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20180703社説から見る現代日本

本日のオススメは産経の「早い梅雨明け 予期せぬ影響に備えたい」です。

関東甲信地方は梅雨明け宣言がなされましたが、西日本や北日本では台風などの影響でまた違った空模様。災害等のリスクを常に鑑み、不測の事態に備える必要があります。

以下、産経社説からの引用です。

「驚くほど早い梅雨明けである。気象庁は、6月29日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。

一方、西日本や北日本では豪雨や長雨の空模様で、列島の天気が分断された感がある。

(中略)

首都圏は平年より1カ月近く早く猛暑にあぶられることになる。真夏を乗り切るための貯水量も心配だ。このまま梅雨が戻らなければ、今夏の首都機能は、厳しい試練にさらされよう。

まずは、熱中症への警戒が欠かせない。高齢者などは生命にかかわることもある。予防には、水分と塩分の補給だけでなく、十分な睡眠と休養を心がけたい。

(中略)

首都圏の水事情も気がかりだ。貯水池に雨水がたまらないまま晴天と炎暑が続けば飲料水、生活用水とも不足する。給水制限や断水は日常生活を脅かす。

(中略)

気候は近年、極端化して荒れ模様だ。昨夏は東日本で長雨が続き、日照不足が起きた。冬には豪雪に見舞われた。

こうした気候変動や異常気象への備えの遅れと脆弱ぶりが問題だ。例えば、都市の気温が上昇するヒートアイランド現象への対策の遅れである。(後略)」

<社説一覧>
日経:イラン原油の禁輸回避を連携して探れ/企業は足腰鍛える投資加速を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:日銀短観悪化 将来の成長へ布石を打つ時だ/絢子さま婚約へ 福祉が結んだ縁を祝福したい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:早い梅雨明け 予期せぬ影響に備えたい/RCEP 前のめり交渉は許されぬ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:小泉氏らが国会改革議連 全党で検討始める契機に/アジアの自由貿易圏 保護主義に重層的対抗を
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:首都高地下化 費用と効果の見極めを/大学スポーツ 日大問題を他山の石に
http://www.asahi.com/news/editorial.html

※『社説から見る現代日本』マガジンhttps://note.mu/1minute_history/m/m70d97edb0376

※『1日1分歴史小話』マガジンhttps://note.mu/1minute_history/m/m7db9a358d26a

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