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シリコンバレーへオンライン留学!_Draper University of Heroes【DAY05~06】

アメリカシリコンバレー、サン・マテオにあるDraper Universityへ2週間オンライン短期留学した経験、失敗、学びを全て赤裸々に綴っています。

HackersonならぬHerothon

Hackerson(ハッカソン)とはIT業界、ソフトウェアエンジニア内で使われる言葉「Hack(ハック)」と、スポーツ競技であるMarathon(マラソン)を組み合わせた造語です。

限られた時間の中でアイデアを開発して、プロトタイプを実際に作り上げていく、一種のイベント行事のようなものです。アメリカ・シアトル発のプログラム「スタートアップウィークエンド」が日本では頻繁に開催されており、有名な団体ではないでしょうか。

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そして今回はHachersonならぬ、Herothon。実際にアイデアを出し合い、48時間以内にアイデアを形にする課題に取り組みます。

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Future of Human Connection

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全体のテーマは「Future of Human Connection=将来の人と人との繋がり」。COVID-19で世界の在り方があっと言う間に変わった今、テクノロジーと人間がどのように共存していくかにフォーカスします。

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強い者が生き残るのでなく、変化に対応できる者だけが生き残れる。COVID-19は長期化することを前提に、人間が環境に対応していかなければなりません。

幸いにも今僕が参加させてもらっているプログラムのように、パソコンを通じて海を超えアメリカ・シリコンバレー で熱い人たちと繋がれていること自体幸いだと思っています。

キーワードは4つ。

Body
3次元で人と人との接触が制限される中、どのようにコミュニケーション、人間関係を築いていくのか。

Mind
在宅勤務に時間を要するようになった今、メンタルヘルス、ワークライフバランス、コミュニケーションをどのように円滑に行っていくのか。

Heart
異性との愛情の交換、喜怒哀楽感情の表し方、未来のデートの在り方。

Spirit
既存コミュニティとの接し方&在り方(オンラインへどう移行するのか)、宗教、ボランティア、人助けによる心の充足感(ドネーション)。

Idea Into Reality

チームTrailblazersは総勢5人。ブラジル、サウジアラビア、スイス、パキスタン、そして日本人の僕。

アイデア出しのブレインストーミングでは、自殺を減らすためのコミュニティ形成、VR旅行、エシカルな生活消費 etc...など色々とで上がりました。

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僕はそこまで英語が堪能ではないため、言葉での説明には正直限界があると自己認識していたこともあって、ビジュアルを用いたスライドを予め用意していました。

時間が30分と制限されていたこともあり、予めスライドや構想をまとめていたエシカルな生活スタイル「Shopping for Goodにしよう!」との結論に至りました。(チャンス到来!)

備えあれば憂いなし。

何せ時間との勝負。時間を掛けて良いものを作ることはできません。

フライングは時に好転するなと、実感しました。もしこれからプログラムへご参加する人で新規事業を立ち上げる予定の方であれば、予めコンセプトを固めて挑まれたら良い結果に繋がるかもしれません。

- CONCEPT
Reshaping consumption behavior from shopping for goods to shopping for good! 

- IMPROVED VISIBILITY BY COMPRISING BLOCKCHAIN TECHNOLOGY
The registration of transfer of goods on a blockchain ledger will help promote visibility, identifying all parties involved in a transaction, the state, quality and price of the products as well as the date and location of the transaction. From manufacturing to the final sale of the product, every time a product changes hands, the details will be documented in the blockchain database, so there will always be a permanent history.

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Starts Now!(48H)

本気じゃない失敗は不毛ですが、本気で考えた失敗は財産になる。48時間と限られた時間の中、頼れるリソースと時間をフルに使って挑みました。

そして出来上がったプロトタイプがこちら。
ほぼ寝ずに24時間くらいでぼんやりしていたアイデアを、一旦形に表してみました。

Ethical market place "Shopping for Good”

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商品カテゴリーからグッズを探すのではなく、社会問題から商品を見つけるといった着眼点を変えてみました。

1%は提携先NPOに寄付され、持続的なコミュニティを形成するために商品を購入された人はSlackチャンネルに自動的に招待してブランドとダイレクトに繋がれる構想です。

生産から流通、そして消費までブロックチェーン技術を用いてトレーサビリティを透明化、アカウンタビリティを可視化します。実際、宮崎県の農作物はこの実証実験を行い、消費者から信頼を得れることが分かりました。

To be continue! 続きます!

正直まだユーザーヒアリングができていないので、このプロトタイプを用いて色んなエシカルブランドさんに当たり、生の声を聞いていきたいと思いました。

学んだこと、失敗したことなど全て赤裸々に綴り、次の挑戦者の方へ上手くバトンを繋げれれば幸いです!

【著者プロフィール】
180株式会社(ワンエイティー)代表取締役 上仲 昌吾

Twitter「@ShogoUenaka」でも発信しております

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アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴで4年間過ごし、あらゆる価値観に触れてきました。現在ソーシャルビジネス事業化に向け構想中です。ソーシャルグッド、サーキュラーエコノミー、ベネフィットコーポレーションを実践されている方、是非とも意見交換をさせていただければ幸いです。