AIが進む現代社会で、私たちができること

1、AIとは
2、人工知能に対する意識
3、私たちにしかできないこと

1、AIとは

 最近よく聞く、“AI”という言葉。よく聞く割には詳しいことはわからないという方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
私も詳しいことは全く分からなかったので、少しだけ調べてみました。


〇AI
 人工知能のこと。人のような知的な情報処理を実現するソフトウェアである。
 

 AIとよく似ているのがロボットです。ロボットは、あらかじめプログラムされたものをその通りに動きを処理していき、外部から命令されなければ動くことはできません。しかし、AIは多大な量のデータを処理したり、分析したりすることを得意とし、様々な作業を行うことができます。ロボットとの大きな違いは、自分で学習し、アップデートしていくことができるという点なのではないかと思います。

 現代では、AIは様々な場面で活躍しているようです。
 例えば、囲碁コンピュータープログラムのアルファ碁が囲碁におけるトップ棋士の一人である李九段(韓国)との5勝負に4勝1敗で勝利したことは、世界に大きな衝撃を与えました。

 そして、お掃除ロボットの“ルンバ”は家庭における普及率が高いと思われます。内蔵されたセンサーによって障害物を避けながら掃除をすることができ、掃除が終わったらルンバ自身で充電器の位置まで戻ることができる優れものです。
 
 また、近年では自動車の自動運転にも人工知能が使われています。車線からずれてしまったときに自動で戻してくれたり、(もしくは教えてくれたり)、通行人や対向車を認知して危険を教えてくれたりします。これらは事故率の減少にもつながることが期待されます。

 あたりを見渡すと、世の中は人工知能であふれています。人工知能の発展は、もはや人類の生活に欠かせないものであると考えられるでしょう。

2、人工知能に対する意識

 人工知能の活用が進むことについての是非を、我が国の課題解決による人工知能の寄与の観点からみてみると、「役に立つと思う」と考える人が多数であった。

 現代の日本では、AIに対して肯定的なものであると考えられます。



3、私たちにしかできないこと

 AIの技術がいくら発展しても、私たちにしかできないことはたくさんあります。

 例えば、お笑い芸人のオードリー若林さんは、AIでお笑いをつくっている技術者との対談で次のように話していました。(オールナイトニッポン2018.4.18日放送)

 お笑いで大切なことは、間の取り方や空気感を読み取ることだけではなく、何をしてきた人が、過去にどんなことを思った人が、未来にどんな可能性のある人が、いずれいなくなることが確定している人にしか感じられない ものがある。

 この若林さんのお話から、

 いずれ生命がたたれることが決まっているものにしか伝えることのできない刹那はAIという作り物の世界では少し難しいことかもしれないと考えました。


 私たちにはバックボーンがあります。

 今まで出会ってきた人、経験してきたこと、得たもの失ったもの、自分で決めたことだとしてもこれにはある程度の偶然性があったと思います。

 一人として同じ人間がいないということは一つとして同じバックボーンもないということになります。

 自分の持っている感性に耳を傾け、発信していく、これを自発的にできる私たち人間は、とても文化的な生き物だなと、思います。

 AIにはできなくて、私たちにしかできないことは「想像し、創造していくこと」なんだろうと思います。



引用、参考文献

エアコンや自動車にも!身近に使われている「人口知能」って?(2020/01/13アクセス)
https://coeteco.jp/articles/10158
人工知能(AI)の現状と未来-総務省
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/pdf/n4200000.pdf
人工知能(AI)とは?具体例付きでわかりやすく簡単に解説!(2020/01/13アクセス)
https://udemy.benesse.co.jp/ai/what-is-ai.html

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