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働きがいはなんですか

「あなたの働きがいは何ですか?」

なかなか面と向かって聞かないですが(笑)まわりに聞いてみたい質問です。

仕事にやりがいはいらない

ひろゆきさんは
「そんなことに価値観を置くのは日本だけ。日本人みたいにやりたいことを仕事の中で実現しようとはしない」と語る。

確かに「働くことはお金を得るための手段」と考えるのも一つ。
無理に「働きがい≒生きがい」とらえてしまうとと、仕事のウェイトが相当、重たくなります。

とはいえ、本当に仕事に「やりがい」はいらないのか。

内閣府の実施した「満足度・生活の質に関する調査報告書2023」では仕事へのやりがいを感じる場合は相対的に生きがいもある割合が高いという結果もあるようです。

出所:「満足度・生活の質に関する調査報告書2023」内閣府

人生100年時代を見すえ、働く期間が長くなることを考えれば、自分なりに納得できる「働きがい」は持っていたほうがよい気もします。

働きがいはつくるもの


・『働きがいを見つける

・『働きがいをつくる

同じような文脈で使われていても、それぞれの意味はちょっと違う。

「見つける」は、どこかにあるものを探す(結果的に見つからないことも・・)感じですが、「つくる」には、自分次第で生み出せるニュアンスを感じます。

そう思うと、働きがいは「見つける」よりも「つくる」と考えたほうが、メンタル的には健全なのかも。

リクルートの有名な考え「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と同じような感じかもしれません。

とはいえ、働きがいを感じない人が、自分なりに工夫をして「働きがいをつくろう」と思っても、なかなか大変ですね・・

リフレームする


どんなときに仕事のやりがいを感じるか

・感謝されたとき
・自身の成長に繫がっているとき
・目標が達成されたとき
・努力が認められたとき
・社会にインパクトを与えたとき 
           ・・などなど
「仕事のやりがい」としてランキングにあがるものです。

同じ仕事をしていても、働きがいがある人もいればそうでない人もいる。

結局は、一人ひとりの働き方や生き方の価値観の違いなんだと思いますが、とらえ方を変える「リフレーム」の考えでも変わりそうです。

リフレームとは「コップに入った半分の水」を「まだ半分ある」と捉えるか、「もう半分しかない」と捉えるか、という視点を変える考え。

例えば、今の仕事を違う視点から振り返り「実は感謝されていること」、「実は自身の成長につながっていること」・・などを考えてみる、とか。

もちろん、自分の中でうまく視点を変えることができればよいですが、難しければ、まわりの人の視点を借りるのも一つですね。

「あなたの働きがいは何ですか?」

と、さりげなく聞いてみますか。

おわり