いのまま」「月宮殿」「小梅」など。
特に「思いのまま」は見頃で、背が低いながらも並木になっているので見応えがありました。
「月宮殿」は背が高く花びらも多くて立派、「小梅」は名前通り小ぶりの花でとても愛らしかったです。
紅梅は
「紅千鳥(べにちどり)」「道知辺(みちしるべ)」「楊貴妃」など。
紅梅は白梅より開花時期が早いらしい?半分くらい散ってるのが多くていい写真はあまり撮れませんでした。同じ品種でも日当たりによって全然咲き方が違うのもおもしろい。
紅梅を見たいなら2月ごろからちょくちょく覗くくらいがいいのかな。
「呉服枝垂れ(くれはしだれ)」「白滝枝垂れ」など枝垂れ梅も。
写真を見た家人が「桜だ桜だ」と繰り返すので、ついでに桜・梅・桃の見分け方のページも貼っておきます↓
品種によってもかなり差があるんですけどね。
実は今回の本命は「虎の尾」という品種だったんですが(寅年なので)
見事に何も咲いてませんでした。木肌がごつごつしてていかついなぁというのがわかったくらい。
あと「通い小町」とかも風情のある名前で気になるけど咲いてなかった。
「緑萼」も枝ぶりがおもしろく、名前の通り黄緑がかった花が渋かった…けどいい写真は撮れなかったな。日当たりの問題もありますが、住宅街なのでどうしてもいろいろ映り込んじゃったりして「映える」写真は難しいんですね。接写がうまくできればなぁ…
ベンチや屋根付きの休憩所はあるのでお弁当を食べることはできますが、昼過ぎには平日でもけっこう人が集まるので避けた方がいいかも。
(梅まつりが開催されている時はお弁当不可だそう)
岡本駅周辺はいいかんじのカフェが多いので、坂を降りてそっちで食べるのがよさそう。
個人的なおすすめは「日本茶カフェ一日(ひとひ)」さん。
ここのお茶漬けとだし巻き卵が大好き。
1年中かき氷を出していて、こないだの国際女性デーにはミモザに見立てたレモンクリームとカステラをトッピングしたもの(氷の中にはフルーツが埋まってる)を出していたとか。食べたかった…
あとこのあたりは庭木が立派なお宅が多くて、駅から公園までの道のりでもいろんな花を楽しめました。
個人宅なので撮影はしなかったけど、塀の向こうから鮮やかな紅梅とミモザが枝垂れ、白木蓮(コブシ?)の花の蜜を小鳥が吸っているという夢みたいな光景に出くわししばし見入ってしまったり。
最近は近所の白木蓮スポットをゆるゆる巡ったりしています。
去年は忙しくて見逃してしまったので、散歩がてらしばらく通うつもり。
しんどいニュースばかりで参りそうになりますが、季節がめぐればいつも通り花は咲くわけで。
負けぬぞ。
偕楽園の梅もいつか見に行く
サポートしていただいた売り上げはイラストレーターとしての活動資金や、ちょっとおいしいごはんを食べたり映画を見たり、何かしら創作活動の糧とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!!