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【19日目】募金とキャッシュレスという化学反応

災害なんかが起きると、芸能人が何千万円も寄付したことを発表して、偽善だ、って叩かれているのをよく見る。

そして、偽善でもいいじゃないか、寄付で喜ぶ人がいるのだから。って反論しているのもよく見る。

僕の考えは後者だ。

お金のいいところは、善意が込められていても悪意が込められていても、「1円は1円」であるというところだ。

食費であろうが、バイト代であろうが、道端に落ちていようが、国境を越えてドルになろうが、その絶対的な価値は変わらない。

それがお金というものだ。

そしてついに、お金はその実体を失った。

キャッシュレス化だ。お金はもう、数字の情報だけでやり取りされるのが当たり前になりつつある。

PayPay

キャッシュレス化の波に乗り、僕もPayPayを使っている。

おかげで、非常にありがたいことに、財布を持たずに外出できるようになった。

スマホケースの中に1000円札を忍ばせておけば、PayPay対応が無くても、だいたい乗り切ることができる。

PayPayと日本赤十字社の取り組みに感動

最近PayPayを使っていて「支援」というボタンを見つけた。

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こんなボタンあったかな?と思いながらクリック。

ページを確認してみると、どうやらワンタップで新型コロナウイルス対応を含めた日本赤十字社への支援ができるらしい。

金額は固定で300円。

さらにリターンとして、「きせかえ」と呼ばれる、バーコードの表示部分のカスタマイズの赤十字社バージョンが手に入るらしい。

出します!!即決!!

レジの会計と同じくらい一瞬で募金が完了した。

そしてその「きせかえ」がこちら。

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めっちゃいい!!

温かみのある、ステキな絵だ。

こんなに満足感の高い300円の使い道は初めてだった。

6/11までなので、まだやっていないPayPayユーザーの方はぜひやってみていただきたい。

募金とキャッシュレスの親和性

少し話は変わるが、僕はコンビニのレジ横に置いてある募金箱を考えついた人は、天才だと思う。

人々にとって一瞬お金が不要になる(わざわざ財布を開けて2円を戻すのは面倒くさい)その瞬間に、お金を気持ちよく捨てられる仕組みを作ったからだ。

ところがキャッシュレス化でそもそもおつりをもらうことがなくなって、あそこにおつりを入れることはなくなった。

しかし、今回のPayPayと日本赤十字社の取り組みを見て、キャッシュレス化は募金の新たな可能性を秘めていると感じた。

アプリ内で簡単にお金を使うことに消費者が慣れてくれば、当然募金のハードルが下がる。

道端で箱を持って声を出している人の前で立ち止まり、財布を開かなくても、スマホを操作するだけで募金ができるようになるのだ。その手軽さはおつり募金に共通するものがある。

コンビニのレジで、

只今のお会計のキャッシュレス還元額は2円です。募金しますか?

なんていう表示が出てワンタップで募金できれば、結構な額が集まるだろうな〜とか、総募金額も簡単に出せて達成感もあるだろうな〜とか思う今日この頃である。


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