見出し画像

スポーツとウエイトトレーニング   ~落とし穴~

私は高校の時に野球をやっていました。大学ではキックボクシングをやっています。

そこでウエイトトレーニングの必要性について述べたいと思います。

ウエイトトレーニングとは3種類あります。この3つの使い分けが大切です!!

・筋肉を大きくする筋トレ(筋肥大)
・パワーをつける筋トレ(筋力最大値を目指す)
・瞬発力をつける筋トレ(軽い重りで素早く動かすもの)

高校時代は球を遠くに飛ばすため、力のある球を投げるために筋肥大というウエイトトレーニングを行っていました。このトレーニングのおかげで身体が自分でも実感するほど大きくなりました。冬の期間は週3頻度で2,3時間のウエイトトレーニングをしていました。

大学でも、同じやり方で最初の方はウエイトトレーニングを行っていました。デッドリフトやベンチプレスの筋肥大を行っていました。力は確かにつくのですが、キックボクシングはただ単純に身体を大きくしてはいけません。体重による階級があるからです。体が重くなればなるほど対戦相手も大きくなります。また、野球も同様ですが、キックボクシングは動きのスピードが重要です。パンチ、キック、相手の攻撃をかわす動きのスピードです。筋肥大のウエイトトレーニングをすると、スピードが落ちやすいのです。

だから、キックボクシングで筋肥大のウエイトトレーニングをすることは実践向きではないです。ただ、パワーを落とさないためにも、1回や2回で上げれる限界の重りで追い込むのはお勧めです。また、自重トレーニングで懸垂や体幹をやるのもお勧めです。というかお勧めではなく、必須です。

*勿論、筋トレは必要です!

ウエイトトレーニングはやるとすぐ筋肉痛になり、充実感や達成感を得ることが出来ます。しかし、本当に皆様が取り組んでいる競技のパフォーマンスを本当に高めてくれるものなのでしょうか、よく考えてから取り組んだ方がいいでしょう。

長距離のマラソン選手筋肥大のウエイトトレーニングをしてしまうと、身体が重くなり、逆効果になります。それでしたら、瞬発系のトレーニングがいいでしょう。

野球で例えると、足の速さを武器にしている選手は瞬発系のトレーニングをした方がいい。長打力のあるバッターは筋肥大やパワーをつけるトレーニングをすればいい。ここのトレーニングを間違えると逆効果です。

実際、無駄なことや逆効果なことをしているのに、充実感や達成感を得てしまいやすいことが落とし穴だと考えています。

結論

必要なものかどうか自分で考えることが大切です。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?