【プレミアリーグ】レジェンド選手だった現監督
1/16にエヴァートン監督であったベニテスが解任された。
リーグ戦の直近13試合で1勝3分9敗と極度の不振に陥っている。
唯一の勝利は第15節のアーセナル戦。結果的にアーセナル側から見ると重い敗北となった。後任が決まるまでは再びアシスタントコーチのダンカン・ファーガソンが暫定監督を務める。
候補としては元監督で現在はベルギー代表の指揮官であるマルティネス、ユース出身のレジェンドであるルーニーらが挙げられている。
Cロナウドやイブラヒモビッチはまだ現役で活躍している一方で、同時代にスーパースターとして名をはせた選手達が徐々に監督としても名を連ねてきている。ただ、チェルシーのランパード、ユベントスのピルロら苦しんだ監督もいる。
ルーニーはイングランド2部のダービーで指揮をとり8勝11分7敗の戦績を残している。クラブの財政的な問題で勝ち点が-21引かれている中、奇跡の残留に向けて邁進している。
プレミアリーグ監督の選手時代のキャリアを振り返る。
プロキャリアを持たない監督は二人
現在プレミアで指揮する20人の中でプロキャリアを持たないのは
ウルヴス「ブルーノ・ラージ」ブレントフォード「トーマス・フランク」の二人である。前者は20代から指揮官として歩み2004~2012年までベンフィカの下部組織を指導した。後者はアマチュアでキャリアを終えユースチームの指揮官から監督を始めた。
それ以外の18人は多少も含めてプロキャリアを持っている。
(ロジャースは20歳、トュヘルは24歳で怪我により引退)
レジェンド選手だった監督
スポーツには「名選手、名監督にあらず」という格言があるが、選手時代に華々しいキャリアを持っている監督が4人いる。既にグアルディオラ、コンテは監督としても大成功を収めている。ヴィエラ、ジェラードはこれからである。
マンチェスター・シティ:グアルディオラ
ユース出身のバルセロナで11シーズン過ごし、アンカーとしてプレー。
2シーズン目の20歳の時に早くもリーガ、UEFAチャンピオンズカップ優勝の立役者となる。そのままリーグは4連覇した。クライフが指揮した通称「ドリームチーム」の一員であり黄金時代を過ごし、イニエスタやセスクらのアイドルとなった。その後はセリエAに移籍した。スペイン代表でも47キャプを記録している。
トッテナム:アントニオ・コンテ
地元レッチェのアカデミーでそのままトップチームに昇格した。
21歳の時にユベントスに引き抜かれそのまま13シーズンプレーした。
立ち位置は準レギュラーだったが、途中でキャプテンを務め、セリエAを5回、CL優勝を経験しユーベ黄金時代の名脇役を担った。
また、イタリア代表として1994アメリカW杯とEURO2000では準優勝のメンバーに名を連ねた。
アストン・ヴィラ:スティーヴン・ジェラード
アカデミー出身でリヴァプールのスーパーレジェンド。世代によると思うがリヴァプールの選手と言えば真っ先に名前が上がる1人である。
何度も移籍が近づいたこともあったが晩年にロサンゼルス・ギャラクシーに移籍するまでリヴァプール一筋17年プレーした。
公式戦700試合以上に出場しCL優勝に貢献した。数々のロングシュートが印象的である。イングランド代表でも114キャプを記録している。
クリスタルパレス:パトリック・ヴィエラ
アーセナル黄金期のキャプテンであり2003-2004の無敗優勝メンバー。強いリーダーシップを持ちクラブをまとめた。未だにヴィエラのようなキャプテンがアーセナルには必要だと言われるぐらいインパクトを残した。
攻撃の組み立て、ボールの持ち運び、供給をこなす攻の役割と屈強な身体を使ったボール奪取、空中戦の強さなど中盤で相手を潰す守の役割の両方で高いレベルを誇った。アーセナルでは9年でプレー、その後ユベントス→インテル→マンチェスターシティとビッククラブを渡り歩いた。
フランス代表でもキャプテンを務めて107キャプを記録している。
また、上記監督のほどではないがアルテタもエヴァートン,アーセナルでプレミア10年以上プレーしキャプテンも務めた。
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