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Scrum Fest Osaka 2020 に参加中!

先週末 6/26(金)〜 27(土)の二日間、オンラインで行われた Scrum Fest Osaka に参加しました!

タイトルを「参加中」としたのには理由があり、まだ自分の中で終わっていないから。
コロナの影響でイベントがオンラインになり、実行委員長の川口さんが「オンラインになっても、昨年と変わらない価値を出せるもの」とするために取り組まれた結果、まさかの最大 19 トラック並行の約 100 セッションがラインナップ。

大多数のセッションは録画も参加者限定で公開してくれ、かつイベントのメイン会場となった Discord も引き続き開放されているので、イベントはまだまだ続いていく...

Discord がメイン会場

Discord の場所としてのポテンシャルが活かされていて、とても面白い経験でした。少人数なら私も立ち上げたことがありますが、500人近い人が同時に使う Discord 凄まじい!

各会場ごとに切られたチャンネルが、セッションの盛り上がりが視覚化されて面白かったです。また、セッションの録画だけでなく、その時の Discord も同時に残っていくのも良いなぁと思いました。

セッション自体は Zoom が多かったですが、Discord 一本で行けるようになれば、よりスムーズに行けそうな気がしました。


基調講演

永瀬さんの基調講演、発表手法がユニークだったこともあり、お祭り気分で楽しく聞いていると「うっ」という鋭い言葉がたくさん散りばめられていて、打ちのめされました。

「アジャイルがやりたい」わけではなく「答えのわからない非秩序系の課題を試行錯誤しながらスピーディーに解きたい」のだと、自分の思考も整理できました。
「こうやれば解決できるとわかってることは、さっさとやれ!」と言われていて「ハイ」としか言えない(笑)

また「うっ」と思うようなことは、成長の機会とも語られていて、自分も意識的に「うっ」に挑戦しようと思いました。


お仕事解体ワークショップ

僕のバイブルである Omoiyari.fm の横道さんと LINE のスーパージェントルボイス鎌田さんのお仕事解体ワークショップにも参加しました。

Discord 上でのワークショップは初体験でしたが、Miro を併用して、チームで相談しながらの体験はとても面白いものでした。

仕事を引き継ぐ上で、権限委譲レベルを確認したり、引き継ぐ内容をさらに分解したり、割と担当だけ決めて雑になりがちなところが双方クリアになりそうで学びが多かったです。

また、全体がオンライン開催で他の人の存在が文字以上には見えない中で、ワークショップに参加することで、ちょっと仲間ができた気がして楽しかったです。
もう少し時間を取って、同じチームの人たちと交流しておけばよかったなと思いました。


HoloLab 中村さんの話

僕は AR にすごく憧れがあり、常に Watch してるテーマです。
そんな AR の Hololens の日本での第一人者 中村 薫さんと QA を担当されてる上野さんを招いての [座談会] 役割も業界も乗り越えろ! も印象的でした。

僕自身も仕事の中で mtg をセッティングする際、どこまで人を入れるか、よく葛藤しています。チームとしては全員入れるのが望ましけど、会議として人が多くなり過ぎると進行が難しくなったり。
QA の方からの視点でその場合の問題点などが語られていて、とても興味深かったです。

ただ、その中でも中村さんの HoloLab は会社・チームの文化が素晴らしそうだなと、とても眩しく見えました。
きっと Hololens のような新しいコンピューティングが大好きなメンバーが集まっているのもあるのでは。
特に体制として変えなくても、自然と営業チームと開発チームが一つになり朝会をしたり、会社もコードと同じように課題に対して素早く対応していくようなエピソードが「スゴイ会社だなぁ」と思いました。

はじめの基調講演の話にも通じますが、細かなところの主権とか小さな課題解決に囚われがちだけど、「新しいコンピューティングを確立していく」みたいな大きな課題に対して取り組んでいく環境・文化も大事だなと。

また AR みたいな新しいものをテーマにしていると、日毎に状況や優先順位が変わるので、限られた人・期間の中でアウトプットするためにアジャイルのような開発が重要ということも言われていて、興味深かったです。


まとめ

19 トラックも並行していたので、観たいのに観れないセッションだらけだったので、これから少しずつ観ていこうと思います!

イベントが終わっても終わってなくて、そこからまたネットワークができそうな感じがセッションもイベントもすごく未来感を感じます。

実行委員長の @spring_aki さんが「参加できたのは家族や同僚のおかげ、感謝を忘れずに」と最後に言われていたのも印象的でした。

運営の皆さま、ありがとうございました!
これからも楽しませてもらいます。

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