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平成最後の夏にバンジージャンプをした話

「平成最後の夏」
このワードはnoteのお題企画にもなりましたね。
もう10月になってしまいましたが私もこの夏にちょっとした思い出を作ったのですよ。

私の誕生日は1988年10月15日。
私達の世代は昭和63年、昭和64年、平成元年生まれが混在する珍しい学年です。

昭和64年とは、1989年1月7日に昭和天皇が崩御され、「昭和」という元号の最後の期間となった1989年頭の7日間を指します。
「小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。」と規定されているので
1988年4月2日〜12月31日生まれ → 昭和63年生まれ
1989年1月1日〜1月7日生まれ → 昭和64年生まれ
1989年1月8日〜4月1日(いわゆる「早生まれ」)→ 平成元年生まれ
が同学年となりました。
うん、ややこしい!

平成最後の夏は平成30年。
つまりこの世代には、平成最後の夏=20代最後の夏である人も多いのです。
なので、同い年の友人と集まると、自然に
「この二重の意味で最後の夏、何をする?」という話題になりました。

さて、何をしよう?と思索し、一番に思いついたのがこちら。

「そうだ、バンジージャンプしよう」


ぐぐってみたらありました、
京王線 新宿駅から約25分の よみうりランド に!

高さ22メートル、ビル7階相当の高さからゴム製のコードを付けて飛び降ります。地上から見るとあまり高くは見えませんが、いざジャンプ台に立って真下を見てしまうと足がすくむ高さ!
都内では唯一の常設バンジージャンプ
勇気を出してチャレンジしてください。

ちょうどこの夏、東京へ営業に出かける機会がありました。

おっ…?行けんじゃね??跳べんじゃね???

ということで跳んじゃうことに決めました。
まぁ夏といっても9月の頭なんですがこれくらいは誤差ですよね。

関西の友人は誰もノッてきてくれなかったので
東京の友人達に声をかけたところ、快くOKをいただきました!
ありがたい!ちなみにOKくれたのはみんなネットで知り合った方々です。
かれこれ10年くらいのお付き合いなのですが、ランチすらご一緒したことがありません。それがいきなりバンジー。何段飛ばしだよっていうね。誘った方が言うなって話ですが。

さて当日

京王よみうりランド駅

ここからは友人の身バレ防止のためオリキャラを代理にレポートします。
ノッてきてくださった方は3人いらしたのですが、急なお声がけだったもので日程が合わず…当日は私とUNOさん(仮名)の2名で決行。

片道300円、往復500円の直通スカイシャトル。
よみうりランドのキャッチコピーのひとつが「空から行けちゃう遊園地」だそうで、せっかくだからと乗ったのですがこれがとんだトラップでした…

あの公式サイト見てあんなすごい高さだと思わないじゃないですか?

入園すらしてないのにこんな絶叫するなんて思わないじゃないですか…!

びびりすぎてろくろく写真もとれませんでしたがこんなかんじ。

いい眺めですね〜でもこれまだ乗車口付近の比較的低いエリアなんですよ。ピーク時はこんなもんじゃなかった。

↑隣を走るジェットコースターは、
 かなり古い個人ページですがこんなかんじ…
高低差78mですってよ。これつくったひとあたまおかしい。
ほんとあの公式サイト見てこんなすごい高さだと思わないじゃないですか?

(※ふだん絶叫マシンなんて乗らないインドア人の感想です)
(※絶叫マシン好きにはむしろちょっと物足りないらしい。意味がわからん)

そんなこんなでランド到着。入園前からグロッキーなインドアふたり。
なんかもうすでにおなかいっぱい。わりとガチで帰りたい。
道連れがいなかったらまじで挫折していたと思う。
しかしさすがに入園すらせずUターンは哀しすぎるのでがんばりました。

入園料は1,800円(15時からは600円)
ワンデーパスなどを買ったらもっとお高いですがバンジー跳んだらとっとと帰る予定だったのでこれだけです。
プール目当てっぽいご家族連れでいっぱいでした。

クレージーヒュー・ストン
風を切って4Gの重力で打ち上がるクレージーヒューと日本初マイナス2Gの重力で一気に落下するクレージーストン。高さ60mのスリルとともに爽快感と浮遊感を体験してください。

いやまじでクレージーだな。と震えつつ
ジェットコースターの78m、これの60mを目の当たりにした後なら
バンジーの22mなんてチョロいのでは?イケるのでは?
と思えます。いや思えませんが精一杯自分をだましつつ
ようやくバンジージャンプコーナーへ!

いや〜…自分から跳びにきといてアレですがほんと、
なんでこんなもん作っちゃったんですかね〜…?
どうしてそこから跳ぼうと思っちゃったんですかね〜…
これ今日私が一番乗りなのかな〜誰か先に跳ばないかな〜誰かが跳ぶの見て安全だってこと確認したいな〜スタッフはお手本見せてくれないのかな〜…
(※お手本は見せてくれません)

1:チケットを買う

入園料とは別に900円かかります。
それに2000円プラスで飛ぶ瞬間の表情が撮れるサービスもありますが今回は地上のUNOさんにスマホで撮ってもらいました。

2:確認書にサイン

妊娠していないか〜とか、心臓が悪くないか〜とかそういうチェックシートがあります。あと18歳未満は保護者の同意・同伴が必要だったり。

3:体重測定

体重制限38kg以上です。
私は東京に発つ日の昼時点で37kg代だったのでヒヤヒヤしました。
これだから低身長は。

4:ハーネスをつける

進撃の巨人のアレみたいだなって思いました。
進撃の巨人ちゃんと見たことも読んだこともないけど。

5:階段を上る

誰もがここで抱くであろう疑問を先回りして潰しにかかる。
あーあーならしょうがねーな!!!

あとで動画を確認したら頂上にたどり着くだけで3分近くかかってました

6:ゴム製のコードを付ける

7:跳び方のレクチャーを受ける

(※漫画でははしょってますが、実際は全体の流れをきちんと教わります)

8:心の準備をする

あとで動画を確認したら跳び下りるまでにさらに3分かかってました

えっ…?

えぇ…???

あれ?この人私に死ねって言ってる??

これは死ぬのでは?まじで死ぬのでは?
まさに今この手すりを掴む手を放したら風で飛ばされそうなのに?
え?ほんとに大丈夫なの?ほんとに大丈夫なの?
でも「危険だから跳ばないでください」とは言ってくれない…
スタッフからNOが出れば跳ばずに済む大義名分が手に入るのに…
跳べないのは残念だけど「ここまで来たのに強風で跳べませんでした」なんて残念なオチもそれはそれでおもしろいかもしれない…
けどここで跳ばなきゃたぶん一生ひきずるな…?
さすがにもう一度この高さまで登る勇気は出ない気がする…
ていうかこの風の中であの階段を命綱なしで降りるほうが怖くない?
そしてここでウダウダしててこの風がやむことなんて本当にあるのか?
むしろこれからどんどん強くなるのでは?
もう今すぐ飛び降りるのが一番安全なのでは?

一応フォローしておくと
「強風で休止になるボーダーライン」は本当に危険なところより手前に設定してあるのだとは思います。詳しく訊いたわけではないので実際のところはわかりませんが…

9:跳ぶ

※この瞬間のことはまじで一切記憶がない



バンジージャンプのコードはゴム製なので、
当然ながら1度跳んで終わりではありません。
2度3度、繰り返し上空へ跳ね上がり落下を繰り返します。
個人的には落ちるときより上がるときのほうが怖かった。
エレベーターで胃の腑がヒュッと持ち上がるような感覚を強めたアレ。
重力に従って落ちるときはむしろ「おかえり内臓!」という安心感。
跳ぶ(スタッフさんに背中を押して落としてもらったので結局自力では跳んでいないんですが)までがめちゃめちゃ怖かったけど、ビヨンビヨンしてるときは怖いながらもめっちゃ楽しかったです。
あと快晴だったので真っ青な空がすごく綺麗でした。
そもそもランドが山の上にあり、ジャンプ台に立って左側がゴルフ場のように開けた地形なので、本当に空を飛んでいるような心地です。
バトル漫画の主人公たちはいつもこんな世界で生きているのかなんて思ったり。

10:エアマットに着地

ビヨンビヨンする位置は地面よりだいぶ上の方で、ゴムの反動がおさまったらゆーっくりエアマットへ降ろしてくれます。
マットの上へ降りてもすぐには動揺で動けませんでした。
「足を下の方にして地面へ滑り降りてくださーい」
「…はー………えっ?あ、はい??」
「降りてください。」
「あっ、ハイ」
スタッフさんの対応は無駄なくドライ。

11:記念撮影

そして流れるように退場。

人が落ちるのを見るためだけに1,800円払ってくれる友人すごい。

スタッフさんもまさか開場から3時間そこそこで出て行くとは思わなかったようで、出がけに再入場チケットをもらってしまいました。
すまんな…まじでもう帰るのよ…

さてここまでは未知の恐怖体験でしたが、
ここから既知の恐怖が待っています。

ゴンドラふたたび。

2回目もやっぱり絶叫しました。

あなどれぬ既知の恐怖…
今回いろいろと動揺しすぎて(あと風が強すぎて)あんまり写真が撮れてなかったのは残念だったな〜

新宿〜京王よみうりランド駅までの交通費 278円
ゴンドラ往復券 500円
入園料 1,800円
バンジージャンプ 900円

合計 3,478円 くらいで楽しめました。

そして護国寺まで足を伸ばし、初めてのランチ。

まったりおしゃべりして、このあとふつうに営業に行きました。
ちなみに今回の東京遠征のメインイベントは

2018年度「鈴木成一装丁イラストレーション塾」

よくよく高いところに縁のある1日でした。
この景色が見れただけでもけっこうな感動。

「鈴木成一装丁イラストレーション塾」とは
発売前の本の原稿を拝読し、その装画を想定したイラストを制作して、プロの装丁家・鈴木成一さんに講評していただき、出来が良ければ実際にブックカバーイラストとして使っていただける(もちろん報酬もいただける)という講座です。
今回の「装丁イラスト甲⼦園」は、
講座の受講でなく作品の提出のみ=コンペのみ参加でもOKという形式。
私は公募期間中に仕事が立て込んでおり応募できなかったのですが、
作品選考会だけ参加させていただきました。
地方在住だと挨拶回りもなかなかできないので、貴重な機会です。

私は2014年度・東京での受講生です。
約1ヶ月、毎週東京に通って制作・プレゼン・講評をしていただきました。
毎年コンペなどが開催されているので、受講後もいろいろとお世話になっております。
この塾がきっかけでご依頼いただけた作品↓

今回は残念ながら営業らしい営業はできませんでした。
(なにせ参加人数も多いので)
しかしやはり直接お話できたこと、
ほんの少しの時間でも「最近こんな装画を手がけました」と本を差し出して「うまくなったじゃないか!」と見ていただけたことが嬉しかったです。
また、同じく装丁イラストをがんばっている方々の作品が拝見でき、いろんな方とお話できるのはいい刺激になります。
インターネットが発達して地球の裏側とだって繋がれる時代ですが、なんだかんだ言って「直接会う」てすごく意味のあることだと思います。
世界の解像度が違う。

もしここを読んでくださっている方々の中に
「装丁イラストに興味ある…持ち込みとかしてみたい…でも勇気が出ない」
という方がいるなら、思い切ってチャレンジしてみたらいいんじゃないかなと思います。
鈴木さんの装丁塾でもいいし、別のイベントでも、出版社やデザイナーさんへの持ち込みでもいいです。
それなりにお金はかかるけど、ちょっとがんばれば出せるかな〜という金額のものならチャンレンジしてみるべき、と個人的には思います。
特にこういうコンペだと「採用されて賞金と実績がもらえるかも!」てとこに目が行きがちだと思うんですが、実際は

・自分のイラストを現役プロにダメ出ししてもらえる
・同じ課題図書をどう描くか、いろんな人のアイディアを見れる
・他人のイラストがどのように評価されるかも見れる
・自分の好みでないタイプのイラストの魅力を知るきっかけももらえる
・実際に発売された本を見ると「これが正解」だと強く実感できる

というのがすごく勉強になります。
「もうちょっと上手くなってから…」て思ってる人ほどこういうのに行ったほうがいいです。むしろ下手なのはのびしろがあるってことなので、何回も通ってるうちに「こいつがんばってるな、うまくなったな」て覚えてもらえたりもします。しました。
もし実際やってみて「自分は商業イラスト向きじゃないな」て感じたなら、それもそれでいいと思います。そこから仕事とはまた別の楽しみ方が見えてきたりするので。

たぶんね、強風の中でビル7階相当の高さから跳び下りるよりは怖くないと思うんですよ。
むしろバンジーやった直後なら話のネタには困らないし高確率で覚えてもらえるので、
いっそ両方チャレンジしてみたらいいんじゃないですか!知らんけど。



ちなみにあとで知ったのですが、
よみうりランドには温浴施設まであるようです。

あの日はそんな時間なかったけど、バンジーで叫んだ後はまったり露天風呂ってのもなかなかクレイジーで素敵ですね。
今回いっしょに行けなかった友人たちにはぜひバンジー&露天風呂ツアーにチャレンジしてみてほしい。レポートお待ちしております。

ただしぜったいに風のない日を選んでくださいね!


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フリーランスのイラストレーター http://1zeroberry.tumblr.com/ ・ 書籍装画→ https://booklog.jp/users/1zeroberry ・ 得意ジャンル→メルヘン、ミステリー、ファンタジー、ホラーなど ・ イラストレーターズ通信会員
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