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段ボール箱、80か90

ライツ社様の本棚リレー、いいなあ、楽しかろうなあ、と思いながら、いやお前もやりゃいいじゃん、リレーすればいいじゃん、ということにもなりますし、だがあたくしの保有する本がですね、引っ越し作業中ということで段ボールにけっこう入れてしまって。

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こんなんなってて。業者さんには段ボールを大小100個以上もらってやってる。そのうち80か90は本の箱になりそう。いま手元にカメラがないんでiPadで撮ってるんですけど、画質悪いですけど無理やり参加してみます。

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まだ段ボール箱に入れてないもの全景。

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このよーにバタイユがけっこうあるが、持ち主、特に変態というほどでもない。これよりは澁澤の選集二種類(梱包済み)のほうが問題あるかな。

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ちょっと引きで撮る。しましまの百円ノートと八年分のほぼ日手帳があるね。

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こちら、野坂昭如と夏目漱石などのまとまり。野坂の描く死は記号に留まらない。中島らもいわく「ちゃんと殺してるな」ですって。同感。漱石はあと数年以内に全部読んでおきたい。

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下段は資料など。上段にしれっとムーミン全集。かわいげかよ。

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もろもろあるが、池田晶子が多い。専門的でない普通の文章で哲学を読める。哲学は損してるからね、学問のイメージとしてもやる人へのイメージとしても。ここにはないが『残酷人生論』などお勧め。

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漫画の棚、上段。下段は撮れなかった。『銃夢』は中学校一年生以来の聖典。CDが邪魔だがスライド式である。

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別の棚上段。上にあるのはダースベイダーの首、ではなくて、ウイルス対策のガスマスク、というのも嘘で、おもちゃのガスマスク。本のほうはどれも思い出深い。『ギタンジャリ』なんかはお前の親が何教徒でも読んだらええのんじゃ。人としての祈りを知る一冊です。小説では『詩羽のいる街』なんかよかった。

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中段。ブルース・リー目立つな。『平和のための戦争論』は右派も左派も関係なく、戦争についてひとこといいたければ必読。日曜討論レベルならこれで十分足りる。他、『神話の力』は創作面でいろいろありがたかった。

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下段。この中で一番ロックなのはやはりチバユウスケの詩集であろう。あとちょっとメンタル面の補強みたいな本が多いですね。そのあたりを読んでる時期は滅入ってた。復活に役立った。ロバート・ハリス『アフォリズム』、是非。

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別の棚その二の上段。ちくまと岩波の赤と京極夏彦、およそ読むべきであろうがほぼ手つかず。京極を読むと国語の偏差値が東大レベルになるって噂だぜ。高校生必読。読んだもんはちょっと見切れてる下段のほうに固まってる。内田樹とか、村上龍のハードカバーとか。

ざっとこんな感じですね。蔵書についてはいくらでも語れるが時間がない。このへんで。

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