或る薬剤師の文転院進③転職〜院進(20210526)

最後です。

2019年の9月に転職をします。
臨床で生きていく気にはなれなかったため、事業会社(保険薬局チェーンにも事業会社ですが、所謂という意味です)に転職します。
この転職活動もかなり難航して苦しみ、ようやく取得した内定先に移ります。
感謝はしていますが、機会があればまた職を変えて生きていくつもりです。

ここで静岡に半年行くことになったりといったことを経験し、大学院進学自体をどうしようか悩み始めますが、2020年の4月に東京に戻り、かつCOVID-19により自宅にいる時間が増えたことにより自分と対話した結果、やはり院試を受けることを決意。

この時に「もう大学名やらがどうこうは気にせず、前投稿の条件を満たしているならどこでも良いから受けて、まず環境を作ろう」と決めます。

そこで地元の国立大の院を受けて、

合格

はしたのですが...

現在も問題を抱えながら、院に通っています。

というのは、修士課程(博士前期課程?違いが分かっていません...)には、
・修論コース
・課題研究レポートコース
の2つがあります。
前者はいわゆる修士課程ですが、後者は修士論文ではなく規定数の課題研究レポートなるものを提出することを持って修士号を得ます。

ここで問題になるのは、課題研究レポートはあくまでレポートであって、修士論文を作成したことにはならないということです。

あとになって院試のネタばらしを聞きましたが、「2年で論文が書けそうな過去の蓄積を研究計画書から読み取れるか、その説得力があるか」という点が院試の評価ポイントなのだそうです。
つまり、私の経験と研究計画書からは、修士論文を書けそうであるとは判断されず、まぁ課題研究レポートの方なら良いか...と判断されたようです。
そして、途中から修士論文を作成するコースには移れないのです。

はてさて、どうしたものやら。
私は出来れば博士課程に進み、自分で研究が出来るという状態に至りたい(スタートラインに立ちたい)と思っているですが、修士論文なしに博士課程に進学など出来るのか?という疑問が湧きます。

この点は社会保障論を担当する先生に相談していますが、はたして...

というのが薬学部進学から文転院進の現在までの簡単な振り返りです。
環境を得るためにスキップしてしまった、経済学部卒程度の能力を固めるということを大至急進める必要があります。

が、頑張ろう...

(おわり)

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