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セーフティネットとしてのマイナンバーカードシステム

こんばんは。今日もお疲れ様です。

Facebookではもう知人の投稿をシェアしてしまったのですが、重要なので改めてこちらでも投稿させてもらいます。

首相官邸のHPに、『マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善 WG』の委員一同のメモとして、「国と地方の真のデジタル化へ向けて
―目指すべきゴールと、その実現へ向けた推進体制の構築―」がアップされました。

(8/22追記)
「デジタルセーフティネットとは何か」について、しっかり定義を確認しておくべきでしたね。
ネットを通じて、「助けを必要とする人が迅速に支援を受けられるようにする」仕組みが、デジタルセーフティネットです。
(8/22追記ここまで)

今回のコロナ禍の事態で、慌てて集めたにしては、錚々たるメンバーです。さすが総務省と感じました。太田直樹さんは総務省完了で確か局長のすぐ下まで出世されていたと認識しておりますが、総務省退官してたんですね。

書いてあることも、政府寄りの委員の方々が出してきた提言としてはかなり大胆なことが書いてあります。一読をお勧めします。
特に、デジタルセーフティネットが必要であるという視点は、諸手を挙げて賛成です。

なお、有識者委員の方の詳細は以下です。

有識者委員
安宅 和人  慶應義塾大学環境情報学部教授/ヤフー株式会社 CSO
太田 直樹  株式会社 New Stories 代表取締役
楠 正憲  Japan Digital Design 株式会社 CTO
齋藤 洋平  フューチャー株式会社取締役 CTO
庄司 昌彦  武蔵大学社会学部教授
森信 茂樹  東京財団政策研究所研究主幹

ただし、マイナンバーカード制度に「デジタル・セーフティーネットの構築」機能も持たせるというのは、2012年の段階で決まっていた話。それを忘れてはいけないと思います。コロナ禍がなかったら、8年よりもっと長く停滞してしまうというところでしたが。

で、具体的にどうやるのかの議論を早く進めることも、これは政府の決断ですが、政府に代わり期待したいですね。

短いですが、今日はこれにて。

では、また明日。

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