アグレッションの高い相手とどう対戦するのが正しいのか
アグレッションの高い相手と対峙した場合
こんにちは、ポーカーをしていて一番嫌なシチュエーションはなんですか？
自分はアグレッシブな相手と対戦しているときです。
自分はアグレッシブなポーカー打ちが嫌いです。
本当に大嫌いです。
本当に鬱陶しいです。
でもポーカーをしている限りアグレッシブな相手との対戦は避けられません。
では、こちらを無理やり降ろしにくる相手に対して、自分がどのように対戦しているのか記述したいと思います。
上のHUDの白い部分が平均で、紫の部分が平均よりもアグレッシブになっているところ、水色はパッシブな部分です。
HUDの細かい部分は差し置いて、注目して欲しい場所を説明します。
まず１行目の*69となっている箇所です。この数値はW$WSFでフロップを見た後の勝率です。
W$WSFの好ましいスタッツは48%～53％です。
次にAGGと書いてある後の51/56/38/56と書いてある箇所です。
これは相手のアグレッションファクターです。左から、トータル、フロップ、ターン、リバーの順です。
AGGの好ましい数値は左から順に、34%～39%、38%～42%、29%～35%、35%～40%です。
この時点で相手のアグレッションが如何に高いかが如実に分かります。
K99ttペアボードでアグレッションの高い相手とどのように戦ったか
相手から50%サイズのチェックレイズが返ってきました。
トップペアなので、当然コールします。
ここから相手のスタッツとの相談です。
まず上記の事から相手が、相当アグレッシブなポーカーを打っているということが分かっています。
でも、それだけでは相手の完全なる傾向は分かりません。
HM3は自分でHUDをカスタムすることができます。
そこでカスタムされたHUDでより相手の事を紐解いていきます。
Flop
まずサンプルは少ないですが、BBはFlopで６回のベットを受けています。
そしてそのうちコールを4回、レイズを2回し、フォールドは0回です。
チェックレイズ部分にフォーカスを当てていきます。
W$SD X.Rの部分が0になっています。
これはフロップでチェックレイズをして、ショーダウンをしたときにBB側が勝っていた比率を表しています。
0ということはBBはフロップにチェックレイズをして勝っていたことが2の0なので、チェックレイズにブラフが混じっていることが推察されます。
Turn
X.R-Bの部分が2-2です。BBはフロップチェックレイズをしたら、ターンは必ずベットをしています。
またチェックレイズとは関係ないですが、BMCBが4-3と非常に高いです。
Turnの下の67という数字は相手がポットオーバーを打った比率です。
相手はターンで6回ベットをしていますが、そのうち4回ポットオーバーを打っています。
BBはベット比率が高く、チェックのレンジを高確率で攻めてきて、尚且つベットのサイズの圧力で相手をフォールドさせようとするタイプと推察されます。
River
リバーは対戦時にエクスプロイトできるようなスタッツは無かったので割愛しますが、リバーのベット率が非常に高いので、IP側がターンチェックした場合高確率で打ってくれる可能性があります。
ターンのチェックレンジを強くしておけば相手が打ってきたときに、レイズをして相手から追加のチップを獲得できる可能性が上がります。
現にベットフォールドしているので、IPのターンのチェックレンジに、高確率でリバー、ブラフをしてくれそうです。
今回相手のハンドはブラフハンドでした。
上から目線に聞こえるかもしれませんが、凄くいいブラフだと思います。
もしハートが落ちていたらリバー打ち切るのか、逆にハートを自分が持っていなかった場合リバー打ち切るのか、聞けるのなら聞いてみたいです（カナダ人ですが）
後は国籍リーディングになりますが、カナダ人はブラフがめっちゃ多いです。
このスタッツで上記のラインを取られた場合は、ターンでフォールドします。
バランスが非常にいいが少しフォールド率が高い。
BB以外にカスタムしたHUDが沢山あります。
自分がカスタムしたBBのHUDのファイルを貼り付けておくので欲しい方はダウンロードしてください。
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