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スペイン在住トレーナーの独り言㉖

スペインの現在…

日々、コロナニュース1色だった2ヶ月前。
依然、コロナのニュースは高頻度で取り上げられていますが、サッカーやバスケットボールの試合結果や各種スポーツの移籍情報、政治問題など以前のスペインに近い状況になってきました。
その中でもよく取り上げられているスペインにおける”コロナウイルス””バケーション”についてまとめたいと思います。

◆コロナウイルス

スペインで未だに1日100人前後で新規感染者が増えていますが、一時に比べるとかなり良い水準の為、人々は以前のような暮らしに戻っています。(外に出る際のマスク着用は義務。違反した場合最高100ユーロの罰金)
しかしながら、第二波の恐れやコロナによる経済不況が問題となっております。
一時期人口の1/3がERTEと呼ばれる一時解雇をされ、厳格なロックダウンをしていたスペインでは、約20~30%のバルやレストランが年内に潰れると言われています。
<在バルセロナ総日本国領事館メール(7/1)>
●スペイン政府は,EU・シェンゲン域外からの入国制限に関し,7月1日0時から7月8日24時まで延長する旨の省令を官報に掲載しました。
●スペインにおけるEU・シェンゲン域外からの入国制限緩和は,7月2日か3日に実施開始見込みとのことです。
●現時点では,日本からの観光や出張を目的としたスペイン入国はできませんので,ご注意ください。

1 シェンゲン域外からの入国制限を7月8日24時まで延長する省令の概要
(1)以下の者を除く第三国国民の入国を拒否
ア EU,シェンゲン協定加盟国,アンドラ,モナコ,バチカン又はサンマリノの居住者
イ EU加盟国又はシェンゲン協定加盟国により発給された長期査証を有する者
ウ 国境を越えて通勤する労働者
エ 医療従事者(衛生関係の研究者を含む)又は高齢者の介護者で,当該活動に従事するため,又は当該活動から帰宅するために入域する者
オ 商品の運搬に従事する者で当該職務を実施する者(海上運輸サービスの提供及び漁業活動を保障するため,船舶の乗組員を含む)及び航空交通の運営のために必要な従業員(移動の即時の継続が保証されていることを必須の条件とする)
カ 外交団,領事団,国際機関,軍,市民保護従事者,人道機関の構成員で,当該団体の任務に従事する者
キ EU加盟国又はシェンゲン協定加盟国における留学生で,必要な許可又は査証を有する者
ク 高度な技能を有する労働者で,その業務が必要とされ,又は,その業務が延期されるべきでないか,若しくは,その業務が遠隔で実施され得ない者
ケ 必要不可欠な家族の事情(然るべく証明できることを要する)により渡航する者
コ やむを得ない事情を文書により証明できる者又は人道目的により入域を認めるべき者
(2)上記(1)は,アンドラとの陸路国境及びジブラルタルのコントロール地点には適用しない。
(3)セウタとメリージャの陸路国境の一時閉鎖を維持する。

2 その他
なお,モンテロ・スペイン財務大臣は,6月30日の記者会見で,スペイン政府によるEU・シェンゲン域外からの入国制限緩和について,「スペインにおける当該入国制限緩和は7月2日か3日に実施開始の見込みで,制限緩和対象国に係る省令は可及的速やかに発出する」旨説明しました。


◆バケーション

7.8月はスペイン含め多くの欧州各国の人にとってバケーションシーズンです。1ヶ月程度の休みをとってスペイン国内外問わず、バカンス先で滞在する人が多いです。
しかし、今回のコロナの問題があり、今年はスペイン国内で過ごす人が多いと予想されています。

・アストゥーリアス
・アンダルシア
・バレアレス諸島
・エストレマドゥーラ

上記4つが人気の旅行先とのことです。
3密にならないと良いのですが…


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