読了。「世界を歩いて考えよう!」からの3つの気が付き。
ずばり、僕らはいかに恵まれた環境にいるんだろう!
①電気・ガス・水道が普通に使えるのは普通じゃない。
②コンビニが24時間営業するのは普通じゃない。
③とりあえず、普通に生活できるのが普通じゃない。
①電気・ガス・水道が普通に使えるのは普通じゃない。
水道をひねれば、きれいな水が出る。
ガスも使いたい放題。
電気も24時間煌々とついている。
こんな環境に慣れきってしまったというか、これが当たり前という感じですよね。
でも、実際にこれがまだできない国もある。
僕自身も、前職でスリランカの方や、ベトナムの方とも働きいろんな生活事情を聴きました。
彼らは、日本に来れるくらいなので、正直裕福な方ですが、でも、国のことをうかがうといかに、日本人の同年代のクルーとの考えた方のギャップに、驚かされました。
彼らは、真剣にアルバイトをしに来ています。
国によっては、日本でアルバイトした金額を少しでも国の家族に仕送りできれれば、そうとうな生活費用になる。
そして、自分自身も日本に来ている目的がはっきりしているので、それが果たされれば、あっさりバイトもやめてしまいます。
一方で、日本人の同年代のクルーの大半は、いわゆる自分の娯楽費の目的に稼ぎに来ている方です。もちろん、中には学費を賄うためと言う方もいましたが。
そして、話す内容も違いました。
彼らは自分の国の政治のことにすごく関心があります。それぞれ自分の国のことに関心が高く、日本人みたいな批判めいた意見は少ない印象です。非常に建設的と言うか。
それでも、彼らの言葉のふしぶしには、「日本の学生はうらやましい。」という言葉が出てきます。
そして、もう一つ、「日本はきれいな国」と言っていました。
なんだかんだきれいな国。ゴミも少ないし、それにはびっくりするみたいです。
という会話を聞くと、いかに、電気・ガス・水道が普通に使えるかが普通じゃないということです。
②コンビニが24時間営業するのは普通じゃない。
そして、この本を呼んで思ったこと。
「コンビニが24時間やっているのは普通じゃない。」
ってことです。
国によっては、治安も悪く、
まさか、24時間ATMがつかるなんて!とびっくりする国もあるでしょう
そして、24時間煌々と電気もついていて、夜中でもちゃんと時間どうりに
パンや、ジュースが納品されます。
これって、すごいことなんです。
でも、最近現場で思うのは、「24時間空いているの当たり前」というへんな常識。
僕が子供のころはまだ、コンビニ自体も少なかったのですが、今の子供たちは駄菓子屋さんの代わりにコンビニに来るといった感じで、10円の飴玉とか買っていきます。
そして、僕と同年代にかたやそれ以上の方々は、その反動なのか、
「コンビニでいいサービスするのは当たり前。」
と思っている方も多いような気がします。
個人的に、コンビニ従業員さんは、ビジネスホテルの従業員さんみたいなホスピタリティーあふれるサービスは不要です。と思っているほうです。
24時間空いているだけでオッケー、煩雑なレジ業務を年末年始もそのお店やってくれるだけでオッケー。
それ以上はむしろ求めすぎではないでしょうか??
③とりあえず、普通に生活できるのが普通じゃない。
そして、この本を読んで1番思ったのは、普通に生活できるのが普通じゃないってことです。
僕は、ことしWFPに寄付をしました。
そこで、あらためて思ったのは、いかに日本が飽食すぎるかということです。
コンビニの廃棄もすごい量です。
僕のお店も、おそらくみなさんが見るとびっくりするくらい、弁当やおにぎり、サンドイッチ、デザートなど捨てられています。
1分でも賞味期限がすぎたらアウトです。
商売をするうえでしょうがないのですが、一方で世界にはいまだに食料がいきわたらない国もあります。
24時間弁当がお店にあるって普通じゃないんだなと改めて思いました。
いかがでしょうか?
海外に行くことはちょっと難しい雰囲気ですが、この年末年始、少しだ読書したいと思っている方にはおすすめかと。
コンビニ価格711円です。(オチが付いたところで・・・)
711→セブンイレブン・・・
日ごろの生活を見直すいいきっかけになるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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