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8/14 彼らは何のために闘うのか

夏休みを取って実家に帰省していました。日本はお盆休みだからこのタイミングで海外に行く人も多かっただろう。

一方、隣国の香港では引き続きデモが続いている。

それに対する日本人の反応に違和感を覚える。それはこういうコメントを多数派の意見として切り取るメディアの報道姿勢ともリンクするのかもしれない。例えば、

「他の人に迷惑がかかること」

確かにそうなんだよ。空港を占拠しているから全便欠航になっていて旅行者からしたら大迷惑だろう。しかし、「迷惑」と一言で切り捨ててしまう人の思考には香港に住む人たちの生活視点が抜け落ちてしまっている。彼らが何故そうせざるを得ないのか?ということへの想像力が。

想像力の欠如

日本人は政治に疎いと言い訳のように言い続けてきたが、それもここに極まれりと思う。我々は仮に自分の生活が脅かされそうになったとき、それを守るために闘えるだろうか?無理な気がした。

他国の人々、それも自分と同じように日々働き、食事をし、たまに遊んで、毎日を健やかに生活している人たちが、こうした行動を起こしているということを我々はどれだけ認識しているだろうか?想像力の欠如というよりも、単に考えが及ばない、つまり考える力が無いということに繋がってしまうのだろうか。

こういうことを言うと政治思想がどうとか言われてラベリングされるのが日本なんだと思うけど、そういうんじゃなく、この行動の本質に何があるのかをせめて見て理解することが必要なんじゃないかと思う。

彼らは何のために闘うかの答えはここにある↓




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