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【5月8日更新】5/21(日)文学フリマ東京36@東京流通センターに参加します


こんにちは。これです。

マスク着用も緩和されるようになって、大分コロナ禍も落ち着いてきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。季節もすっかり春めいて、かなり過ごしやすくなってきましたね。私はというと、いくつか予期せぬ出来事はあったものの、今はつつがなく日常を過ごさせてもらっています。執筆もちょっとずつ行っています。大それたことは望まないので、このまま毎日少しずつでも書き進められたらなと思っている今日この頃です。

さて、本題です。タイトル通り、私これは5月21日(日)に東京流通センター(第一展示場&第二展示場二階Fホール)にて開催される第三十四回文学フリマ東京に参加させていただきます。


文学フリマとは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。   文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
自費出版の書籍、ホチキスで綴じたコピー誌、手製本の書籍、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、その他……。
本屋さんでも通販でも出会えない、さまざまな形の〈文学〉が一堂に会し、販売されます。
内容も、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実にさまざまです。
既存のジャンルや定義・価値観にとらわれない、自由な発想・斬新な視点から生まれた作品も多く出品されます。
文学フリマは、新たな才能の発掘の場ともなっているほか、プロの作家やライター、編集者が限定版の作品を出品することもあります。      (文学フリマ公式サイトより引用


例えるならば、コミケの文学バージョンといったところでしょうか。評論のジャンルもありますが、文学フリマは一次創作が多いのが特徴で、純文学に大衆小説、ホラー、ミステリー、BL、百合。短歌に俳句にエッセイなど多くの書き手が集う、アマチュア文学界のビッグイベントなのです。

そんな文学フリマ東京に、私は今回で早6回目の参加となります。前回の文学フリマ東京35は不参加だったので、一年ぶりの参加です。最初に出店したのが2019年の秋でしたから、もう3年半ほども参加していることになりますね。もはやベテランに片足突っ込んでいると、言ってもいいのではないでしょうか。



文学フリマ東京36配置図


今回のブース番号はC-10。入り口からは少し離れた位置になります。また、今回の文学フリマ東京は出店者数も増えたため、第一展示場と第二展示場2階Fホールの二会場での開催となります。私が出店するのは第一展示場ですので、足を運ぶ際にはお間違えの無いようお願いします。

また、サークル名は今回も今までと同じ『胡麻ドレッシングは裏切らない』です。恥ずかしくなったなどの事情がない限り、今後もこのサークル名で参加したいと考えています(まあ最近は胡麻ドレッシング自体ほとんど口にしなくなったのですが。今はキムチの方が好きです)。


※Webカタログはこちらになります。


入り口からは少し離れていますが、他のブースを回るついでにでも、私のブースに足を運んでくれたら嬉しいです。もちろん、第一展示場だけじゃなく第二展示場も回ってください。素敵な本との出会いがあなたを待っていますよ。もちろん、私のブースも含めてですが。


それでは、ここからは今回のラインナップの紹介です。今回の文学フリマ東京36では新刊1冊と既刊3冊の計4冊を頒布させていただく予定です。見本誌コーナーにも見本を設置するので、よかったら手に取って軽くさわりだけでも読んでみてください。



―ラインナップ―



文学フリマ東京36 おしながき



①これ短編集3 希望の光なんて

(A5判 262ページ 900円)




2021年4月~2021年12月にかけて、noteだけでなく小説家になろう、エブリスタに投稿した10作品に、書き下ろし中編を加えた11作品を収録した短編集第3弾です。

ラインナップは以下の通りです。

・note
『接続』
『噓とエッセイ#5『心臓』』
『バックラッシュ・ショートクラッシュ』
『噓とエッセイ#6『爆弾』』

・小説家になろう
『コント#2『自動車教習所』』
『あなたは愛される』
『ソネタオの夢』
『この映画は完成を待っている』

・エブリスタ
『Together』
『オールドペンフレンド』

・書き下ろし
『生きてる君は綺麗だ』


以上の11編に加え、今回も空きページには㊙おまけを収録!お値段以上にボリュームのある一冊になっています!
何卒よろしくお願いします!


※以下のサイトで一部の収録作品の試し読みを実施中です。
Together
あなたは愛される




②これ短編集2 All You Need Is Goodbye

(A5判 316ページ 1000円)




2020年11月~2021年4月にかけて、noteのみならず、小説家になろうやエブリスタで発表した9編に、書き下ろしを加えた計10編の短編集第二弾です。

ラインナップは以下の通りです。

・note
『噓とエッセイ#3『シークレットトラック』』
『キープ・オン・チェンジング!』
『ぼくたちはバズることができない』
『噓とエッセイ#4『心臓』』

・小説家になろう
『ファビアン 森のブルース』
『二〇二〇年七月一八日』
『ちゃんとさよならを言いたい』

・エブリスタ
『Make Believe』
『清々堂々』

・書き下ろし
『ごめんね、ありがと』


今回のテーマは「さよなら」。前回の短編集『ハイブリッド・フラワーズ』よりページ数も増え、値段も少し張りますが、これでもお得な価格になっていると思います。まあまあ分厚いですが、よろしくお願いします。


※以下のサイトで一部の収録作品の試し読みを実施中です。
ぼくたちはバズることができない
二〇二〇年七月一八日




③死ぬために生まれてきたんじゃないんです!

(A5判、76ページ、400円)



石神亮介。職業・ミステリー作家。しかし、ここ一年半ほどは新作を書けずに苦悶する日々を過ごしていた。
 そんなある日、編集者の仁科日菜子から一緒にライブを見に行かないかと誘われる。それは仁科の従妹が出演するライブで、渋々石神も納得するが、不幸なことに石神は訪れたライブハウスで、人が倒れるところを目撃してしまう。
 さっそく警察の捜査が入るなか、石神は小説の参考にするためにも、被害者が所属していたバンドのメンバーなどに話を聞き始める。
 捜査を進めていく石神。そして、浮かんできたのは意外な真相で―?


被害者がいて、犯人がいて、探偵役が謎を突き止める。そんなシンプルなミステリー小説です。

ただ、この小説は一般的なミステリー小説に少し思うところがあって書きました。なので、終盤はわりと意外性のある展開になっています。

どう意外なのかは読んでからのお楽しみ!

文学フリマ限定の書き下ろしですので、手に入れるにはこの少ない機会しかありません!

どうぞ気軽に手に取ってお楽しみください!




④『これ短編集 ハイブリッド・フラワーズ』

(A5判、204ページ、800円)



2019年3月~2020年10月の間に、noteのみならず、小説家になろうやエブリスタに投稿した短編を集めて、一冊の本にしました。

ラインナップは以下の通りです。

・note
『グッド・モーニング』
『噓とエッセイ#1『マラソン大会』』
『Cloudy Sky Tragedy』
『噓とエッセイ#2『砂漠』』
『似た者草子』


・小説家になろう
『トワイライトを引っ叩け』
『タイニー・ソングが生まれる』
『コント#1『銀行強盗』』
『夏の日、ターミナル』
『綺麗事とか』

・エブリスタ
『冬のキツネ』


・書き下ろし
『ミッドナイト・ハイウェイ』
『進まない世界のなかで』


以上、50ページ以上の書き下ろしを収録した全13編の短編集です。なるべく書き直さずに、投稿時の通りに収録しました。

小説あり、噓エッセイあり、コント脚本あり、歌詞ありのなんでもありの一冊となっています。

さらに、空きページには㊙おまけも!?

800円というお値打ち価格ですので、この機会にぜひどうぞ!


※試し読みも以下の二編で実施中です。
グッド・モーニング
綺麗事とか


※また、こちらの作品は今回で頒布を終了させていただきます。現品限りですので、お買い求めはお早めにどうぞ!



さらに、ここまでは既刊でしたが、現在新刊である短編集第3弾を制作中です。もうほとんどの短編は出揃って、今は書き下ろし短編を書いている真っ最中です。結構どうしようもないテイストになりそうですが、こちらも完成した際には手に取っていただけると嬉しいです。



以上で、ラインナップの紹介は終了となります。いかがでしたでしょうか。気になった作品はありましたでしょうか。「へえ、こんなブースもあるんだ」と少しでも気にしていただけたら幸いです。




最後に少しだけ、また本音の話をさせてください。こんなことを言えば、もしかしたらお客さんを遠ざけることになってしまうのかもしれませんが、私はとても自分に自信がない人間です。毎日SNSに、自分に対してネガティブな投稿をしているどうしようもない人間です。

当然、自分が書いた作品にも自信はあまりありません。これは本当に面白いのだろうか、果たして読んでもらえるのだろうかと、いつもびくびくしながら書いて投稿しています。投稿した後に、もっと面白くできたんじゃないかと自分を責めることもしょっちゅうです。まあその心配も多くの場合、杞憂に終わるのですが。(つまり読まれないということです)

同様に文学フリマに出店することにも、私は未だに恐れを抱いています。一冊も売れなかったらどうしようと、毎回思います。これは私だけではないかもしれませんが、私の場合は万が一完売したとしても黒字にならない値段で頒布しているので、出展料等々も含め文学フリマに参加することは、少なくとも金銭的にはメリットはありません。

それでも、私が文学フリマに出店し続けるのは、少ないけれど読んでくれる方がいるからです。読者の方の顔を直接見ることができるからです。これは何にも代えられない喜びです。普段は孤独にパソコンに向かっている私でも、リアルイベントの場だったら人と繋がることができる。それを糧にして、執筆を続けている側面も私にはあります。読んでくれるということは私にとって、いやおそらく他の多くの書き手の方にとって最大級の幸せなのです。

確かに私の『胡麻ドレッシングは裏切らない』は弱小ブースです。頒布している本も他の方と比べれば、もしかしたらあまり面白くないのかもしれません。でも、こんな偏屈な私を、私の書くものを少しでも気にしてくださる方がいるなら、ぜひ会場でお会いしたいです。マスク着用が緩和されたり、コロナ禍も収束に向かっていますが、まだまだ予断を許さない状況の中、文学フリマ東京36に足を運んでくださるなら、私は面と向かって「ありがとうございます」と伝えたいです。

私以外にも当日は1,600以上のブースが出店します。あなたの好みに合う本もきっとあるはずです。なので、もしお時間がありましたら、5月21日は東京流通センター第一展示場&第二展示場二階Fホールで開催される文学フリマ東京36にお越しいただけると幸いです。出店者全員、あなたの来場を歓迎しています。その際はC-10『胡麻ドレッシングは裏切らない』というサークルがあることも、頭の片隅にでも入れておいていただけたら嬉しいです。

それでは、5月21日(日)に東京流通センターでお会いしましょう! その日までどうかお元気で!



※少しでも関心を持っていただいたのならば、下記のWebカタログから「気になる」ボタンのクリックをお願いします。大きな励みになります。

胡麻ドレッシングは裏切らない [文学フリマ東京36・小説|エンタメ・大衆小説] - 文学フリマWebカタログ+エントリー (bunfree.net)


※また、文学フリマ東京36にお越しの際は、公式ホームページに掲載されている「文学フリマのルール」をご一読してからのご来場をお願いします。

文学フリマのルール – 共通ルール | 文学フリマ (bunfree.net)

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