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VDSL回線マンションの回線迷走話-その1 ※注意喚起あり

久々に思いついた投稿がリアルタイムに起きている笑い話なのですが、どうまとめても長編になるので、ゆっくりと書いていきます。

ちなみに今私は業者にも怒りがありますし、昔の情報を野放しにしているアフィリエイトブログ(光回線系の上位検索結果はほぼこれ)にも怒っています。どちらかと言えば後者の方が怒りの強さは強いです。無責任すぎて笑えます。プロバイダ各社、DTIのように上位に表示されるように努力して欲しい。。。

経験者も多く居るとは思いますが、ややこしい話は嫌という方は最後の章だけでも見てください。

前提 VDSL回線マンションって何?

一言で言うと、光回線を契約しても、回線速度が100Mbpsしか出ないマンションのことです。理論値の最高が100Mbpsなので実際はもっと遅くなります。

auひかりだと回線形態毎の契約があり、VDSLに対応したプランもあります。
そうでないと、上限100Mbpsというハンデを背負ったまま、上限1000Mbpsの回線と同じ料金を払わないといけない可能性が出てきます。(あえて単位をそろえてみた)

可能性というのがまた曲者で、特定マンションだと別の割引プランを用意しているケースもあるので、ホームページだけの情報では判断できないことがたくさんあります。(ケーブルテレビ回線でもよくある話ですね)

後は賃貸検索の時、光回線だけしか書いていないのも良くないですね。
集合住宅の場合、構内配線が光なのか、LANなのか、電話線(VDSL)なのか、ここまで書いていないのは悪意を感じます。(事前に問い合わせが重要ですね) 光回線完備という言葉にだまされてはいけない。

話題 VDSL回線マンションで100Mbps以上を出す方法

最初に結論を書きますと、使用用途によっては実現可能です。
喉から手が出るほど欲しいこの状況。今なら2つの方法があります。

  1. ホームルーターを利用した接続サービスを利用する

  2. ケーブルテレビ回線のインターネットを利用する

まず、ホームルーター系のサービスを利用する方法です。
サービス名称でいえば、SoftBank Airやdocomo Home 5Gです。
(勢いの良かったdocomoも最近は5G接続時に回線速度が落ちてきている話をみました。)

ただ、これらのサービスを利用すると、大容量のデータ送付やゲームに関しては利用が難しい状況になります。"無線LANでゲームをするな"というのはいにしえのネチケットに近いぐらいに有名な話ですが、これがまんまその通りというわけです。私も鼻から選択肢にありません。

次、ケーブルテレビ回線のインターネットを利用する方法です。
これは正直下り回線(ダウンロード)に関しては使えます。
私も実際光回線から乗り換えて早くなりました。

問題は上り回線、ブロードバンド(ADSL)の時代と大きく変わらず、
上限がとても低い設定になっています。
昼間は大丈夫ですが、夜間はとてつもなく遅くなります。
ボイスチャットなんて出来たもんじゃありません。

下り回線は大きなバケツを用意していて、余裕があるのに、
上り回線はとても小さなバケツで、夜間はあふれている。
そんなイメージでしょうか

回線速度上限の余裕をバケツ容量に見立てると、
そりゃ、夜間の上りなんて余裕がないわけです。
そして切断が繰り返される訳です。

昔はあまり意識しなかった上り回線、現代においてはテレワークでも必須です。でも各社は未だに下り回線の速さだけをアピールしている現状です。

ということで、ゲームをしたり、ボイスチャットをする方にとっては、
現状、VDSL回線マンションで100Mbps以上出る環境は実現不可能です。
引っ越せるなら引っ越したい そんなレベルです。

まとめ 話が分かりにくいと感じたらこれだけ覚えて

ここまでの話が分かりにくいとか、不安だなと感じる方は、
以下のことだけ覚えてください。

1.検索した結果、最初に出てくる光回線ランキング、キャッシュバック額に関する情報を鵜呑みにしない。

インターネットの海に漂っているキャッシュバック金額と少しのデメリットだけをアピールし、最新の情報かどうかの保証もしない低俗なアフィリエイトブログを信用しないでください。
リンクをクリックして契約した場合、ブログの運営者にいくらかのお金が入ります。
つまり、お金が多く入るサービスを紹介している可能性が高いです。
ブログを情報源にする場合、複数のブログを見て、情報の確度、新鮮さを上げるようにしてください。一つだけ見て即決は彼らの思うつぼです。

2.契約するしない関係なく、携帯会社の窓口で光回線の話を聞いてください。さらに不安であれば、携帯会社の窓口、2店舗で同じ話を聞いてみてください。

携帯会社の窓口は代理店方式なので、お店によって対応が全然違います。
直営店だからという安心も出来ません。(実際、直営店より代理店の方が対応が良いこともあります)

直営店か代理店かは、残念ながらSoftBankしか公表していません。
(携帯会社の公式ホームページ店舗検索で見える範囲では)
携帯契約をしている場合、何かしらの契約変更時に、代理店の名称が入った名刺を要求することをおすすめします。

店舗を構えない代理店はキャッシュバック額が多い傾向があります。
人件費、店舗関連費用が抑えられるからです。
ただし、個人情報の管理、サポート面で不安要素があるかもしれません。事前に代理店名で検索をしてみてください。特にデメリットに着目して検索してください。最初と同じく、キャッシュバック額に惑わされないようにしてください。
キャッシュバックの差は個人情報を売る金額と考えた時、その差額、本当に妥当ですか?


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