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この活動に意味はあるのか?

もったいない料理人として活動を始めて1年が経過。

料理への好きが溢れて
死ぬまで料理する為には
食材を守らなくてはいけない

と思いこの活動を始めた。

具体的に何をしてるのかと言うと

・レシピ作成
・SNSでの発信
・ケータリング
・弁当作成&販売
・ポップアップレストラン
・料理教室

などなどを


過剰除去の削減

ピーマンのヘタ、枝豆の皮など。

規格外食材の使用

サイズ不揃い、痛みかけなど。

廃棄されやすい副産物の使用

おから、まぐろ血合い、内臓など。

の3個を主軸にして行っている。


食べてもらったり、SNSで見て、作りたい!とさせて
レシピは公開してあるから、家で真似してもらう。

それで食品ロスって問題に興味を持って貰えたらなと思っていた。

が、しかし、この1年走り続けて食品ロスについて知識をつける度に
この活動じゃ解決しないなと思いまして。

この活動に意味が無い訳じゃないんですよ。
現実的に目の前の食品ロスは減ると思うんですけど
それだけじゃダメで。。。


そもそも、食品ロスってのは
生産、流通、加工、販売、調理、食事、などなど色々な部分で発生してるんです。

だから単純に1つをなくしてもあまり効果がなくて。
ってのも、この輸入大国日本では
食材のほとんどは輸入で賄われてて、輸入量は余り変わらない

その食の中で、ロスになってたのを食べたら、正規の物が捨てられるというのが日本の現状なんです。


では、どのようにして食品ロスは削減できるかと言うと
今の自分の答えはこちら

食育

です。

当たり前かもしれないけど知識を育てる。
問題意識を持つ
ってのが大切でして。


意識を持った人が多少活動したところで、根本的な解決にはならず。
もっと深いところを治さないといけません。


何故かって、食品ロスを実感してるのは1部だけだからです。

飲食業、流通業、など食に携わる人間にとっては、食品ロスって問題を実感できるけど
それ以外の人は気にならないです。

恵方巻き、クリスマスケーキ、そんなのがニュースになって知る程度です。


食品ロスって問題は食に携わる人が
取り組むだけでは解決しないのです。

一人一人の意識や、国や都道府県としての取り組み、企業の取り組みなどが大切になるんです。

食品ロス削減法案】が施行されたが、表面上のロスを減らす方向で、根本的な解決にはならないなと実感しています。
(もちろん施行出来たことは賛成だし、尊敬してますが。)


食育

って小学生や中学生の頃に、家庭科の1部でやったけど
食材を赤黄色緑に分けて、栄養バランスの取れた食事にしましょう!
とか
三角食べしましょう!

みたいな内容で、かなり薄い。

今後はもっと分厚く、教育していくべきじゃないかなと思う。
高校や大学、大人も学べるようにしたい。

現実問題を知ることで

食品ロス削減の根本的な解決に

繋がるのではないだろうか。

では、今日はここらへんで。

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