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妊娠・出産・子育て×キャリア

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妊娠中の働き方、育休明けのトラブル、子育て中の退職したい!妊娠・出産・子育ての葛藤や悩みをキャリアコンサルタント視点で解決します。
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#妊娠

妊娠中の休職は【傷病手当金】を利用!重いつわりや切迫早産など、休職時のお金の話。〈経験談〉

妊娠後期、切迫早産の診断を受け、自宅での絶対安静、そして入院を余儀なくされた時のこと。気になったのは休職中のお金のこと。傷病手当金について経験談からまとめました。 ✳︎以下は、個人の経験をもとに全国健康保険協会の情報を紹介しています。正しい情報を望まれる方は、会社の然るべき部署に確認をしてください。 1.妊娠中の休職で傷病手当金?条件を満たせば、妊娠中の体調不良による休職も傷病手当金の対象になります。 実は、わたしも知りませんでした。切迫早産で急に休職することになったと

育休復帰。キャリアコンサルタント視点で振り返る【望まぬ仕事で手に入れたモノ】

育休復帰をしてもうすぐ1年。SNSには毎日のように「育休復帰不安」というハッシュタグを見かけ、わたしもそうだったな…と思い返し、キャリアコンサルタントの視点で、自らの育休復帰を振り返ってみることにしました。 1.育休で失うものが多いと思っていた「役職、やりたい仕事」これはわたしが育休を取ったことで、手放さざるを得なかったモノ。育休明けに時短勤務になるにあたり、配属先変更、異動となり、責任者の立場から事務職になりました。 当時は悔しくて悲しくて、望んでいなかった異動に退職も

妊娠中の体調不良。【母性健康管理指導事項連絡カード】を利用して、時短や仕事内容の変更を!

妊娠中、ついつい体調が悪くても頑張ってしまうあなたに。「この位は我慢しなければ…」と思って仕事を続けないで、必ず医師に相談しましょう。 わたしは我慢を続けて、大変なことになりました。誰に何と言われようが、我が子と自分の命を大事にしてほしいです。 例えば、通勤時の交通機関は大混雑、仕事は長時間立ちっぱなし、残業が多いなど、その方の体調の度合いと仕事環境によっては、勤務時間の短縮や仕事内容を変更すべき場合もあります。 妊娠中の仕事、「しんどいな、おかしいな」と思ったら、体調

産休・育休前にすべきこと。育児休業取扱通知書について

これから産休・育休を取得予定の方へ。自身の経験をもとに「育休明けのトラブルを防ぐためのすべきこと」をまとめました。 育休復帰の際「こんなはずじゃなかった!」と雇用条件について会社と揉めないために、しっかり準備をしておきましょう。 育休明けのストレスを最小に、そして会社とのトラブルを避けるためにしておくことをシェアします。 「育休明けのトラブル。雇用条件変更。それって不利益変更⁈」の記事はこちら (1)就業規則を熟読産休・育休前には、復職についての就業規則を覚えるくらい