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スペイン在住トレーナーの独り言㉔

スペイン ”最後” の「警戒事態」延長

昨日スペイン政府は6回目の警戒事態を延長する事を決めました。
これにより、3/15に始まった”警戒事態”は6/21まで延び、最終的に14週間続く事になります。
しかしながら、感染者の再拡大がないかぎり今回が最後の延長と政府はすでに宣言しており、今回が最後となる公算が大きいです

<スペイン(6/4現在)> *在バルセロナ日本国総領事館メールより抜粋
新型コロナウイルス感染症の累計※()内の数字は前日比
(1)累積感染者数
ア カタルーニャ州:59,163人(+51人)
イ バレンシア州:11,265人(+4人)
ウ バレアレス州:2,164人(+0人)
エ スペイン全体:240,660人(+195人)
(2)累積死亡者数
ア カタルーニャ州:5,587人(新規死亡者数の発表はありません)
イ バレンシア州:1,332人(同上)
ウ バレアレス州:209人(同上)
エ スペイン全体:27,133人(同上)

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また、各地域で外出禁止政策は徐々に緩和されて来ており、来週8日月曜日にはバルセロナ、マドリードがFase2へ移行になり、約半数の地域がFase3に移行する見込みです。
既に、7月の観光業再開にとともに、Rebajas(夏の大セール)を前倒しに始める事が計画されています。
多くの買い物客が集まる事が予想されますが、人口の約10%近い約400万人が失業保険を申請している現在の経済状況を考えると、このような政策も仕方がない面があるのではないかと私個人は感じています…

*”日本で誤った報道、記事”を見かけましたが、”ベーシックインカム”はスペインでは行われていません。
貧困世帯が対象で「月の収入」が、一人暮らしなら200ユーロ以下、世帯収入平均が450ユーロ以下の世帯のみが対象のもので、全員に支給されるものではありません。

(以下Wikipediaより)ベーシックインカム(英語:basic income)とは、最低限所得保障の一種で、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策。


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