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企業価値を増やす「ブランディング+IR」

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中堅企業が企業価値を向上させるためにはIR活動だけでは差別化できない 差別化するには、知ってもらうための活動、ブランディングを組み合わせた方が効果的
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#IR

ブランディング講座6 動画の威力

動画は文字の5000倍の威力文字と写真では情報量は7倍違うらしく、それが動画ともなると5000倍いらしいです。ほんとかどうかは知りませんが、そういえば何か調べる時、googleでなくyoutubeで調べることが多くなりました。 もう文字読むのも面倒な怠惰な状況です。 特に、車のメンテナンスなんかを調べる時は、確実に動画です。やり方まで絵で見てわかるのは楽ちんです。 料理の時もそうですよね?DELISH KITCHEN見れば、もう作ったような気にさえなります。 たとえば

ブランディング講座5 記憶に留めるツール(ロゴやデザインの開発)

ロゴやデザインなんかで会社が変わるかよ!個人的には、ロゴやデザインっていうのは、どうも、胡散臭い感じがして馴染めませんでした。というのもバブル期のCIブームをマネジメントコンサルタントとして経験しているので、当時の広告代理店やCIコンサルティング会社が濡れ手に粟の商売をしているように見えて、コツコツ商売していた私のような下っ端は、やっかみも手伝い、どうしても好きになれませんでした。 また、企業ロゴなどを変えたいくつかの企業の方からも、「結局、たいした成果はなかったな」という

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知らない会社の株は買わない(音声はありません) ブランディング+IRが企業価値を増やす

アルファ・ファンクションの栗本です。 ブランディング+IRで、多くの企業の価値向上に貢献したいと考えています。 3年半前から、日進工具という切削工具の開発製造企業のブランディングプロジェクトに携わり、その間、時価総額が2.5倍(約200億円増加)、出来高が8倍強、株主数が2.2倍となりました。 ※日経NEXT1000の「過去10年間で市場の評価を高めた企業」にも選ばれました。 https://www.ns-tool.com/ja/for_crafting_tomorrow/index.html 当初は、株式市場に限らず、企業認知度を向上させることが目的でしたが、結果として、認知度の向上が株式市場での評価を大きく向上させました。 日進工具は、売上高100億円程度、経常利益が30億円弱の優良企業ではあります。しかし、切削工具というなかなか世間では知られていない業種であり、規模も小さいため、株式市場ではなかなか評価してもらえません。 しかしこの3年、優主なコピーライターの手により会社の想いをわかりやすくキャッチーな言葉で発信し、また優秀なデザイナーの手でロゴマークやコーポレートカラーを一新しました。 さらに、多くの方に理解してもらえるように複数の動画をつくり発信しました。ありとあらゆる方法で、多くの人に知ってらう努力を行った結果、お客様の信頼が高まり、就活生の目にも止まるようになり、社員やそのご家族にも非常に喜ばれました。意図はしませんでしたが、株式市場での評価も上がりました。 企業をブランディングし、企業の想いを伝えることが、様々な面で多大な効果を上げました。 この方法を、多くの企業の皆様に知ってもらい、活用していただければていただきたく、今、多くの方に声をおかけしています。 私個人ができることは知れていますから、多くの方に賛同していただき使っていただきたい。 何をどうやったかなど、全く隠すつもりはありませんし、これで儲けるつもりもありません。 日本の中堅企業の価値を高めるための一つの考え方として定着していけば嬉しく思います。