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みんなで作るManchester City 選手名鑑

さあ始まりました!みんなで作る選手名鑑ManchesterCity編です!!!クレのHikotaさんが始めたこの企画をドシウバさんがマンチェスターシティversionで始めて下さり、色んな方に書いて貰うことが出来ました。協力して下さったシティズンの皆様ありがとうございます😊 しかし自分の不手際により1人が複数の選手を書くことになってしまったことは申し訳ありません

この選手名鑑はマンチェスターシティの選手をもっと皆さんに知って貰って、対戦する時なんかに『この選手ってこんな特徴あったよな』『ジンチェンコってあのラッパーの!?』などもっと面白く試合を見て頂けるような内容です!

では前編のGK &DF編をどうぞ!!

GK編

スコット・カーソン

背番号 13

生年月日 1985.09.03 (34歳)

身長 190cm

体重 85kg

国籍 イングランド🏴

利き足 右足

ポジション GK

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智紀さん

今シーズン、ダービーからレンタルでManchester CityにやってきたベテランGK。(契約は1年)現在は第3GKの位置だ。経歴はリーズ、リヴァプール、シェフィールドW、チャールトン、アストンヴィラ、WBA、ブルサスポル(トルコ)、ダービー、Manchester Cityと各クラブを転々としている。また代表歴もU-18、U-21、イングランドB、イングランドとなっている。リヴァプール、チェルシーからのオファーがあり、リヴァプールを選んだ。2004-2005UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ユヴェントス戦で、アレッサンドロ・デル・ピエロの近距離シュートを止め、その試合のヒーローに。その後リヴァプールは21年ぶりのCLで優勝を飾った。特徴は長い手で、左右に飛んでくるシュートを素早く止め、身長を活かしたセーブが魅力的だ。TheイングランドのGKという感じがした。今シーズンは0試合だが、ぜひ試合で見てみたいGKだ。第2GKのブラボの年齢が高いので、もしかしたら第2GKに躍り出るかもしれない。来シーズンもいたら頼りに出来そうな選手だ

クラウディオ・ブラーボ

背番号 1 

生年月日 1983.04.13 (36歳)

身長 184cm 

体重 80kg 

国籍 チリ🇨🇱 

利き足 右足

ポジション GK

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Rityさん

2016年夏、ペップが望む「スイーパー・キーパー」の役割を担うとして、バルサから20億ほどで獲得された。
シティといえばの元守護神、ジョーハートを追い出す形になり期待が高まっていたが、いざ蓋を開けてみると少なくとも"ブラボー"とは言えない活躍。軽率なミスや圧倒的被ゴール率で、当時第2GKだったウィリー・カバジェロに守護神を託す形に。
翌年にはエデルソンが獲得され、第2GK生活を余儀なくされた。しかし、ブラボが真価を発揮したのはこのシーズンからだった。16-17のブラボはどこにいったことか、第2GKとして十分すぎる結果を残していく。17-18シーズンのカラバオカップでは、4回戦のウルブズ戦、準決勝のレスター戦で2度PK戦になったが、どちらも複数回止め、勝利。レスター戦でのガッツポーズはシチズンにとっては忘れられないだろう。
そこから18-19、19-20と、エデルソンには劣るが、持ち前のキック精度を武器にエデルソンのバックアッパーを全う。もう16-17のブラボは誰も覚えていないだろう。今では全シチズンが信頼を寄せる、"ブラボー"なセカンドキーパーだ。
今季で契約が切れる。恐らく契約延長は無いであろう。ありがとうブラボ。今季いっぱいまでよろしく頼む

エデルソン・モライス

背番号 31

生年月日 1993.08.17 (26歳)

身長 188cm

体重 89kg

国籍 ブラジル🇧🇷

利き足 左足

ポジション GK

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Tokukeiさん

本名はエデルソン・サンタナ・ジ・モライス
:Ederson Santana de Moraes
ブラジルサンパウロ州のオガスコ出身

エデルソンは初めサンパウロユースで育ち、2009年、16歳の時にブラジルを離れベンフィカへ。(ブラジル人が10代のうちにポルトガルクラブに所属するのはよくある出世コースらしいです)
2011年三部のリベイロンでプロデビューを果たす。
その後2012年、トップリーグのリオ・アヴェに移籍。エデルソンの活躍はここから始まったといえる。当時のリオ・アヴェには同じブラジル人の現リヴァプール所属ファビーニョが在籍していた(このチーム、実は過去には現トッテナム監督のジョゼ・モウリーニョ監督も現役時代所属していた事があったり...)
当時の監督はウルヴァーハンプトン現監督であるヌーノ・エスピーリト・サント監督。
エデルソンにチャンスを与え彼をここまでの成長があるのは彼が起用したという事もあったのかもしれない。
この時のカップ戦では準優勝に導き、EL出場権を獲得。
14/15シーズンではEL出場を果たすチームになっています。
しかしその後は新加入してきたカッシオと守護神争いをすることになり絶対的レギュラーとはなれず。のちには再びポジションを取り戻しこのチームで約2年間活躍する事となります
その後、彼はまたベンフィカに戻る。当時の守護神はブラジル代表の大先輩ジュリオ・セザール選手だったため初めリザーブチームでしたがセザールの怪我というチャンスを獲得。そのままその好機を活かし優勝に貢献、レギュラーにまでのぼりつめる。
この当時からエデルソンは実に彼らしいプレーをしてたらしい。例えば連勝を果たしたシーズンの33節(多分)では当時の同僚のラウール・ヒメネスのゴールをアシスト。今ではシーズンに何度かは見るようになったGKアシストだがこの時からそんなプレーをしていたらしい。
ジュリオ・セザールも当時からエデルソンは「世界最高のGKに必要な全ての要素を持っている」などと言っていたという。
その後2017年夏、GKに対して異常と言われるほど莫大な資金、約3500万ポンドでマンチェスターシティに移籍するわけだがここにもいくつかエピソードが。この話こそエデルソンがマンチェスターシティに移籍する一つの理由になった筈だ。
それがベンフィカ時代の欧州チャンピオンズリーグ
ここでエデルソン擁するベンフィカは現マンチェスターシティ監督ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるバイエルン・ミュンヘンと対決。結果はバイエルンの勝利だった。(2016年4/6ファーストレグ1-0バイエルン勝利、同年4/14セカンドレグ2-2同点) しかしこの時、ペップ(グアルディオラ監督)が試合前にベンフィカを分析そして対戦した際にエデルソンのプレースタイルをいたく気に入ったらしい。分析の際には4、5回見た上で「なんだこれは」と驚くほどの衝撃を与えたという。
そして彼はシティ監督に就任するわけだが、就任後、それまでの守護神であったジョー・ハートを足元の技術不足から冷遇しカバジェロやバルセロナから移籍してきたブラボを多く起用。しかしその後も、それぞれは安定した活躍をしたとはいえずシティは新守護神の獲得を目指す。
そこで注目を受けたのがエデルソン。当時ブッフォンに次ぐGKとは思えない額でマンチェスターシティに移籍。この事は過去にペップを驚かせ注目させたエデルソンの功績が実ったと言えるだろう。
そしてそのまま守護神となり期待通りの活躍を見せシティのプレミア二連覇、また多くのタイトル獲得に貢献する。

彼を成長させる理由としてもう一つ彼の国という事があるだろう。サッカー大国にして最強ともいわれるブラジル。実は彼はポルトガル国籍も持っておりポルトガル代表に行くこともできたのだが彼が選んだのはブラジルだった。多くの先輩。さらに素晴らしいライバルがいる。言わずと知られた現リヴァプール守護神アリソン。幾度となくアリソンとエデルソンは比べられ正GK争いをしている。正直どちらが上でどちらが優れているかはわからない。しかしこのような状況は両者にとって非常に良い刺激になっているはずだ。そして大国となれば必ず優秀な後輩が出てくる。彼らと切磋琢磨しあえる環境は非常に素晴らしい筈だ。この経験はエデルソンを大きく成長させている。そしてこれからもそれは変わらないはずだ。

先にも述べたがエデルソンは現代サッカーに適応した攻撃的GKに必要な要素を持ち合わせていると言える。
まず当然ながらGKの最も基本的な要素であるセービング能力だが過酷なリーグで鍛えた球際の強さ、強靭な腕力は大きな持ち味となっている。それを持って相手の強烈なシュートも片手のみで止めたりと対応は基本的に素晴らしい。またGKにしては少し低身長ながらもペナルティエリア内の競合いもかなり安定している。これはセットプレーやクロスに対して不得意であるシティにとって非常に頼りになるだろう。
また相手との接触を厭わない積極的な飛び出しも彼の大きな持ち味の一つだろう。
もちろん飛び出しには判断力、瞬発力など身体的な事が必要だが図太いメンタル持っていることこそエデルソンが広範囲に渡り守備範囲を持っている1番の理由なのではないだろうか。シティのDFラインは普段から非常に高い、さらにシティは基本ボールを保持するため危機の際多くがカウンターだ。なのでよく裏抜けを許す。これに対するエデルソンの恐れを知らない飛び出しはシティの危機を多く救う。仲間にとっても心強いことだろう。
このようにセービング能力も素晴らしいエデルソンだが最も特筆すべきはその足元の技術、そしてパスセンスだろう。ペップが彼に惚れ込んだ理由の多くもそこにあるはずだ。
ここで余談にはなるが実はこのエデルソンだがサッカーを始めた当初は左サイドバックをやっていたらしい。しかし一対一の場面でどうしてもサボってしまう癖があり監督に「ゴールへ行け」と言われてしまう。しかしそのおかげで彼はGKというポジションに情熱を得たという。今の彼の足元の技術はそんなところも少し影響しているのかもしれない。
エデルソンは圧倒的なパス能力でGKながらビルドアップへの関与能力が非常に高い。シティのビルドアップは基本的に両CBがゴールラインとペナルティエリアの縦ラインの交差点に位置そして中央にMFが1人立っているところから始まる。エデルソンにはこのポジショニングで相手のプレスに対し正確に判断しパスをさばく必要がある。
さらにビルドアップが始まるとエデルソンはリベロ(スイーパー)的な動きをする。シティのポゼッション、ビルドアップはワンタッチ、ツータッチで小気味よくボールを運ぶがエデルソンの動きでシティには2CBのパス交換に加えGKというもう一つの選択肢を持つのだ。更にエデルソンは自身へのハイプレスに対し前に蹴り飛ばすのではなくはショートパスでプレスを外し、平気でテンポの良いロンド(ボール回し鬼ごっこの事)をやる。これには流石に見てるこっちもひやひやするにだが...彼はまるでそのリスクを楽しんでいるかのように仕事をこなす。これも異常なメンタルからだろうか。
そのおかげで両SBが高い位置を取る事ができるようになりパス選択肢も増えビルドアップがスムーズになる
エデルソンの足元の凄さはそれだけではない、彼は圧倒的キック力と精度で中距離、長距離に対して素晴らしいボールを供給を行う事ができる。他のGKが真似できないほどに。
そのボールは低い弾道で足元の落ちるようなパス。このロングフィードは非常に今のシティにあっていると言える。アグエロ、ジェズス、スターリング、マフレズ、ベルナルド、サネ 。ざっとシティのFWを挙げてみたが彼らにはかつてのジェコのような高さに利はない。しかしエデルソンのキックならばシティが苦手とする空中戦に頼る事のないキックカウンターが可能だ。
そのおかげで彼がアシストするプレーだっていくつか生まれる。一番記憶に新しくて分かりやすかったのは去年の欧州チャンピオンズリーグベスト16決定戦のファーストレグだろうか。マンチェスターシティとシャルケの一戦。ギリギリで同点に追いついたシティは後半88分ペナルティーエリア手前からエデルソンが大きくフィード。そのままスターリングに届きゴール。逆転勝利を収めた。これには誰もが驚いたプレーだっただろう。
圧倒的キック力に加えその精度。ポゼッションのシティにとってこの一瞬のカウンターはまた一つ大きな武器となる。相手の裏抜けへのパスをそのまま前線へのチャンスボールに変える事だってできる。まさにピンチをチャンスに変えるという事だ
ちなみにこのキック力によりエデルソンはあるギネス世界記録を保持している。それはドロップキックの飛距離だ。トレーニング中に三度トライしたところ「75.35m」という記録を打ち立て今までの75mを超えた。サッカーという競技において、ペナルティーエリアの端から相手のゴールまでの距離は73.5~103.5メートルである。つまりエデルソンが最大限のキック力を発揮すれば、ノーバウンドでロングシュートを放つことも可能となる訳だ。考えるだけで恐ろしい...笑
また彼のおかげシティはゴールキックの際も得をする。ゴールキックはルール上オフサイドを取られない。つまり彼のキック力とその精度を知っていれば必然的に相手のラインが下がる。それにより中盤が空き、シティはまたパスの選択肢を増やす事ができる。
シティの中盤といえばデブルイネやシルバをはじめとする強力なMFばかり。この中距離のMFへのボール供給もシティにとっては大きな武器と言える。

7年の契約延長を経て彼はシティに満足感を示し「全ての大会で勝利したい。特に欧州チャンピオンズリーグ。このユニフォームを着て優勝する事が夢。」と述べた。
圧倒的身体能力、判断力、勇気を持ち合わせ、クラブ、国を含めたくさん経験を積み続けているエデルソン。まだまだ伸び代があるであろう彼がいつしか全ての人に世界最高のGKと言われる日が来る事を信じている。
そして願わくばこのマンチェスターシティというチームのもとで欧州チャンピョンズリーグ決勝の舞台に立ち自身の夢を叶えてほしい。
その夢はシティファン全員の夢でもあるのだから

DF編

オレクサンドル・ジンチェンコ

背番号 11 

生年月日 1996.12.15 (23歳)

身長 175cm

体重 64kg 

国籍ウクライナ🇺🇦 

利き足 左足

ポジション LSB CMF OMFなど

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カキくん

元々はトップ下の選手だったためインサイドハーフでプレーすることも可
同じポジションのメンディとは全くタイプが違い、超攻撃特化型の彼と比べジンチェンコは一つ一つのプレーがメンディと比べて繊細。パスが上手なためビルドアップの安定感は桁違い。ただ守備面で心配もあり、同じプレミアリーグのサラーやモウラを相手にするとやはり対人で劣ってしまう
国内リーグの強豪シャフタールのユースでプレーしていたジンチェンコ、しかし内戦が激化したためシャフタールでのプレーを諦め、ロシアのクラブへ移籍。それを経て彼はシティにやってきた。
若手をローン移籍で放出させることが多いシティ。ジンチェンコも2016年に一度PSVに移籍している。その後も移籍先は決まらず戦力外として放出される寸前だった。しかし当時LSBで主力として活躍していたメンディ、デルフの怪我により徐々に出場機会を得る。そして18-19シーズンにはメンディとデルフから定位置を奪い、プレミアリーグ連覇に貢献
18歳でウクライナ代表デビューを果たし、代表ではボランチを務めている。今夏行われるEURO2020の予選ではロナウド、同胞のベルナルドやカンセロ擁するポルトガルに勝利するなどし、グループを首位通過。本戦出場が決まるとカメラの前で大はしゃぎ!その陽キャっぷりが話題となった。他にもリーグの優勝トロフィーを落としてしまったり、試合後美人レポーターにいきなりキスするなどのエピソードがある。ちなみにそのレポーターとは昨夏に結婚。YouTubeには彼のラップ動画もアップされている。是非一度見てもらいたい。ちなみにデ・ブライネとベルナルドはこれを酷評
そのデ・ブライネとは顔が似ているためシティズンからは双子と呼ばれている。ジンチェンコ曰く「似ていると言われるけど、間違いなく僕の方が美形だ」一方デ・ブライネは「兄弟じゃないよ。彼は不細工だからね」と一刀両断。デ・ブライネだと思って写真をお願いしたサポーターにがっかりされたこともあるらしい(笑)
インスタグラムでは“ジンチェンコチャレンジ"と題してリフティング動画を募集するなどファンとの距離も近い
苦しい時期も自ら残留を決めて努力を重ねた結果、シティに欠かせない選手に成長した。クラブ愛が強く、多くのシティサポーターに愛されている
愛されるパリピ、ジンチェンコにこれからも期待したい

バンジャマン・メンディ

背番号 22

生年月日 1994.07.17 (25歳)

身長 185cm

体重 85kg

国籍 フランス🇫🇷(ロンジュモー)

利き足 左足

ポジション LSB 

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あおさん

マンチェスターシティの陽キャであるメンディ
ジンチェンコと共に世界一の陽キャサイドバックを組む
昨シーズンのリーグ戦は怪我に悩まされ、ほとんど出場機会は無かったが、今シーズンは本調子では無いものの、ペップシティらしいクロスサッカーの兆しが見えている。元々七色のクロスを持つ攻撃型サイドバックとしてモナコでブレイクしており、その姿が徐々に戻ってきている
最近は重なる怪我により試合より
マンチェスターシティの公式アカウントの写真に写っていることが多い。
インスタのストーリーはクラブやジムなどが多く日本の陽キャと変わらないのだ

そんなパリピなメンディはペップから『殺したくなる時がある』と言われるほどお調子者で少しはSNSのことを忘れて取り組んで欲しいと頼まれていたがそんなことはお構いなしw 彼の持ち前の陽気さはチームに活気を与え、ムードメーカーとして重要な役割を担っている

エリック・ガルシア

背番号50

生年月日 2001.01.09 (19歳)

身長 182cm

体重 79kg

国籍 スペイン🇪🇸 

利き足 右足

ポジション CB

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tokukeiさん

本名はエリク・ガルシア・マルレット
: Eric García Martret

元々話題にはなっていたシティの若手だが今季は今まで以上にその期待が大きいだろう。
理由としては昨年のコンパニ退団。ディフェンダーの補強をしなかったシティはディフェンダーの層の厚さに不安要素を持ちながら今シーズンを迎える。そして今季の第4節ブライトン戦でのラポルト負傷、その後ストーンズも度々の怪我。そのため本職中盤のフェルナンジーニョがCBを務める状況、一時的には本職CBがオタメンディのみとなりそのためか今季の守備成績はあまり良いとはいえない。そんなディフェンダー不足のシティファンにとってこの若手ディフェンダーに大きな期待が寄せられており監督グアルディオラも大きな信頼を寄せているという話も聞く。

彼は元々FCバルセロナのユース出身でありかなりバルセロナファンからの期待もあった筈だ。勿論久保建英とも一緒にプレーをしている。
日本で行われたU-12ジュニアワールドチャレンジ2013では主将を務め決勝でリヴァプールを5ー0で下し優勝。大会MVPに選ばれた。またスペインではU-17欧州選手権でのスペイン優勝の立役者のひとりにも数えられた。
バルセロナトップチームでプレーするであろうと思われていた若手だったが実力故に様々なクラブチームから目をつけられる。
そんな中当時、マンチェスター・シティは規則違反を理由にイングランド・フットボール協会より2年間の間、プレミアリーグとEFL登録する若手選手の獲得を禁じられておりそれゆえに国外リーグの若手に注目していた。
その中でバルサのカンテラからパブロ・モレノ、
ニコ・ゴンサレス、アンス・ファティらを勧誘するが失敗。そしてエリックガルシアでついに交渉成功。そして2017年の6月にマンチェスターシティへ移籍。バルセロナにとっては大きな痛手となっただろう。
移籍後はU-19チームで着実に力をつけ実力も発揮。2018年7/21のICCのドルトムント戦に出場。
試合には負けたものの持ち前の武器を活かし多くのファンから注目を受けた。
その後、2018年、12/19のリーグカップ準決勝レスターシティ戦[1-1(3-1)勝利]では公式戦初出場を果たしそのパス成功率は91%を記録していたという。
そして今季シティはディフェンダーの怪我を多く
だし、彼にも多くの出場機会が回ってきた。
そして2019年9/21に行われマンチェスターシティがワトフォードを8-0で下した大勝試合で後半63分オタメンディと変わりプレミアリーグ初出場を記録。大勝に貢献した。
その後も何度か出場2/29現在で6試合に出場している。

彼の特徴として最も注目すべきはディフェンダーでありながらそのパスセンスだろう。元々バルサ下部出身ということもありパス能力が高かった彼だが、それに加えて非常にクレバー。
シティ監督グアルディオラの話では、ガルシアがプレミア初出場を飾ったワトフォード戦では、相手のディフェンスラインが4枚か5枚かわからない際にアップ時の相手のプレーからペップに対して「4枚です」と言い、見事的中させたと言う。このようなタイプはペップにとっても珍しいらしくそのクレバーさに19歳という若手に信頼を置ける理由があるのかもしれない。
バルセロナ時代にはカルロス・プジョル、ジェラール・ピケ、マスチェラーノを多くの参考にしていたらしい。なんでもプジョルはマスチェラーノはガルシア同様そこまで長身長ではなく非常に理想的なモデルなのであろう。ペップバルサの黄金時代を背負った彼らような存在にシティでなることが夢だろうか。
またシティでは攻撃面はラポルト、フェルナンジーニョを参考にしているという。ラポルトは素晴らしいフィードパスを持ちフェルナンジーニョは中盤本職のためだろう。
守備面ではオタメンディを参考にしているという話だ。理由として、先に述べたように彼は身長182cmとディフェンダーにしてはあまり高くない。そこに必然的にミスマッチが生じてしまう。またオタメンディも183cmと同じような身長でディフェンダーとしては高くない。しかしそんなミスマッチでも競合いで身体をうまく使って勝つという事はオタメンディから学んだということを以前話している。あまり高くない身長故の様々な工夫を先輩から得ているのだろう。

まだまだ伸び代がある若手故にシティファンとしてはラポルト、フェルナンジーニョのようなパスセンスにオタメンディのような競合いの強さ、闘志を持ち合わせ、冷静でキャプテンシーのある選手になってほしい。ラポルト復帰以降はトップチームでなかなか出る事が難しくなるかもしれない。だが少しずつ経験をつちかいながらトップチームでもっとみられるようになる事を期待している。そして将来はシティのキャプテンマークを巻いている姿を見てみたいものだ

カイルウォーカー

背番号 2

生年月日 1990.05.28 (29歳)

身長 181cm 

体重 83kg

国籍 イングランド🏴 

利き足 右足

ポジション RSB CB

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豆さん

2017年7月14日、当時クラブ史上5番目の移籍金(約5100万€)でトッテナムからマンチェスターシティへ移籍
【プレースタイル】
名前に似つかない爆発的なスプリント力と強靭なフィジカルを合わせ持ちカウンターも難なく処理できスタミナも豊富で試合終盤でもそのスピードは落ちない。CLのマドリー戦では交代出場のスピードスターベイルに余裕で走り勝ってしまった。試合での姿はまさに暴走機関車で どこがウォーカー(Walker)やねんと突っ込みたくなってしまうのは自分だけだろうか
加入後足元の技術やクロス精度とパス精度には苦戦するものの、ペップのサッカーになんなくフィットし偽SBとしての役割もきっちり果たす。ロシアW杯ではCBとしても出場。CLグループステージ アタランタ戦では途中交代でGKとして出場(めっちゃ楽しそうでした笑)
試合終盤での意味分からんキック力を活かした劇的ミドルも多々
ストーンズとは大の仲良しで性格はかなりオラオラ系。頭頂部が怪しいのが気になったのか今季から坊主に

ジョアン・カンセロ

背番号 27

生年月日 1994.05.27 (25歳)

身長 182cm

体重 72kg

国籍 ポルトガル🇵🇹

利き足 右足

ポジション RSB LSB

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狂気 Madridista

今夏ユーベからダニーロ+2800万€でシティに移籍してきたポルトガル代表RSB。現代サッカーで非常に珍しいテクニシャンタイプのSBで両サイド出来るのは彼の強みの1つ。1番の強みはやはり攻撃力。ウイング顔負けの突破力に精度の高いクロス、質の高いインナーラップでサイド攻撃の質を格段に向上させてくれる
しかし彼の弱点は守備の弱さ。特に対人戦は弱く、ザハを始め幾度となくプレミアのウインガーにやられている。まだプレミアに慣れてないのかプレー強度も低く、完全に今季絶好調のウォーカーのバックアッパーとなっている
移籍の噂も上がってきているが、ペップが期待している選手ということもありここは我慢の時。プレミアで慣れたら彼の凄まじい攻撃力でシティの右サイドは天下無双出来る日が来るかもしれない
因みに彼がベンフィカ下部組織に所属していた2013年1月に交通事故に遭い自動車に乗っていた母を亡くしている。この時カンセロは奇跡的に軽症だった。それ以降母の誕生日である2月7日にちなんだ背番号(バレンシア時代やインテル・ミラノ時代の7番や、ユヴェントス時代の20番、マンチェスター・シティ時代の27番)を着用しており、インテル所属時代にあげた初ゴールを母に捧げている

アイメリク・ラポルテ

背番号 14

生年月日 1994.05.27 (25歳)

身長 191cm

体重 86kg

国籍 フランス🇫🇷

利き足 左足

ポジション CB LSB

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狂気Madridista

17-18シーズンの冬にマンチェスターシティに当時クラブレコードとなる6500万€(約87億円)+育成金500万€でアスレティックビルバオから加入した珍しい左利きCB
彼の武器はペップも惚れ込んだズバ抜けた高いビルドアップ技術にある。最終ラインの選手とは思えない落ち着きとパス精度。特にロングフィードやサイトチェンジは芸術品。恐らく世界最高のビルドアップ能力を持っている

更に彼は191cmと身長も高く競り合いもかなり強い。そのためセットプレーではターゲットになりゴールを決めている。また対人ではファンダイクほど強くないがレベルは高い。安定感で言えばファンダイクに次ぐレベルにある
弱点はスピードといったところか。流石にスピードスター相手には走り負けしてしまう。ただ彼はリトリートが物凄く上手なので良い間合いを取って相手をスピードに乗らせないという技術を持っているため気になることは余りない

彼の愛称は日本のシティズンはから揚げ君と読んでいる。その理由は試合中継に怪我で離脱中のラポルトから揚げを食べるお茶目なシーンが映し出されたからである。また1匹狼と言われる彼だがマンチェスターシティではチームメイトとかなり上手くやっている。怪我で離脱中にはTwitterで試合実況をやっており、チーム愛がとても強いのもシティズンから愛される理由の一つだろう

ジョン・ストーンズ

背番号 5

生年月日 1994.05.28 (25歳)

身長 188cm

体重 70kg

国籍 イングランド🏴

利き足 右足

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カキくん


16-17シーズン、ペップの就任とともにエヴァートンから4750万ポンド(約63億円)でシティにやってきた。
イングランド代表であり、シティにとって貴重なホームグロウン選手の1人。
ライバルチーム・マンチェスターユナイテッドのマグワイアと共にCBコンビを組み、W杯では好守備だけでなく、グループステージのパナマ戦にて2ゴールを決めるなどイングランド代表ベスト4進出の原動力に。
パス能力が高いためビルドアップが非常に上手く、シティの武器の1つとなっている。また、長いリーチを活かしたタックルも彼の魅力である。
ストーンズについて真っ先に思い浮かぶのはやはり18-19シーズンのプレミアリーグ第21節リバプール戦、ゴールインまで残り11mm、奇跡のライン上クリアだろう。あのクリアが無ければ昨季の優勝はリバプールだったことになる。知らない人には一度でも絶対に見てもらいたいので、「John Stones Clearance」で検索を。笑
ラポルトとのCBコンビは現在のシティのCB陣の中で最も安定感があり、何より2人とも顔面が良すぎる。ただ両者とも怪我しがちなため、今季のリーグ戦でこの2人が揃ったのは今のところ第1節ウェストハム戦のみ。
17-18シーズン、優勝が決まった際にはウサギの衣装を纏い、ウォーカーとデルフ(昨季までシティに所属、現在はエヴァートン)が遊んでいたゴルフ場に登場。実はかなり陽気なキャラクターである。
過去に1度浮気がバレており、それも12歳から交際していた女性を裏切るというかなりの愚行。この事件がペップの逆鱗に触れ、報道後の試合ではベンチ外になってしまったと言う噂も。
今季はコンパニが抜けた穴を補う活躍が期待されていたが、度重なる怪我により序列を落とし、MFが本職のフェルナンジーニョにポジションを奪われるなど、非常に厳しい立場に置かれている。
去就の報道も度々されるが、筆者だけでなく多くのシティズンが彼の残留を望んでいるに違いない

ニコラス・オタメンディ

背番号 30

生年月日 1988.02.12 (32歳)

身長 183cm

体重 81kg

国籍 アルゼンチン🇦🇷

利き足 右足

ポジション CB

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Honestly小林@オタメンディ愛さん

アルゼンチンの闘牛ことオタメンディ
足元の技術は無く、よくビルドアップの時にミスをしてしまうものの、激しいタックルと鋭いスライディングそして無敵の空中戦が売りのCB
気持ちを全面に押し出すプレーで足元の技術もカバーする漢の中の漢
コワモテの顔とは裏腹に家族思いな一面もあスーパーファイター。先日息子のために何日もかけてレゴの車を作ったことがSNS上で話題になり、『イクメンオタメンディ』として評価は爆上がり中

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今シーズンは不調でベンチスタートが多いものの出た試合では闘志を見せ誰よりも闘う。それが裏目に出ることもあるが、彼が防いでくれたシーンの数々に比べれば大したことはない
マンチェスター随一の闘将がいればCL制覇間違いなし。
オタメンディの熱いプレーを見逃すな…


あとがき

以上マンチェスターシティ選手名鑑前編でした!!楽しんで貰えましたか??後日後編は出すのでお楽しみにして下さい!

このリプ欄に選手名鑑を書いてくださったシティズンの方たちのTwitterのアカウントを載せておきますので是非フォローして下さい!!

下に後編のリンクを貼っておくので是非ご覧下さい!














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