お疲れ様イーグルス。シーズン振り返り

って事で2022年のシーズンが終わりました
シーズン結果
69勝71敗03引分 勝率.493 首位と6.5ゲーム差の4位
チーム別対戦成績
オリックス  13勝11敗01引分勝率.542 貯金+2
ロッテ         12勝12敗01引分勝率.500 貯金 ±0
ソフトバンク 10勝15敗00引分勝率.400 貯金-5
日本ハム   16勝09敗00引分勝率.640 貯金+7
西武     09勝15敗01引分勝率.375 貯金-6
今季Aクラスの3チーム相手に貯金-9とBクラスの原因は一目瞭然
昨季カモにしていた西武に今年はカモにされ最大七連敗をする等酷い有様
特にAクラスの相手に対して顕著に出たのがホームでの成績の悪さ
オリックス
ホーム 04勝08敗01引分勝率.333 -4
ビジター09勝03敗00引分勝率.750 +6
ビジターでは京セラでやると負けずに7連勝するもホームでは2連勝止まり
ホークス
ホーム 04勝08敗00引分勝率.333 -4
ビジター06勝07敗00引分勝率.462 -1
ホーム試合最大4連敗、ビジターの試合が一試合多いが失点数が63点と同数だがビジターの方が得点が25点も多いなどホームが如何に苦手か分かる
西武
ホーム 03勝09敗00引分勝率.250 -6
ビジター06勝06敗01引分勝率.500  ±0
ホームで8連敗を食らうなどまさに楽天絶命パークの名前をほしいままにした
ビジターでは何故か五分五分
ちなみにリーグ戦でのホームビジターの成績(交流戦は除いています)
ホーム    62試合25勝36敗01引分勝率.410 -11
ビジター63試合35勝26敗02引分勝率.574 +09
ちなみにホームゲームの会場は今年地方球場もあったので地方球場との区別も(これは交流戦も含まれてます)
楽天生命パーク
68試合28勝39敗01引分勝率.418 -11
地方球場など
10試合06勝04敗00引分勝率.600 +02
試合数が圧倒的に違うとはいえ余りにも成績差がある為毎年地方でやってくれ…

・今年の良かったところ
西川の3,4月の成績
去年ノーテンダーで日ハムを退団した西川
当初は走塁面では期待できるが守備と打撃がどうなのか心配しされていた
が、開幕してみると
打率.333 05HR 21打点 OPS1.079と打ちまくり
チャンスメーカーでもありランナーを返すクリーンナップの一人に
しかしその後は急速冷凍
月間打率2割を切ることがほとんど
西川の不幸は他の外野手の不調も相まって使わざるを得なかったとこだろう
去年の楽天の外野は左 島内、中 辰己、右 岡島が固定されていた
しかしキャンプ前に謎の怪我?で岡島が抜ける(一軍に来たのは6/25)
OP戦で辰己が怪我で念のために抜け、そしてシーズン佳境に入ったところでコロナ離脱
去年の外野陣でほぼフルで出たのは島内のみ
開幕時点で外野のレギュラー候補は西川、島内のみ
先ほども言った通り西川は開幕絶好調だったのでこれもうまくいくものの他のメンバーが不調続き(島内は別に普通だったけど)
他の外野のレギュラー候補である、田中和基、小郷は開幕からチャンスを生かせず
そして特に計算外になったのが和田恋の不調
右打者不足の楽天の中で練習試合、OP戦で結果を残し開幕スタメンを勝ち取るの23打席連続無安打
これにより起きたのが小深田、山崎の外野のサブポジション
山崎は途中出場の外野が一試合のみだったが小深田は開幕センター、シーズン終盤にはレフトとして使われた
この計算外となるものがもう少し少なければ西川を使わざるを得ないことも少なかったのではなかったのだろうかと思う
あとこの部分で悪いことだけではなく良いこともあり武藤がある程度計算できる選手として見えることが出来た(しかし左打者に滅法弱い)
結果として春の西川の幻想を追い続け、選手もいなく西川と心中するしかなかったと言うところが西川へのヘイトを増やしたことになったんだと思う
・良かったところ2
島内二年連続タイトルホルダー
去年は浅村の不調により島内だよりになっていたが、その浅村が(去年よりかは)復調
その中で打率.298 14HR 77打点はよくやってる
ほぼほぼ4番としてやっていき外野もレフトをやったりライトをやったりと守備面での負担が大きい中で本当にすごい
・良かったところ3
辰己ついに打撃開花
今まで守備の人と揶揄されるように外野手としての能力は高いものの打撃がからっきし(一発はあるが打率は…って感じ)だったのが今年いきなり覚醒
打率.271(チーム2位) 11HR(チーム3位) 35打点(チーム同率4位)
好不調の波もそこまで大きくなかったのでチームに欠かせない選手ではあったものの途中でコロナになったのが痛かった
・良かったところ4
勝ちパターンの新たな方程式が出来る
今までは宋→安楽→松井祐樹のパターンだったのが
宋がシーズン当初いない、安楽炎上(最後まで良い安楽に戻れなかった)とご自慢の中継ぎ陣になれなかった中
シーズン途中に支配下登録された宮森→西口→松井祐樹の盤石リレーが出来上がった
宮森はまだルーキーの為途中で力尽きた感じはあるがそれでも22試合無失点記録を達成するなど新戦力としてはまずまず以上
西口、松井は安定の成績
宋、ブセニッツも決して悪くなかった+鈴木、西垣が後半調子よかったなど中継ぎ陣はよかったと思う
・悪かったとこ
一発病持ちの先発陣
早川19本
岸 18本
田中16本
瀧中12本
辛島10本
とローテを守った選手の一発病が顕著に
結果早川、瀧中は2年目のジンクスに
岸、田中は二桁敗戦
辛島はその中でも救世主になった投手ではあるが課題が明白に
・悪かったとこ2
新しい先発が出なかった
ここ数年姿を見なかった選手やほぼルーキーのような選手がお試しで先発に投げることは少しあったものの、それが結局定着することはなく結果シーズン途中に新たに出てきた投手は辛島くらい
投手陣の世代交代が今年も出来なかった
・悪かったとこ3
外国人外野手が上手く使えなかった
これに関してはどのチームもそうなんだろうけどコロナ禍で入国が遅れた
楽天も例に紛れず入国が遅れ(去年よりはましだけど)OP戦で試すだけではちょっと対応できないだろうという事で二軍へ
マルモレホスはいいとも悪いとも何とも言いづらい成績でシーズンを終え
ギッテンスに関しては一軍の初めての試合で怪我とお笑いに
ただシーズン終盤から調子を戻したためここで解雇するのももったいない感じはある
ただこの二人がもっと結果を残せれば、特に右のギッテンスが怪我をしてなかったら浅村に対する負担は変わったのではないかと思うとこはある
・悪かったとこ4
謎のバント
今季も前述のとおり外国人による長距離打者の補強が出来なかったため、多少のスモールベースボールに頼らざるを得ない部分が生まれた
しかしながらやはり納得のできないこともしばしば
例えば浅村がバント(これは指示したわけではなく自主的に選んだことらしいが)や5,6番で座った鈴木大地や辰己がノーアウトや一死の状況(ビハインド)でバントをしことごとく失敗。しかも前の打席とかでは打っていたりしているのに
こういう意味でバントを重視した作戦が多く、そこでの納得できない采配が多い気がした
まだ石井一久政権も2年目なのでこれを糧にちゃんと理由のある根拠の見えるバントをしてほしいと思う
それか着実に塁を進められるようなバントを決められるように
(ただ昨今の野球界においてバントが決して得点に結びつくとは言えないという考え方も広まってるのでここらの考え方がどうなるか)

来季以降必要な存在
・絶対的な一番
一番の候補は西川か山崎と言ったところか?
西川は今年のように絶不調になった時すぐさま落として調整をするなどをすればある程度の計算はできると思う
山崎は去年もそうだが後半戦にいきなりブーストかかるのを見ると期待してしまう
小深田、辰己もありだとは思うが今年の様子を見ていると
小深田は二番として適正が高そう
辰己は五番か六番が良いような気がする
・右バッターの長距離
楽天を見てれば分かるが左バッターが多い
スタメンで右バッターは浅村かキャッチャーくらい
正直炭谷や太田に対して長打を期待するのは間違っている
そこでやはり右の長打が欲しい
そこがギッテンスになるのかそれとも和田恋などが率いる二軍ではまずまずの成績を残してる選手達なのか、それとも新外国人や新人か…
正直想像できない
・新たな先発陣
これは高年齢化を迎えた先発が多いことから
とは言え則本田中あたりはまだまだ行けそうだし、岸や涌井もベテランの技術は健在
これを脅かす存在がいないのが怖い
一応二軍でタイトルを取った高田がここに割ってきたりするんだろうけどどうなるか
あとはやっぱり新人頼みになりそう

とりあえず今年はホームが鬼門だった
期待した選手が計算外
活躍が一瞬の選手が多い
コロナ離脱による主力がいなくなる
これらに収束されますね
また来年頑張りましょう
戦力外とかのまとめは全部が揃ったら


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