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ソフトウェアエンジニアリングとロボティクス、情報幾何学を駆使し、コンピュータならではの…

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ソフトウェアエンジニアリングとロボティクス、情報幾何学を駆使し、コンピュータならではの創造を指向する Computational Creativityの実務エンジニア、デザイナー、計算機科学者。 そのためのコーディング技術や理論を具体例を交えて書き記します。

最近の記事

クリエイティブコーディングへの導入1:【ツール】

プログラムを行うにあたって、私も多くの言語やエディタ、開発環境を使ってきました。計算速度のパフォーマンス、プラグインやライブラリの豊富さなど、それぞれの一長一短を知ることは重要であり、考慮に値しますが、まず小さな単位、可能な限り最小の単位で実験的にロジックや設計原理を実装することが一番だと考えます。 プログラムを実装した後で、どうにもならないボトルネックになりえるもので一番に思い浮かぶのは計算のパフォーマンスでしょう。確かにパフォーマンスの向上にはそれはそれで、膨大な経験と

    • このnoteの主旨:Computational Creativity プログラミングとデザイン

      このnoteでは、Computational Creativityと呼ばれるコンピュータの性質を使った創造性や設計手法について、またそれらに附随する雑多なことについて書きます。コードや説明の中にプログラマやコンピュータサイエンティストの考え方、脳の動きを出来る限りトレースしていきます。 その実装の実現のためのプログラミングとデザインについて書き記していきます。この成果物はクリエイティブコーディングと呼ばれ、とりわけエンターテイメントやプロダクト設計、建築設計などで役立ってい

      • 【雑文】つくりたいか否か

        ML:機械学習やANN:人工神経ネットワークに代表されるAI:人工知能の技術はすこしずつ、人を驚かせるような成果を出すようになってきました。 いろいろなものがAIに代替されるといわれていますが、 とりわけ、作るということ: 創造性に関わるAIの人に対する代替可能性は AIで出来るかではなく、つくりたいか否かなのではないかー そう思うこともあります。 AIを推進する側 :とくに"絶対的計算主義者"の対抗馬は実は、つくるということの本質的な楽しさなのではないかなと思います。

        • computerizationによる設計とcomputationによる設計 :computational design

          コンピュータ設計について。 表題の2つ ー computerizationとcomputationは似たような字面で一見似ていそうな概念ですが、設計の立場としては全くことなります。この2つを意識して設計に向き合うことはコンピュータ設計の利点を活かしたプロダクトを作り上げる際に発想に影響を与えるのではないでしょうか。 computerizationは人が出来ることをなんらかの生産性の向上のためにコンピュータを使って自動化、情報化することをいいます。 computeriza

        クリエイティブコーディングへの導入1:【ツール】