39歳独身OLの辛い話
先日、39歳独身OLの話を聞いた
金持ちの一人娘に生まれて
お金に困ったことはなかったけど
親の過剰な愛のため
結婚が出来ないのだそう
今までに何人も紹介したけど
全部却下
母親とは流血沙汰の殴り合いも、しばしばしたけど
最終的には土下座までされて
「お願いだから私達の望む相手と結婚してくれ。どこの馬の骨ともわからん奴と結婚するくらいなら、いつまでも可愛い娘で側にいてくれ」と
そして、もう39歳
私はもう結婚できない
親のための人生なんだ
仕事に生きようにも、日本の会社なんて男尊女卑
女なんて所詮、出世なんて出来ない
私は不幸だ
と、嘆いていました
親がモンスターだと子は可哀想ですね
でも、被害者ぶっても何の解決にもならんし、自分じゃどうしようもないものに原因を置いても、人生変わらないよ
別にその気になれば家を出ることも出来るし
女性でもバリバリ社長してる人、いくらでもおるやん
確かに悲惨な環境だし、僕が知った風な口を利く権利はないかもしらんけど
ここで僕が尊敬している故ネルソン・マンデラ氏の話を紹介しようと思う
彼は南アフリカというイギリスの植民地で
ムチャクチャな黒人差別を受け
挙句、終身刑を言い渡され投獄される
獄中では、毎日、ありえない環境での重労働を課せられ
身体も壊したが
それでも、彼は学ぶことを諦めず
南アフリカ大学の通信制で法学士号まで取得する
彼が投獄されていた年月は、実に27年
ついに釈放された彼は、その後、南アフリカの大統領になります
今まで、散々白人に苦しめられてきた黒人達は、当然狂喜するわけです
これで白人たちにやり返せると
しかし、彼は絶対にそれをさせなかった
黒人と白人の融和を呼びかけ続け
率先垂範して、命を懸けて白人との信頼関係構築に努めた
最悪の事態を免れ、今の南アフリカがあるのは彼のおかげなのです
どうしたら27年もの歳月、自分を投獄した相手を許せるのだろうか
そんな彼が、何の希望もない、先の見えない獄中生活で胸に秘めていた言葉
I am the master of my fate, I am the captain of my soul.
私が我が運命の支配者。私が我が魂の指揮官なのだ。
これでも、まだあなたに言い訳はありますか?
サポートいただいたお金は、こんな僕を育ててくれた母ちゃんに還元したいと思います。