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閾そして風景

山本理顕さんの本と馬場正尊さんのテレビを見て感じたこと。
建築の設計とは、ただ「その敷地内」に「建築物」を「設計」するのではなく、その建築によって生ずるであろう環境や人の流れや人の気持ち、感性、おおげさに言えば、その人の人生をも影響することをふまえ、その建物に関わるすべての人々が「より豊かな」心になるような環境をつくりだすこと、なんじゃないかなと、確信した。
それには、山本理顕さんの唱える「閾」の空間や、馬場正尊さんの言う「風景」が必要なんだということ。
デベロッパーのような仕事は、そういう要素がゼロであり、やるべき仕事ではないということ。
「これは本当に必要なのか」
その問いが、私の頭にのしかかる。


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