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わたしのお部屋時間

このところ世の中の流れ的にも、家にいる時間が多いため、理想のお部屋や過ごし方について調べてみたり、よく想像したりしている。
今の時間だからこそ出来ることもあって、この頃のお部屋時間に、何となく充実感を覚えている。

この時勢にあって、多忙だった時よりも気持ち的にはリラックスしているのか、自分のお部屋と暮らし方に「ひと手間」を考える余裕が出来ている。

<お部屋にひと手間>
・お部屋にアートフラワーを飾ってみる
・スタンドライトを買った
・掃除機を買った(今まで掃除は手動!)
・お風呂場にルームフレグランスを置く
<自分ににひと手間>
・時間をかけて自炊をする
(今日のお昼はフレンチトースト♪)
・紅茶と珈琲を楽しむ
・動画や映画を楽しむ
・お気に入りのシャンプーを使う
・たまに友達と電話をし合う

ある人から見れば、最近私がしている「ひと手間」も、習慣の1つかもしれないけれど。
それでも、私は今まで家で過ごす時間を重要視していなかったから、大いなる大躍進である。

こういうことをしていると、少しだが気づくことがある。

①以前の私はいかに、部屋で過ごす自分を許せていなかったかということ。

②ほんの少し自分を大切にするだけで、暮らしが丁寧になる

本当に失礼なことかもしれないが、私は、家でずっと過ごす人に対して、良い感情を抱いていなかった。
部屋で1日テレビを見たり、引きこもったり…何が楽しいのかと割と本気で思っていた。(事実、私は部屋にテレビを置いていない。)
でも実際、部屋で過ごす時間が増えてくると、それはそれでとても楽しいということに気づいた。

この前の日曜日、ずっと気になっていたアニメを1日かけて徹底的に見て過ごした。
正直、とても楽しかった。
何の約束や予定も気にせず、無我夢中になってアニメを見たのは、本当に久しぶりだった。

以前の投稿にも書いたが、「ねばならない」を自分に課してしまいがちな私にとって、(外的にも心理的にも)無我夢中を咎められないというのは、最高に心地よい。

こうして、新しい楽しさに気づき、受け入れることが出来た。
部屋で無我夢中が出来るというのは、一人暮らしの醍醐味と言えるかもしれない。

それと似たようなことで、
自分のために「ひと手間」を加えることで、私は更にハッピーになれている。

自分のためにお料理を作って、お気に入りのものを飾って、たまには珈琲を淹れて。
(昨日、お気に入りのグラスにアートフラワーを飾ったら、あまりに理想的過ぎて、ちょっと浮かれてしまった。)

それに直接は会えなくても、部屋でゆっくり過ごしながら、友達と電話をするのもまた楽しい。
何より、大口を開けて笑って過ごせる。

こうしていると、自分に「ひと手間」をかけていなかった私に、ちょっと同情したくなる。
時間も無いしコスパも悪いからと自炊はやめていたし、折角人から貰った珈琲や紅茶の美味しさも知らなかったのだから。

一人暮らしを始めて1年と少しが経つけれど、ようやく少しずつお部屋時間を楽しめている。
このわくわくが、mustになってしまわないように、皆の暮らしは人それぞれ…なのだから。






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