男女問題はいつも面倒だ:GLAY第149曲「Lovers change fighters, cool」(1997)
ありふれたLove Story 〜男女問題はいつも面倒だ〜(1996年/Mr.Childrden)
って感じの「ラバチェン」という略称で親しまれるGLAYによる恋愛群像「Lovers change fighters, cool」。
これは1997年リリースのアルバム『BELOVED』の2曲目。訳すると「恋人が敵に変わる、静かに」と言ったところだろうか。
雷蔵さん久々のリクエストありがとうございました♪
一昔前って、音楽という存在は身近にあってもたくさんの曲を一度に手に入れることが難しくて、CDショップで買ったり、TSUTAYAで借りたり、友達と貸し借りして、音楽を仕入れていた。今みたいにYouTubeで何でも聴ける状態じゃなかったよな。
私がGLAYファンになって間もない頃で、GLAYのアルバムも「pure soul」と「HEAVY GAUGE」くらいしか知らなかった時の話なんやけど、
カラオケに行ったら、曲リストの分厚い本があって、曲目のとなりに「歌い出し」っていう項目があり冒頭の歌詞が少しだけ書いてあるねんな。
で、GLAYの所みて、
「あ〜、知らん曲もたくさんあるなぁ〜」なんて思ってたら、
歌い出しのところに
「一塁に向かうバッターを待たず」
って書いてあるねん。
「あなたに会えたこと」とか
「どんな願いならば叶えられないと」とか
「もうどれくらい歩いてきたのか」とか
「夢だけを心に抱きしめて」とか
そういう歌い出しが並んでる中、
「一塁に向かうバッターを待たず」
やで。
ぜったい変やろ。
GLAYに変な曲もあるんやなぁー
くらいに思ってて、
その後お小遣いを貯めて「BELOVED」のアルバムを買ってこの曲に出逢った。
「一塁に向かうバッターを待たず」の歌い出し、
それがラバチェンこと「Lovers change fighters, cool」やった。
ほんで、歌い出しからは想像できないカッコ良さ。そして、間奏のところのHISASHIのギターとスネアの連打、妖艶なコーラスの部分が大好きだ。
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