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【3分で読める】メンタルブロックと自分なりの対策(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…心その③

こんばんは、HUMAN DEVELOPMENT ACADEMYの木戸です。

最近は、チェアスキーもシーズンインして移動時間も多いので、予定の合間をぬって、noteの投稿を習慣化できるよう、方法を模索中です。

さて、今日の本題に。
タイトルにある、「メンタルブロック」って、何かわかりますか?

一般的には・・・

「メンタルブロック」とは、何か行動を起こそうとした時に「自分にはきっとできないだろう」と自分自身を抑止したり、制止したりする思考(思い込み)のことです。

という話ですが、僕が普段使っているメンタルブロックの意味あいは、少し違います。「かけないといけないけど、恐怖で電話がかけられない状態」のことを指してメンタルブロックと呼んでます。

「何か行動を起こそうとした時に踏み出せない」という意味では共通していますが、精神状態が決定的に違います。トコトン追い込まれている状態です。

広告会社で営業をしてると、できればしたくないけど、今すぐにでもかけなければいけない電話がたくさんあります。

・クライアントにめっちゃ謝らないといけない
・タレント事務所にめちゃくちゃ怒られることが分かっている
・タレント事務所に契約終了を伝えるアポを獲る電話
・請求書の金額を

大小さまざまなですが、皆さんも、そんな経験はありませんか?
僕は、しょっちゅうありました。

想像すると足がすくむ感じなので、そういう時には、電話をする前にいつも意識的にやっていることがありました。

【メンタルブロックの際の3つのステップ】
①細かいタスクを終わらせる
②最低限絶対に伝えるべき要点だけを箇条書きにしておく
③歩きながら電話する

1つずつ説明していきます。

①細かいタスクを終わらせる
一見関係なさそうですが、電話をする前に、小さな自信をつけておくために、すぐ終わらせられるタスクを済ませておきます。

やるべきことが多すぎると、人間不安になってくるので、目の前の細かいタスクを終わらせておくことで、重い電話の前に、心を軽くしておきましょう。

とはいえ、時間のかかる、重たいタスクだと、時間がかかって焦ってくるのと、何より相手を待たせてさらに怒らせては本末転倒なので、「細かいタスク」でいきましょう。

しかも、もし、電話がこじれた場合、他にもタスクがあふれてるとプチパニックになるので、そういう意味でも、いくつか細かいタスクは終わらせておくメリットはあると思います。

②最低限伝えるべき要点だけをメモしておく
新人の頃は、言いたいことを台本のように書いてましたが、結局、怒っている相手には説明するよりもきちんと相手の話を聞く方が大事ですし、気持ちを伝えるのを重視して、あくまでも要点だけを書くようにしています。

それに、これは各自のスタイルですが、僕はあまり台本のようにメモするより、要点だけメモした方が自分の言葉が出てくるので、その方が自分の言葉で気持ちが伝わりやすいです。

③歩きながら電話する
3つ目も、個人的なやりやすさですが、要するに、皆さんも自分が一番落ち着くスタイルで電話をするのが良いと思います。

座るより、立ってデスクワークした方がはかどるという話もよく聞きますし、個人的に歩きながら会話してる方が頭も整理しやすく、話しやすいので、いつもそんな感じで歩いています。

あまりデスクのまわりを歩き回って情報バラまくのも良くないので、会議室に入って電話することも多いです。

以上です。そんな感じで、いつもメンタルブロックを壊してきました。

●さいごに。
メンタルブロックをテーマに話しておいてなんですが、、、
どうしようもない時は、立ち向かわなくても良いと思います。
会社で働いていたときは、「仕事でミスしたら死ぬ」と思いながらよく言えば責任感をもち、悪く言えばプレッシャーと闘う毎日でした。
でも、事故にあって、集中治療室に運ばれて、必死で看病してくれる医師や看護師さんの姿を見て、「仕事でミスしたら死ぬ」仕事はこの人たちの仕事なんだなぁと実感しました。

そう考えると、自分がしてた仕事や感じていたプレッシャーはささいなことなんだと感じました。それは、目の前の仕事に無責任に臨んでいい、ということでは決してありませんが、、、メンタルがつぶれるほど仕事に打ち込まないでいい、今ではそう思います。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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