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【5月4日更新】5月16日(日)第三十二回文学フリマ東京@東京流通センター第一展示場に参加します。



こんにちは。これです。

新型コロナウィルスの感染拡大、なかなか止みませんね。去年はこの時期には、完全な収束とはいかないまでも、少しは収まっているだろうと考えていたのですが、大阪では一日の感染者数が1000人を超えたり、まん延防止等重点措置が首都圏に拡大していったりと、未だに予断を許さない状況が続いています。ワクチンの接種も今年中にできるかどうか怪しいですね。引き続き気を引き締めていきたいと思います。

そんな大変な状況の中ですが、私これは5月16日(日)に東京流通センター第一展示場で開催される第三十二回文学フリマ東京に参加します



文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。
文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
自費出版の書籍、ホチキスで綴じたコピー誌、手製本の書籍、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、その他……。
本屋さんでも通販でも出会えない、さまざまな形の〈文学〉が一堂に会し、販売・配布されます。(文学フリマ公式サイト「文学フリマとは」より引用



かいつまんで言えば、ここ最近開催できていないコミケの文学バージョンです。特徴的なのは一次創作が中心だということ。純文学に大衆小説、ホラー、ミステリー、BL、百合。果ては短歌に俳句にエッセイなど。多種多様な書き手さんたちが集う、アマチュア文学界の一大イベントなのです。

私これは三度目の参加となります。今回のブース番号はエー17

サークル名は変わらず『胡麻ドレッシングは裏切らない』です。(最近は胡麻ドレッシングよりもキムチの方がマイブームなのですが、それはおいといて)


フロアマップ5月16日

※Webカタログはこちら


入場口から奥に入った場所になりますが、ぜひとも会場をくまなく巡っていただいて、私のブースにも足をお運びいただけると嬉しいです。


それでは、ここからは肝心のラインナップの紹介になります。今回は既刊3冊と新刊1冊の計4冊を頒布予定です。いずれも自信作ですので、何卒よろしくお願いします。



ーラインナップー


キャプチャ7



①『これ作品集 午前四時三〇分のモノローグ』

(A5判、312ページ、1000円)


午前四時三〇分のモノローグ


ー収録内容ー


・とある作家と編集者の物語

『柘榴と二本の電波塔』


・どこにでもいるような兄弟の悲劇

『なれるよ』


・一人の中学生男子の一年間

『あの広い屋上に花束を』


・内容は手にとってのお楽しみ

『No Slander!』


以上4編を収録した分厚い分厚い一冊です。312ページで1000円というのは、同人誌界ではほとんど価格破壊ともいえる安さです。いずれも2年ほど前に書いたものですが、今読み返してみてもなかなか面白いものになっているのではないかと思います。

今回で頒布を終了する予定ですので、迷ったらぜひお買い求めください。


こちらから試し読みもできます↓

【試し読み】柘榴と二本の電波塔

【試し読み】なれるよ

【試し読み】あの広い屋上に花束を




②『アディクト・イン・ザ・ダーク』

(A5判、196ページ、800円)


キャプチャ


特に何もない。生きている意味も価値も理由もない。死ぬ勇気もない。契約社員である弓木峻は孤独で無味乾燥な日々をただ惰性的に過ごしていた。だが、ある先輩社員の誘いで彼の人生は変わり始める。それはさらなる暗闇への第一歩だった――。


二〇一九年三月のことでした。なんとなく起きてテレビを見ていた私。そこには薬物依存症関連のニュースが映っていました。専門家の方が発した言葉。

「ゆっくり自殺していってるのはみんな分かってる」

「自分のことなんてどうでもいいと思ってる」

これって私のことだなと思い、私も含めたそういった満たされない方の気持ちを書いてみたいなと思って書いた初めての長編です。

今回頒布させていただくのはnoteに投稿させていただいた同名小説を単行本化したものです。もう読んだという方も、まだ未読の方もどうかよろしくお願いします。


こちらから試し読みもできます↓

【試し読み】アディクト・イン・ザ・ダーク




③『スポットライトが見えずとも~上総台高校アクター部がいる!~』

(A5判、52ページ、200円)



キャプチャ2



 新聞部に所属する水谷脩平は、先輩部員である鶴見から謎の部活アクター部を取材してみたらどうかと提案される。後日、水谷が部室のドアを開けると、そこではアクター部の部員たちが探偵ものの寸劇を繰り広げていて―?これは、スポットライトに照らされずとも、確かにそこにいる人々の物語。



私がずっと書きたかった話の一つに、高校の部活ものがありました。『スラムダンク』から『ちはやふる』まで、日本のエンタメで人気のこの題材で、一本書いてみたいと、去年あたりからずっと思っていて、それがようやく今回の文学フリマで実現した形です。

そして、題材も私が今好きなものを考えて、選びました。ヒントを言えば、アクターはアクターでも、○○○アクターであるということですかね。○○○に入る言葉はいったい何なのか。それは読んでみてのお楽しみです。

こちらは現在、長編バージョンを公開中です。今回頒布させていただくのは、長編バージョンの前日譚ですね。読めば長編バージョンが3倍楽しめるかも!? 価格も200円と手ごろなので、ぜひ手に取って楽しんでください。

なお、長編バージョンの方は現在シーズン2を執筆中です。6月頃に投稿を再開したいと考えています。





④『これ短編集 ハイブリッド・フラワーズ』

(A5判、204ページ、800円)


キャプチャ6


note様のみならず、小説家になろう様やエブリスタ様に投稿した短編を集めて、一冊の本にしました。

ラインナップは以下の通りです。

・note
『グッド・モーニング』
『噓とエッセイ#1『マラソン大会』』
『Cloudy Sky Tragedy』
『噓とエッセイ#2『砂漠』』
『似た者草子』

・小説家になろう
『トワイライトを引っ叩け』
『タイニー・ソングが生まれる』
『コント#1『銀行強盗』』
『夏の日、ターミナル』
『綺麗事とか』

・エブリスタ
『冬のキツネ』


・書き下ろし

『ミッドナイト・ハイウェイ』

『進まない世界のなかで』



以上、50ページ以上の書き下ろしを収録した全13編の短編集です。なるべく書き直さずに、投稿時の通りに収録しました。

小説あり、噓エッセイあり、コント脚本あり、歌詞ありのなんでもありの一冊となっています。

さらに、空きページには㊙おまけも!?

800円というお値打ち価格ですので、この機会にぜひどうぞ。

第2弾が出るかどうかは売り上げ次第!


※試し読みも以下の二編で実施中です。

グッド・モーニング

綺麗事とか






以上でラインナップの紹介は終了です。いかがでしたでしょうか。

前回開催からの半年で培ったものを、今回の文学フリマ東京ではぶつける予定です。売れなくても楽しい。でも、売れればもっと楽しい。準備も含め、がんばります。

なので、よろしければ当日、エー17『胡麻ドレッシングは裏切らない』にぜひ足をお運びください。あなたのお越しを心からお待ちしております。

では、5月16日(日)、東京流通センター第一展示場でお会いしましょう。

その時まで、どうかお元気で。



※少しでも関心を持ったのならば、下記のWebカタログから「気になる」ボタンのクリックをお願いします。大きな励みになります。

Webカタログ エー17 『胡麻ドレッシングは裏切らない』


※ご来場の前に、文学フリマ公式サイトの『感染症対策のガイドライン』をご一読ください。


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