日中両文:何清漣★自らの「ポリコレ」に火傷するチョムスキー教授  2020年7月20日

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 西側の左翼勢力図を多少ともご存知の方なら、有名な左翼の大御所であるノーム・チョムスキーの名前を知っているでしょう。同世代の知的エリート達が次々と世を去った今も、一生かけて資本主義の牙城たるアメリカ合衆国を批判し続け、打倒米帝を生涯の任務としてきた91歳の高齢、待望の米国落日の日を迎えようとしています。
2020年、武漢肺炎が米国経済に大打撃を与え、「ブラック・ライヴズ・マター」(英: Black Lives Matter、BLM)運動が米国の歴史を清算し、立国の基盤を破壊する「米国文革」の時をです。チョムスキーは「米国の永遠の反対者」として、当然、この革命の本流に身を投じ、2003年のウォール街占拠運動時のように、国家の一大事に口を出したがりました。

 ★チョムスキーの敵「アメリカ」

 チョムスキーは一生、米国を敵とし続け、米国の歴代大統領は誰であろうと、基本的に彼の敵でした。この20数年間で言えば、ジョージ・W・ブッシュ大統領は戦争のセールルマンであり、オバマ大統領は全世界での殺人者、です。ですから、彼は「生きているうちに小ブッシュやオバマらが逮捕されて国際刑事裁判で裁かれる姿を見たい」と願っていました。しかし、トランプ大統領が登場してからは、彼の眼中には、トランプこそ米国史上最悪の大統領と映り、あらゆる発言には必ずトランプ批判を行い、正義の怒りのほのをを吐き出しました。今年の武漢肺炎の全世界的な流行に際しても、アリゾナ州で自己隔離中のチョムスキーはDiEM25 TVのホストSrecko Horvat氏に招かれ、武漢肺炎聞きへの反省と見解を語っています。

 全世界が皆、武漢肺炎は中国に発生し、中国がWHOとともに流行状況を隠蔽し、されに全世界の防疫物資を買いあさったことから、世界に流行を拡散したことを知っています。しかし、チョムスキーは「世界の1番のテロリズム国家は米国である」と決め込んでいますから、相変わらずお経を読むように、これまで同様、「疫病流行の背後には、人類は核戦争に直面しており、地球温暖化と民主主義の衰退などの一連の恐怖にさらされている」とピント外れの答をしています。

 興味深いのは、インタビュアーが武漢肺炎の危機に際して発表した「反省と考察」では、発生国の中国のことには全く触れず、トランプ大統領のイラン、キューバ制裁が巨大な苦痛と損害をもたらしたと非難したことです(彼とカストロとの友好関係は世界的に有名)。インタビュー終了時に、チョムスキーは見下すように、今回の流行は「新自由主義」がもたらした社会と経済の問題を遺憾なく暴露したもので、自分は遠くない将来、多くの国家が重大なモデルチェンジを遂げるだろうと高説を垂れたものです。

 チョムスキー流の考えでは、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス(訳注:オーストリア=ハンガリー帝国出身の経済学者)からフリードリヒ・ハイエク(同:オーストリア・ウィーン生まれの経済学者、哲学者)からオバマまで全て「新自由主義」でこりかたまった人脈で、討伐すべき存在なのでした。

 チョムスキーのこの話は、西側知識人の社会危機認識が非現実的なことをよく表しています。彼の1968年のデビュー以来実践してきた米国への罵倒、核戦争の脅威、環境危機という「三本の斧」は、高尚に聞こえても、現実離れしたものなのです。

 今、チョムスキーが「重大なモデルチェンジ」の夢に浸っていたのですが、なんと、チョムスキー自身、左翼陣営の「克服すべき文化」(#CancelCulture)の闘争対象になってしまいました。若い左翼たちは、なぜ、自分たちの大先達を見捨てようというのでしょうか?

 2017年の英紙インディペンデンス8月22日に掲載された記事のせいなのです。「Antifa is gift to the far right and US government repression」(Antifaは、米国の右翼と政府の抑圧に対するプレゼント)というタイトルです。米国の極左派は、チョムスキーがAntifaを攻撃している、とみなしたのです。(訳注;Antifaは米国の極左反ファシズム政治運動)。自らポリティカル・コレクトネスの権化を以って任じるチョムスキーが、ついにポリティカル・コレクトネスの燃え上がる火に、自分の毛を焼かれるはめになりました。

 これは、チョムスキーにも「BLMというこのマルクス主義運動が作ろうとしている”麗しい新世界”には、チョムスキーという大物が占める場所はない」ということをはっきりさせました。

 似たような立場に置かれた左翼人士は少なくありません。例えば、「ハリー・ポッター」シリーズで著名なJ.Kローリングス女史も、これまではずっと「ポリティカル・コレクトネス」を貫いてきたのですが、6月に「女性だけが月経がある」と書いたために、ボイコットリストの対象にされて、悪罵を浴びせられたばかりか、著作を販売停止にせよと言われてしまいました。(訳注;ローリングズ女史の発言は 参照)

 BLMの左翼革命家たちによって、「ポリティカル・コレクトネスに反する」とみなされた作家や学者、教授、流行歌手、演奏家、コメディアンは、皆、このボイコットリストに入れられ、罵声を浴びせられ、匿名のメール攻撃で職場から解雇せよとか、作品販売禁止せよ、とか言われるのです。

 この「克服すべき文化」文化狩りの恐怖に直面して、とっくの昔に「君の意見には同意しないが、君がそういう権利は守る」という保守派が守ってきた名言などお忘れになっていた左翼作家や学者、教授達は、ついに堪りかねました。彼らは、この文化テロリズムを40日以上支持したり、黙認していたのですが、我慢できなくなって、チョムスキー、フランシス・フクヤマ、ローリングズ女史ら150名が7月10日に、連盟で署名した声明を発表しました。

 ★左右から嫌われた共同声明

 この声明を出した時、彼ら文化人達は、燃え盛り自分たちまで焼こうとするこの烈々たる「ポリコレの猛火」が、実は、自分たちが長年、一生懸命煽ってきた成果だ、などとは思いもしませんでした。

 彼らは「克服すべき文化」文化狩りが異分子を攻撃したのは間違いだなどとは思いませんでした。むしろ、極左勢力が自分たちとの「戦友関係」を深め、トランプのような右翼勢力を攻撃してくれることを望んだのです。

 数多い有名人から、私がなぜチョムスキーを取り上げたかというと、この公開メールに、消し難いチョムスキーの痕跡を認めたからです。それは依然として左翼陣営に、「やりすぎて右派に反撃の口実を与えてはならない」という言い方です。これは、彼が2017年8月に英紙インディペンデンスの取材に答えたのと同じ言葉です。

 この公開メールは、いつもの左翼の表向きは立派な言葉で書かれています。まず、BLMの一連の綱領が要求する、人種差別反対や警察の予算削減(これについては、何清漣氏 ★「古い世界をぶっこわせ」――米国の「文革」が進行中 2020年6月13日 )に書きました)を褒めちぎります。

 そうしておいて、再度、敵と味方を区分けします。トランプを代表とする右翼は敵であり、民主主義の脅威です。高等教育界、ジャーナリズム界、慈善事業界、芸能界は左翼の友人だとしす。しかし、敵方の言論の自由の権利は、依然として認めません。この公開メールはただ自分たちの「内部問題」を討論しようというだけです。

 それは「右翼の扇動者はすでにそいうことを利用している」ので、「抵抗しようという勢力に、ドグマや強制行為を連中の旗印に利用することを許してはならない」としています。そして、厳しく諭すような調子で「我らは必ずや、我々の中のどちら側にでも不寛容な現象が出現するのに反対する。それにによって、民主的な許容度を守ることができる。我々は正義と自由の間におけるいかなる間違った選択が進行するのを拒絶する。これらは切り離せないものだ」とします。そして最後に「作家として、我々は実践、冒険を行い、時には間違える余地も一種の文化として必要なのだ」と言います。

 このれはつまり、「トランプら右翼陣営との戦いが今、進行中であって、我々は互いに友達ではないか。お互いを責めるのはやめよう。君たちが何をやっても我々は批判しないから、たとえ我々が互いに相手が間違っていると思っていてもだ。頼むから我々を大目に見てくれ」という意味です。

 この公開メールにはさらに「極端な権力者がそれを好むことは前から分かっていたが、我々の文化の中でも検閲して派閥を作ろうという動きがますます広がってきた。反対の声に不寛容になり、公開上で侮辱したり排斥したりするのが新しい流行になっており、それによって複雑な政策の問題を、道徳によって盲目的に判断しようとしている」というくだりもありました。

 この公開メールで、極左の無茶苦茶な行為を利用していると言われ、敵方にされた保守派は、当然、これに大喜びなどしませんでした。しかし、左翼もこれを不快だとしました。多くの声が、これはエリート主義の退廃的な表現だと情け容赦もなく批判しました。

 自称「フリージャーナリストにして事実の鑑定人」と称するエリン・ビバは「連中全員がもっているパイプと聴衆という巨大なプラットホームというとてつもない利点を想像してみろ。彼らはそれをつかって騒ぎ立てている。インターネットで、彼らに自分たちの話に責任を持てと言おう」と言いました。DCセンチネルのサム・サックス記者は、「誰が署名したかを見れば、戦争のプロパガンダマンとしての過去の(そして現在の)仕事の結果を背負いたくない各業界の裕福なエリートたちだとわかるだろう」と言いました。

 ★書斎派左翼を襲った網は、自分たちが作った

 今日の米国の有様は、いささかも意外ではありません。少なくとも、2016年から、これが米国の宿命だと思っていました。この宿命とは、つまり米国の大学が左翼教授によって独占されており、多かれ少なかれ、チョムスキー的な人々の手によって共同制作されてきたからです。アラン・ブルームは、ベストセラーとなった著書『The Closing of The American Mind』の中で、アメリカの高等教育は、左翼的で反自由主義的なメンタリティを養成し、思想の画一化を目指しており、これはアメリカの政治システムの失敗であると警告しています。

 左翼教授勢力が保守派を大学から追い出し、自分たちの学術的な地位を各種の審査に用いて、自分たちと異なる意見を禁じてしまいました。青年たちは、言論の自由は、最初から必要のないものだと思うようになったのです。ワシントンに拠点を置く「共産主義の犠牲者記念財団」は2016年から2018年まで3年連続で調査を実施し、ミレニアル世代の半数が言論の自由は制限されるべきだと考えていることが明らかになっっています。

 チョムスキー教授は91歳ですが、私は今もなお、残された歳月をかけて、彼にこの問題を考えてほしいと思っています。彼が憎んであまりある米国は、彼の全てを受け入れ、名声や地位を与え、全世界の独裁者の友になることを許し、彼をして現代の資本主義と社会主義制度の間を巧みに泳ぎ回る最大の制度の良いとこどりをさせたものです。

 そして、今、その長年努力して呼びかけてきた「美しい新世界」がついにやってきた時、自分のさして批判的というほどのこともない発言すら容赦されなかったのです。思弁の達人のチョムスキー教授は、どんな世界が本当に追求する価値があると思っておられるか自問されるとよろしい。(終わり)

 原文は;何清漣專欄:喬姆斯基們的告饒-政治正確的熊熊烈火燒著了我

何清漣專欄:喬姆斯基們的告饒-政治正確的熊熊烈火燒著了我
2020年07月20日 00:02:00

只要對西方左派目前的八陣圖略知一二,就會熟悉諾姆·喬姆斯基(Noam Chomsky)這位左派大宗師的名字。在同齡知識精英逐漸仙逝之際,一生以批判資本主義的堡壘美國、以摧毀這個山顛之國為己任的喬姆斯基,終於在其91歲高齡時迎來了美國末日:2020年,武漢肺炎讓美國經濟陷入休克,BLM發起清除美國歷史、摧毀美國立國根基的美國文革。喬姆斯基作為「美國的永遠反對者」,當然會投身革命洪流,而且還希望指點江山,如同2003年他在佔領華爾街運動中的作派一樣。

喬姆斯基的終生敵人:美國

喬姆斯基一生以美國為敵,美國的歷屆總統,無論什麼人,基本是他的敵人。以近20餘年的總統為例,小布希是戰爭販子,奧巴馬在全世界殺人,喬姆斯基因此表達過心願:希望有生之年能見到小布希和奧巴馬等人被逮捕並移送國際刑事法庭;2016年當選後,川普在他眼中成了美國歷史上最壞最壞的總統,凡有發言都必然拉出川普來批鬥一番,以泄其正義之憤。今年武漢肺炎疫情禍延全球之際,正在美國亞利桑那州自我隔離的諾姆·喬姆斯基接受了DiEM25 TV主持人斯雷科·霍瓦特(Srecko Horvat)的邀請,分享了他對於武漢肺炎危機的反思與看法。

儘管全世界都知道武漢肺炎疫情發源於中國,而且因為中國夥同WHO隱瞞疫情,還在全世界將防疫物質搜購一空,導致武漢肺炎在世界擴散,但喬姆斯基既然將美國定位為世界「最主要的恐怖主義國家」,此刻仍然文不對題地繼續念頌他哼了一輩子的經文:在疫情背後,人類也正在面臨核戰爭、全球變暖和民主的衰退等一系列更為可怕的威脅。比較有意思的是,在採訪者要求他就武漢肺炎危機發表的「反思與看法」中,他對肺炎源頭國中國隻字未提,卻怪罪於美國川普總統的制裁給伊朗與古巴帶來的巨大痛苦與損害(他與卡斯楚的友誼世界有名)。採訪結束時,喬姆斯基還「高屋建瓴」地表示說,本次疫情已經將「新自由主義」所帶來的社會與經濟問題暴露無遺,他相信在不遠的將來,許多國家都將做出重大轉型——在喬姆斯基的主義派別裡,從米塞斯、哈耶克直到奧巴馬,全一古腦地塞進「新自由主義」譜系,痛加撻伐。

可以說,喬姆斯基最近這場講話,暴露了西方知識份子對社會危機的認識與現實扡格難入,他從1968年出道以來練成的「三板斧」絕技:罵美國、核戰爭威脅、環境危機,聽起來是那麼高大上,與現實卻又是那麼遙遠。正在喬姆斯基沉浸於世界「將作出重大轉型」的夢想之中時,卻發現自己居然成了左派陣營「取消文化」(#CancelCulture)」的鬥爭目標。年青一輩的左派們為何拋棄了自家的大宗師?這是英國《獨立報》(Independent)2017年8月22日那篇採訪惹的禍,這篇題為《諾姆·喬姆斯基:Antifa是對最右翼和美國政府鎮壓的禮物》中,目前在美國橫著走的Far Left認為喬姆斯基嚴重冒犯了Antifa。

只要對西方左派目前的八陣圖略知一二,就會熟悉諾姆·喬姆斯基(Noam Chomsky)這位左派大宗師的名字。在同齡知識精英逐漸仙逝之際,一生以批判資本主義的堡壘美國、以摧毀這個山顛之國為己任的喬姆斯基,終於在其91歲高齡時迎來了美國末日:2020年,武漢肺炎讓美國經濟陷入休克,BLM發起清除美國歷史、摧毀美國立國根基的美國文革。喬姆斯基作為「美國的永遠反對者」,當然會投身革命洪流,而且還希望指點江山,如同2003年他在佔領華爾街運動中的作派一樣。

喬姆斯基的終生敵人:美國

喬姆斯基一生以美國為敵,美國的歷屆總統,無論什麼人,基本是他的敵人。以近20餘年的總統為例,小布希是戰爭販子,奧巴馬在全世界殺人,喬姆斯基因此表達過心願:希望有生之年能見到小布希和奧巴馬等人被逮捕並移送國際刑事法庭;2016年當選後,川普在他眼中成了美國歷史上最壞最壞的總統,凡有發言都必然拉出川普來批鬥一番,以泄其正義之憤。今年武漢肺炎疫情禍延全球之際,正在美國亞利桑那州自我隔離的諾姆·喬姆斯基接受了DiEM25 TV主持人斯雷科·霍瓦特(Srecko Horvat)的邀請,分享了他對於武漢肺炎危機的反思與看法。

儘管全世界都知道武漢肺炎疫情發源於中國,而且因為中國夥同WHO隱瞞疫情,還在全世界將防疫物質搜購一空,導致武漢肺炎在世界擴散,但喬姆斯基既然將美國定位為世界「最主要的恐怖主義國家」,此刻仍然文不對題地繼續念頌他哼了一輩子的經文:在疫情背後,人類也正在面臨核戰爭、全球變暖和民主的衰退等一系列更為可怕的威脅。比較有意思的是,在採訪者要求他就武漢肺炎危機發表的「反思與看法」中,他對肺炎源頭國中國隻字未提,卻怪罪於美國川普總統的制裁給伊朗與古巴帶來的巨大痛苦與損害(他與卡斯楚的友誼世界有名)。採訪結束時,喬姆斯基還「高屋建瓴」地表示說,本次疫情已經將「新自由主義」所帶來的社會與經濟問題暴露無遺,他相信在不遠的將來,許多國家都將做出重大轉型——在喬姆斯基的主義派別裡,從米塞斯、哈耶克直到奧巴馬,全一古腦地塞進「新自由主義」譜系,痛加撻伐。

可以說,喬姆斯基最近這場講話,暴露了西方知識份子對社會危機的認識與現實扡格難入,他從1968年出道以來練成的「三板斧」絕技:罵美國、核戰爭威脅、環境危機,聽起來是那麼高大上,與現實卻又是那麼遙遠。正在喬姆斯基沉浸於世界「將作出重大轉型」的夢想之中時,卻發現自己居然成了左派陣營「取消文化」(#CancelCulture)」的鬥爭目標。年青一輩的左派們為何拋棄了自家的大宗師?這是英國《獨立報》(Independent)2017年8月22日那篇採訪惹的禍,這篇題為《諾姆·喬姆斯基:Antifa是對最右翼和美國政府鎮壓的禮物》中,目前在美國橫著走的Far Left認為喬姆斯基嚴重冒犯了Antifa。

以政治正確化身自居的左派大宗師喬姆斯基,終於被熊熊燃燒的政治正確烈焰燒了頭髮與鬍子,這把火讓他看清了一點:BLM這個馬克思主義組織將要構建的「美麗新世界」,將可能沒有他這位大宗師的位置。與他境況相同的還有不少左派知識份子,比如哈利波特的作者羅琳(J.K Rowling)女士,一向政治正確的她在6月寫過一句「只有女性可以月經」,因此被列入#CancelCulture的抵制名單,不僅各種惡語加身,其作品還被要求下架。凡被BLM等左派革命者認為說過」政治不正確」言論的文化名人,包括作家、學者、教授、流行歌手、音樂人、演藝者等,都被列入這名單,痛遭批判與抵制,這抵制包括寫公開信匿名信給這些人任職機構,要求開除或解雇等等,或者下架其作品。

面對#CancelCulture的文化恐怖,早就將「我不同意你的觀點,但我將捍衛你說話的權利」這一保守派堅守言論自由原則的名言拋諸腦後的一干左派作家、學者、教授都坐不住了,在坐觀甚至支持了40多天的文化恐怖之後,於是有了喬姆斯基、福山、羅琳女士等150多人7月10日聯名發表的公開簽名信。

這封信為何左右不討喜?


寫這封信時,這些文化名人並沒有反思這把燒灼他們的「政治正確」熊熊烈火,其實是他們多年努力添柴加薪的結果。他們也沒認為清除歷史、打擊異己是錯誤,而是抱著求饒的心情,讓極左派們考慮互相依存的戰友關係,放他們一馬,將槍口對準川普等右翼勢力。在眾多名人中,我為什麼選擇喬姆斯基作分析物件?乃因這封信上有無法抹除的喬姆斯基痕跡:仍然要求左派陣營不要用過火行為讓右派得到反對他們的理由,與他2017年8月在英國《獨立報》的採訪中說法一致。

這封信保持了左派話語一向的冠冕堂皇。首先高度肯定了BLM的一系列綱領性要求,包括反種族主義與Defund Police(這兩點的實際情況我已經在《「打碎舊世界,創造新天地」——美國文革正在進行時(1)》中分析過),然後再劃定一個敵我陣營:川普代表的右翼是敵,是民主的真正威脅;高等教育、新聞界、慈善事業、演藝界的左翼為友。他們——即敵方的言論自由權利仍然被視如無物,這封公開信只討論一個內部問題:「決不能允許抵抗力量把教條或強制性變成自己的品牌」打擊本陣營的友軍,因為「右翼煽動者已經在利用這些」。然後再曉以厲害:「我們必須通過反對任何一方出現的不寬容的現象,才能維護民主的包容。我們拒絕在正義與自由之間進行任何錯誤的選擇,而這些離不開彼此。」最後是告饒:「作為作家,我們需要一種文化,讓我們有進行實踐、冒險甚至犯錯誤的空間」——意思是:與川普等右翼陣營的戰鬥正在進行,我們是離不開彼此的戰友,不要再互相指責。你們做什麼,我們不會指責,也拜託你們包容我們,哪怕我們彼此認為對方是錯的。

這封信中還有一段話:「雖然我們早已知道極端的權力喜歡這些,但在我們的文化中,審查做派也越來越廣泛地傳播起來:不寬容反對的聲音,將公開羞辱和排斥作為一種新時尚,以及試圖用盲目的道德確定性去解決複雜的政策問題」。

保守派成為這封信劃定的敵方,被指正在利用極左的荒謬行為,當然不會自作多情地去喜歡這封信。但左派也很不喜歡,給予無情抨擊,許多人聲稱這是頹廢的精英主義表現。自我標注為「自由新聞記者和事實檢查員」的愛琳·畢巴(Erin Biba)說:「想像一下這樣一個管道和他們都有的聽眾可以使用這個集體平臺的巨大優勢——他們用它…………發牢騷,互聯網要求他們對自己的話負責。」DC Sentinel記者山姆·薩克斯(Sam Sacks)插話說:「看看誰在這封信上簽名,你可以說這更多地是關於該行業的富有精英,他們不想為他們作為戰爭罪犯宣傳工作的過去(和當前)工作承擔後果。」


套向書齋左派頭上的巨網由他們親手織造


美國有今天,我半點也不意外,至少,我從2016年開始,就已經明白這是美國的宿命,這宿命就是壟斷的美國大學講臺的左派教授——大大小小的喬姆斯基們共同創造的。1987年,作家艾倫•布魯姆(Allan Bloom)在他的暢銷書《正在鎖住的美國頭腦(The Closing of The American Mind)》中預告:美國的高等教育對美國的政治體系是失敗的,因為它培養了左翼、反對言論自由心態,並盡力實現思想的統一性。

由於左派教授在大學排擠保守派,利用他們的學術地位採用各種審查禁制不同聲音,讓青年一代覺得言論自由根本無需存在。位於華盛頓的共產主義受害者紀念基金會從2016年-2018年連續三年的調查結果展現:千禧一代有一半人認為應該限制言論自由。

喬姆斯基教授雖然已屆91歲高齡,我仍然希望他能夠在餘下的歲月裡思考這樣一個問題:他痛恨的美國成就了他,包容了他的一切,給了他名利、地位,允許他全世界範圍內與獨裁者成為朋友,成為當代游走於資本主義制度與社會主義制度之間的最大的制度套利者;如今,他多年努力呼喚的「美麗新世界」終於來了,卻容不下他的一些並不尖銳的批評言論。請善於思辨的喬姆斯基教授捫心自問:哪個世界才真正值得他追求?

訳者より;何清漣さんのサイトが、ハッカー攻撃でつぶされているので、当分、このnoteに翻訳を掲載させてもらいます。

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