見出し画像

ロジカルシンキング~根拠の捉え方~

根拠とは…物事が存在するための理由となるもの。存在の理由。
引用元:https://www.weblio.jp/content/%E6%A0%B9%E6%8B%A0

なぜ根拠が必要になるか?
100%の正解がない中では、「まず結論を出してみること」が大事であり、その結論を説明するために根拠が必要になる。
ex:「~(根拠)だから、~(結論)である」

こちらでも記載しているピラミッドストラクチャーが図式として例にも挙げられるが、要はあなたの提案を通りやすくするために根拠が大事というもの。

根拠がないとどうなるのか?

画像2

画像引用元:https://www.mana-biz.net/2017/10/post-251.php

「で?結局どうしたいの?」
「話が長い…つまり?」
etc
要するに、あなたがやりたいこと、伝えたいことが相手に理解してもらえなくなる。
ロジカルシンキングはこういった無駄ラリーを防ぐためにも求められる能力だ。(前職の上司にもよく言われたのを思い出す…)

ここからが本題
さて、この根拠が重要なのは理解している方がほとんどだが、ビジネスシーンでは特に求められる。わかる。非常にわかる。特にテレワークでチャットを利用する場合に長々と文章を打つのは、読み手も酷である。
しかしながら、これをコミュニケーションで捉えた場合、会話のラリーは無駄ではないと感じる。(稟議など無機質なものは除き)

営業のシーンでは、会話の中から本質的な課題が見えてきたり、より良い改善策を見出したり、互いの関係も構築できてくるのではないだろうか?
合理的判断は確かに存在するものの、根拠だけでなく血の通ったコミュニケーションもヒト対ヒトのビジネスでは必要なはず。

結論から話して根拠を述べる。ここに目的なり背景なりが入ってくるので、プレゼンなのか営業なのか、相談なのかで話し方は変えないといけないと思ってきた。

画像3


画像引用元:https://www.facebook.com/ugokidase/posts/1547215145500906/

すごく普通のことを書いているが、その人の捉えるシーンで会話が異なってくる。例えば、相談をしたいだけでAさんが上司に話しているのに、上司はプレゼントして聞いているなど。
会話のラリーをすれば、終点は変わらないとして、起点が異なると「目的は?」「メリットは?」など網羅的に答えられないと詰められているように感じる。
なので、まずは起点をそろえることを伝えるように、アジェンダを組むことが重要だと感じる。

画像4

会議の効率化のために、事前に「アジェンダ」を配布し、必要な準備をしてきてもらう会社が増えてきました。
引用元:https://biz.trans-suite.jp/13639

まとめ
なんでもかんでもアジェンダをつくるべきかは疑問ですが、ポイントポイントで事前にアジェンダを送り、確認点や相談点をまとめておくと、漏れや話の脱線を防ぐこともできるので有効ですね。そこで起点を合わせ、結論から伝える、背景や目的を交えて手法を話すなど意識しないと忘れがちになってしまうので、癖づけから始めていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?