とっておきの　話　2 問題を解決しよう

歯科矯正治療　この治療に「特効薬」はありません

医科歯科　問わず　最も原始的で技術革新が起きにくい医療行為です　　

歯をどうやって動かすのか？

世の中には様々な「矯正装置」が存在します　　どのような「装置」であっても

歯に外力を加えて　歯を動かしていく

この　原理　原則から外れることはできません　　

アライナー型矯正装置も　ワイヤー矯正も　リンガル（舌側矯正）矯正も　動かす原理原則は同じで「最新」なものはありません

「最新」がないのであれば　「困り事」はないのか？

歯科矯正治療の問題点　

痛みや不快感　　：　　痛くない方がいいですよね
見た目の問題　　：　　目立たない方がいい患者さんもいます
治療期間が長い　：　　できる限り短い方がいいですよね
費用の負担　　　：　　なるべく「安く」できると助かります

この問題が少しでも「解決」できれば　矯正治療を受けたい人は増えるのではないだろうか？

弱い力（ライトフォース）で歯を動かす　

これが「答え」です　
この事は１９６０年代から　言われていたことですが　実現する方法を具現化できませんでした
この方法は　ワイヤーを使用した矯正治療のみ可能　
残念ながら　アライナー型装置では難しい技術です

弱い力（ライトフォース）は　ブラケット（歯に直接つける装置）では実現できない　ワイヤー技術でのみ可能

痛みの少ない治療法　治療期間を短くする治療技術　など
この装置（ブラケット）で実現可能　みたいな　セールストークは存在しますが…..

自動車で例えると…..　

ブラケットは　自動車の外観
ワイヤーは　動力（エンジン）なのです

この業界（歯科矯正市場）は　長年　ブラケット（外観　装置）の研究開発はしてきたが　動力（エンジン）の開発はほとんどなされていないのです
＊いろいろなワイヤーは開発されてますが　実はそれだけでは不十分なのです

KR Dontics

次回　技術開発に至った経緯など　書いていきましょう　

最後まで　お付き合い　ありがとうございます