ウォータポンプ

初心者でも作れる車中泊用の蛇口兼簡易シャワー

みなさんこんにちは。自動車メーカ勤務のサラリーマンが週末にDIYでキャンピングカーを作っているVANWEEKENDです。

車中泊をする時、洗顔や歯磨きをどうしていますか?寝る前の歯磨きは温泉に入れば温泉の施設内でお風呂のついでに歯磨きなどをしてる方も多いと思いますが、一番大変なのが朝の歯磨きと洗顔だと思います。私はサービスエリアや道の駅などで歯磨きを何回かしたことがありますが、やはりトイレの中で歯磨くのはなんとなく気持ち悪いです。それと周りの視線が気になってしまってゆっくり洗顔や歯磨きができませんでした。そこで車中泊をしても車内で洗顔や、歯磨きができるように車内シンクを作ったのですが、今回はその中でも要になる蛇口の作り方を説明したいと思います。

■車中泊用の蛇口兼シャワーとは?

車内で洗顔をしたり、歯を磨いたりするのに必要になるのが水です。コップに入れたり、ジャグに入れたりすれば洗顔や歯磨きはできますが今回する蛇口はボタンを押せば自動で水が出てくる蛇口を作ります。夏場にはホースを伸ばせば車外で簡易シャワーとしても使えます。イメージがなかなか湧かないと思うので、とりあえず動画を見てみてください!

いかがだったでしょうか?この蛇口が車内で使えれば洗顔や歯磨きはもちろん、食器を洗えたり、夏場は動画の様に海で遊んだ後、砂を落とすために簡易シャワーとしても使えるます。

■初心者でも作れるか?

安心してください。こういった電装関係のDIYを作る時配線図を書いたり、配線をしたり電装の知識が必要になってきますが、VANWEEKENDでは誰でもが自作キャンピングカーを作れるように情報発信をするのがモットーですので、電気が苦手な方も電装品を触ったことない方にもわかるように解説して行きます!

■材料と各部品の役割と必要な個数

では早速材料ですが、下の材料と全く同じ物を買ってもらうとこの記事を読みながらであれば簡単に作れますので、Youtubeの概要欄から部品をご購入ください。

①シガーソケットオス〜電源をとる部品 必要個数×1

②配線〜電気を通すための線

③クイックコネクタ〜電源を素早く切り替える為の部品 必要個数×1セット

④ギボシ〜配線と配線を繋げるための部品(電工ペンチ付き) 必要個数×1セット

⑤ヒューズホルダとヒューズ〜万が一の時に電装品を守る部品 必要個数×1

⑥ウォータポンプ〜水を吸い上げてくれる部品 必要個数×1

⑦スイッチ〜水を出した時にのスイッチ 必要個数×1

⑧蛇口〜水を出すための部品 必要個数×1

⑨ホース〜水を通すための部品 必要個数×2(吸入と排出用)

※ホームセンターなどでポンプに合うホースを購入してください。

⑩タンク〜水を入れるための部品 必要個数×2(綺麗な水用と汚水用)

こちらが必要な材料になります。

スライド1

■作る手順

さて、では実際に作って行きましょう。本来ならば、電装品を作る時は配線図を使って説明するところですが、今回は誰でもできるように下の写真と絵を使って説明します。下の図が全体図になります。全体で見るとわかりづらいので、電源、スイッチ、ウォーターポンプ、タンクに分類して作って行きましょう!

スライド2

〜電源〜

まず電源はポータブルバッテリーもしくはシガーソケットで取れるように作って行きます。シガーソケットの配線が赤と黒がありますが、クイックコネクタのオス側の色と同じ色をギボシで繋げていきます。黒は黒、赤は赤という感じで繋げます。色を間違えるとポンプが逆回転してしまいますので注意しましょう。ギボシで繋なげるだけでもいいのですが、余裕のある方は半田付けもするといいですよ。

スライド3

〜ヒューズ〜

次に先ほど作ったオスのクイックコネクタとは別にメスのクイックコネクタを用意します。メスのクイックコネクタの赤色の線とヒューズの赤色の線をギボシでつけます。ヒューズ線は赤線が2本ありますが、どちらに繋げてもかまいません。この段階でメス側のクイックコネクの黒色がが余るので、どこにも繋げず置いておきます。

スライド4


〜スイッチとウォータポンプ〜

スイッチを準備したら、スイッチの緑色の配線と先ほど繋げたヒューズの黒色をギボシで繋げていきます。メスのクイックコネクタではなくヒューズの黒色に接続してください。スイッチには他の色が余りますが、今回使うのは緑色と白色だけす。スイッチの白色の配線は次に登場します。スイッチの白色にはウォータポンプの赤色に繋いでください。スイッチには他の色が余りますが、今回使うのは緑色と白色だけす。

ウォータポンプには余った黒色はそのまま、まだどこにも繋げないでください。

スライド5

〜全体図〜

電源、ヒューズ、スイッチ、ポンプは無事完成しましたでしょうか?あとはそれぞれのパーツを繋げるだけでもう少しで完成です。まず①のオスとメス側のコネクタを繋げます。次に②ヒューズホルダの赤色とスイッチの緑色をギボシで繋げます。最後に③のメス側のクイックコネクタの黒色とウォータポンプの黒色を繋げれば、スイッチを押せばポンプは動きますよ。ここで、ウォータポンプが動かない場合はギボシの接続が甘かったり、配線が間違えてるので慌てずに、見直しましょう。

スライド6

〜タンク〜

最後にウォータポンプの給水側と蛇口をホースで繋げれば水は吸入されシャワーの完成です。

スライド7

如何だったでしょうか。思ったよりも簡単にできたと思います。もし、ちゃんと作動しなかった場合はコメントして頂ければできる限りお答えします。では、ご覧いただきありがとうございました。

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