(本気好青年)サガン鳥栖対コンサドーレ札幌(悪魔左足)

1.初めに

 とうとう始まった2020年シーズン。今年はオリンピックやらの予定によって、開幕戦はルヴァンカップ。リーグ戦の開始は来週となる。
 さて、我が軍サガン鳥栖はホームにコンサドーレ札幌を迎えての試合。結果は、0-3で敗戦であった。昨シーズンのホーム開幕戦である名古屋戦同様、惨敗である。
 だが、昨シーズンと違う点が1つ、それはサポーターの顔である。昨シーズンは開幕戦終了後、暗い顔をしているサポーターが大勢いた。しかし、今日の試合後のエピローグでは『次は勝てる』、『ゴールが枠内に行けばいける』等明るい声が多かった。では、なぜその様に明るい声が多く出たのか、それは鳥栖が多くのチャンスを作り、多くのシュートシーンを作ったからであろう。

2.スタメン

ダウンロード (5)

 スタメンは画像の通り。札幌はルーキー高峰、2年目の檀崎がスタメンに抜擢された。
 一方の鳥栖だが、新加入選手が6人(森下、宮、エドゥアルド、内田、本田、小屋松)、スタメンに名を連ねた。ちなみにディフェンス陣は4人全員新加入選手である。

3.鳥栖の左サイドについて。

ダウンロード (4)

 試合は多くの時間が鳥栖のペースで行われた。鳥栖の攻撃は主にサイド。バール保持時に各々がしっかり役割を果たし、チャンスを作り出した。
 鳥栖のボールサイド側ではSB、IH、WGの3人が絡み、攻撃の形を作っていた。主な役割として、WGの小屋松は幅を取りサイドで仕掛ける、IHの本田はハーフスペースに突撃、SBの内田は1列後ろでその2人のバランスを取るといったところだ。その相互関係によって、チャンスを作り出した。また、この3人はポジションチェンジを多用しながらも、自分以外のポジションでもそのポジションの役割を果たすことができたため、札幌の守備陣に大きな混乱を与えた。その結果、今試合、鳥栖は左サイドから多くのチャンスを作りだした。(28分の本田のミドル、53分の小屋松のシュートなど)
その結果、シュート数13本、コーナーキック18本という、札幌を圧倒した。(札幌はシュート数9本、コーナーキック2本)
 左サイドの3人の中でも、特に目を引いたのは小屋松。檀崎との1対1には完勝、檀崎・進藤の2人を相手してもぶっちぎっていた。

4.3失点について。

 1失点目はセットプレーなので、サッカーとは別競技。2失点目は油断。3失点目は鈴木武蔵がすごい。別に特に攻める所はない。終わり。(失点のシーンより、ジョンスが高峰に奪われてシュートに行かれたシーンのほうがよっぽど問題。)
 課題はセットプレーでの守備。頼む。

5.まとめ

 スコア的には惨敗である。しかし、初めに書いた通り、サポーターの顔は明るかった。昨シーズンのように、引きこもって点を取られたわけではない、攻めて攻め抜いて点が入らなかったただそれだけである。
 来週はリーグ開幕戦。相手は難敵川崎フロンターレである。今試合はシュートが得点に結びつかなかったが、次こそは結びついてくれるはずだ。
バモスサガン鳥栖。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?