失恋をしたわけではないのに、失恋ソングを聞いて胸が痛い今日

こんにちわ

最近不調です。
身体は元気です。
心に落ち着きがありません。

彼氏に引きづられないようにと
毎日を必死に生きているけど、
その時点で彼という存在に
毎日を支配されていたことに気づき
「私は自立している」
「私は1人でも大丈夫」
だという認識に雲がかかっていきます。
悲しい。

だいすきな友達に会って、
だいすきなアニメを見て、
だいすきな家族と話して、
やりたい仕事をして、
美味しいものを食べて、
私は毎日幸せで、
でも何かが足りないとふと思う。
四六時中じゃない。
ふとした時に思う。

私は別に振られたわけでも、
別れたいと言われたわけでもない。

ただ、彼氏がややうつ病だというだけ
ただ、彼氏が自暴自棄で会社を辞めるだけ
ただ、私に連絡がないだけ
今日で2週間、ただ連絡がないだけ。

それだけなのに、
なんなんだろう？
この名前のつかない感情は。

とち狂うほど泣くわけでもない、
とち狂うほど病むわけでもない、
そうしないように制御しているのかもしれない
そうすると私はもう戻ってこれないかも
そういう恐怖を抱えている。

一緒にいた2年8カ月は
多分辛いことのが多かったけど、
多分支えあって過ごしてきた。
辛いも苦しいも悲しいも耐えるも
何もかもが全部盛りだくさんで
フルーツバスケットみたいな毎日だった。

会えない日も、
会っている日も、
私はいつも彼が大事だった。

弱虫で、偽善者で、
謝れなくて、約束も守れない上に
私を幸せにできないときた。
でも、そんな彼がいつも大事だった。

「なんでそんなやつと付き合ってるの？」
と聞かれたことはあまた。
それでも、
彼の儚さと、危うさが
いつも私をくぎ付けにした。
私がいなくなったって、
彼は死ぬわけじゃない。
そんなことはわかっていて、
そういうことじゃない。
でも、彼の境遇を知るたびに、
気持ちの片りんを知るたびに、
「私だけは彼をあきらめてはいけない」と
なぜかそう思ったのでした。

私はいつも彼を支えているし、
私はいつも彼に支えられている
なんていうのは
傲慢な考えなんだと思います。
独りよがりなのかもしれない。

今彼は何がどれだけ辛いんだろう。
今彼はどうしてほしいんだろう。
想像してもわかりません。
だって私は彼ではない。
彼の気持ちを残さず溢さず
理解するなんて絶対にできない。
それでも私は、
なんで彼は私の気持ちが
こんなにもわからないんだろう。
なんでこんなに思っているのに、
私のことを粗末にできるんだろう。
日々そう思ってしまう。
でも、やぱり彼は私ではない。
だから私の気持ちなどわからないのだ。
だからそれを強要するのは違うんだ。
わかっているのに、
どうして同じことを毎日考えるのか
私も私の思考が理解できないので、
彼もきっとそんな感じなのでしょう。

彼のことを待つしかない、
私はきっとここで、
彼に「私はここにいるよ」と
時々手を振ることしかきっと今は
できないんだろうと思う。
そんなことを思っていた時に、
高校3年の時に付き合っていた彼氏が
人生の岐路でうまくいかず悩んでいて、
今のように引きづられて悩んでいる私に、

「めいは待つことと耐えることができてるよ。
　それはすごいことだよ」

と言ってくれた友達がいたことを思い出した。
当時の私は、
「私はこれしかできない」と
ひどく思い悩んでいて、
彼女のように考えたことがなかったから、
ド肝を抜かれた記憶がある。
今もそうなのかな？
私は「待つこと」と、「耐えること」が
できているのでしょうか。
どうかな？

「本当に好きならさすがに連絡するよ」
「本当に好きだから甘えて連絡しないんだよ」

どっち派もいると思います。
どっちも正解で、
どっちも不正解なんだと思う。
だって彼の気持ちなんて、
誰がどう考えたってわからないから。
どっちだっていいんだと思います。
簡単な1行の文章にできる日々を
私たちは送ってきたんじゃないから、
今こういう風になっているんだって
私は思う。

毎日連絡が来るから彼が好きなの？
連絡が来なくなったら好きじゃないの？
私を愛してくれるから、
私をさみしくさせないから彼が好き？
私を抱いてくれるから？
お誕生日祝ってくれるから？
好きなものが一緒だから？
話が合うから？愚痴聞いてくれるから？
多分全部違う。
そういうことじゃない。
そういう要素が全部合わさって、
さらにほかにも追加されて、
ダメなところも嫌なところも
色んな感情も合わさって、
私は彼が好きなんだと思う。

「大切なのは「どうあるべきか」ではなく
　「どうありたいか」です。」
　－BLEACH（第26巻）

漫画に描いてありました。
「どうあるべきか」は義務や一般論
「どうありたいか」は意志なのかな、と
私は解釈している。

私は、「どうありたいか」を考える。
そうすると、彼を見失わずに、
彼の手を離さない人間で居たいと思う。
それが今の私の「ありたい自分」なんだろう。

連絡が来るのは
もしかしたら明日かもしれないし、
来年かもしれないし、
再来年かもしれないし、
もしかしたら来ないかもしれない。

でも私は今彼の彼女だし、
彼は今私の彼氏だ。
それは不変なんだ。
その思考から次に
今変わらないものってなんだ？って考えはじめる。
そうすると、
私たちが付き合っていること、
私たちが思いあっていること、
お互いを忘れた日なんてないこと、
それだけは真実なんだと思います。
今あるものはちゃんと大事にしたい。
そうあれる自分でもありたい。

そんなこんなでめいは今日も生きています。

とりとめがないので、
いい感じのNANAの名言で締めましょう。

ただの通信手段の機械に
人の絆の強さを試されたくなんかない

その通り。
その通りですね。

日々精進しつつ、がんばります。