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■vol. 74【超速報!PS新台】新台速報と、今後の展開について

【一年の計は元旦にあり】
と言います。これは「フレッシュスタート効果」は決めた目標や決め事が達成される確率が”1月が最も高い”ことに由来するそうです。他の月の2倍は達成率、成功率が上がるようです。我々のP業界でも1月は新しいことを始めるのに適していると言えそうですね!

本日は表題の通り今日から全国導入開始の「PS新台の超速報!」とその考察内容も含めて、今年取り組むべき、来年以降にも必ずつながる営業について一緒に考えていければと思っております。ではさっそく。


―P新台の初日速報値から

とは言え、「Pシティーハンター俺の心を震わせた日」以外の機種は極めて低い数値であり、中長期貢献にはどれも(シティーハンター含め)期待できないと思われます。可能性は極めて低いと考えられます。

「Pシティーハンター:初日支持率272%:稼働率:47%」
過去の機種と比較して、支持率、稼働率をみても初日としては低い数値となります。そのため貢献期間は短くなることが予測されます。このようなコンテンツは通常であれば中高年層に好まれるため、一定期間経過後も、支持率は比較的高い位置で下げ止まる場合もありますが、同機は突入【55%1500(突入時3000発あり)×継続81%(3000発振分あり)】と右特化ショートSTタイプのため、取っつき難さが懸念される機種ではないでしょうか。

「Pビッグドリーム3:192%」「P大開王:180%」と「P乃木坂319ver.」について
前2者は初日支持率が極めて低いため、短期貢献終了が予測されます。ただ気になるのはスペックに関して。それぞれのスペックを簡易的に記載すると
 
「P大開王」
特図1
4500個:52%突入
450個:48%ハズレ
特図2
1500個:77%継続

「Pビッグドリーム3」
特図1
3000個:20%突入
300個:50%突入
300個:30%ハズレ
 
特図2
継続率73.4%
3000個:振分40%
1500個:振分60%
 
上記2つのスペックは今回導入の2機種のものです。厳密にはもちろん異なりますが、系統としては似通ったものと思えます。前述の通り、同2機種の数値は非常に低いものとなっています。「P大開王」は突入時4500発は魅力的なものの、右打ちが物足りないのか、コンテンツや演出の問題か。「Pビッグドリーム3」は突入率は高いものの、突入時の出玉が物足りないのか、コンテンツや演出の問題か。
 
そしてこれらのスペックと初日数値を踏まえて、もっと気になるのは以下の2機種です。「P慶次3黄金一閃」は次機種、「P乃木坂319」は現在案件として検討中の機種となります。
 
「P乃木坂トレジャーver.」
特図1
4500個:25%突入
3000個:25%突入
1050個:50%ハズレ
 
特図2
継続率72%
3000個:振分50%
1500個:振分50%
 
そして「P慶次3黄金一閃」
特図1
4500個:50%突入
300個:50%ハズレ
 
特図2
継続率72%
3000個:振分33%
1500個:振分67%
 
類似スペックの2機種はコンテンツや演出の差が大きな稼働の差となるのか。
【突入4500×右打ち3000発比率高めスペック】
は右と左のバランスを調整する、もしくはコンテンツによる影響で貢献に対しての影響はどの程度かなど検討すべきポイントではないかと考えています。個人的には”導入後の状況など総合的に考えて、結局全部いまいち”と思っています。
 

―続いてS新台の初日数値から

「Sモモキュンソード:初日支持率191%:稼働率44%」
「Sもっと!チバリヨ25φ:初日支持率57%:稼働率13%」
2機種とも極めて低い数値となっています。両機種短期貢献終了が予測されます。中古価格も比較的早い段階で安価になると思いますが、購入は非推奨となります。7月「6.5号機」導入初期もそうでしたが、「S市場トレンド」で初動が高かった期間は3ヶ月程度でした。
 
「スマスロ」導入から3ヶ月近くが経過しています。今回も同様に「S市場トレンド」だからS新台が動くのは短期間であるとも考えられます。これから4月以降の「スマスロ」タイトルが複数登場してきますが、おそらくその頃には「スマスロだから動く」時期はすでに過ぎ去っており、コンテンツやゲーム性なども考慮していく必要があると思われます。

―平常営業に戻って

前回P新台とPメイン機では「Pゴジエヴァ」「Pヱヴァ15」「PReゼロ」が前回から客数シェアを上昇させています。このことから、同3機種が今後の平常営業においてもP部門の稼働を牽引していくことになることが想定されます。(※「Pゴジエヴァ」は今週の新台に小さくない影響を受けると思われますが)この2週間後に「P牙狼10:4万台」が控えていますが、2023年も「Pヱヴァ15」「PReゼロ」がP部門の稼働を牽引していく可能性が高いことが想定されます。
 
海部門は例年、1月の中旬以降からシェアを回復させる傾向がみられます。今年は同部門がシェアアップ傾向となる2月に「P大海5」が予定されているため、ここは絶対に上手く活かしておきたいポイントとなります。このシェアを獲得できれば今後市場がPに振れても、Sに振れても関係のない固定シェアを獲得し、入替面積を減らす事ができる大きなメリットも獲得することができるためです。
スロット部門は平常営業に入って「LHey!鏡」「Sカバネリ」「S新鬼武者」「SバイオRE2」「S番長ZERO」そして後述の「ジャグラー」のシェアがそれぞれ上昇しています。このような機種は今後も平常営業のシェアを支えていく可能性が高い機種であると考えられます。(※Hey!鏡は今回増産のため、動向に注目)
 
また「SバイオRE2」「S番長ZERO」がどこまで持ち堪えるのかにも注目しておきたいところです。
 

―結局2023年は何に取り組むべきなのか?

最後になりますが、冒頭でお伝えしていた「今年取り組むべき、来年以降にも必ずつながる営業について」です。
 
それはここまでのような内容ではなく、これらはあくまで”表面的な取り組み”でしかなく、このような表面的な取り組みで売上と稼働、そして投資するために必要な源資を作っておき、本当に1年かけて取り組むべきは
(自店会員の獲得)
(貯玉、貯メダルの獲得)
(射幸性に頼らない来店構造の構築=販売会、お茶会、趣味会などの取り組み)

 
などを含めた【顧客ロイヤリティの向上】です。前述の”表面的な取り組み”は時流が変わればすぐに移り変わっていく瞬間的な内容の無い営業です。機械が悪くなれば稼働がわるくなるし、競合が自店よりも話題機の台数を入れればそちらに行くだけです。”表面的な取り組み=射幸性に頼った営業手法全般”です。これらは自店への来店動機であって、客商売で本質的な目的ではありません。単なる手段です。今は”来店させることが目的”となっており、その先の本当に大切な目的に到達する前の段階でお客様が離れていきます。
 
2023年は4月から「スマスロ」という今からでもわかる”来店させるための武器”が手に入ります。であれば我々が取り組むべきは【来店されたお客様のロイヤリティをあげ、店のファンになってもらうこと】です。今まではその武器さえもない状態でしたが、今年は違います!共に取り組んでいきましょう!

P業界の准教授@Pラボラトリー
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