松下幸之助

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ノート

松下幸之助と『経営の技法』#294

12/5 天分の発見

~自分の天分を発見したい。まずはそう強く願うことから始めたい。~

 天分とか特質というものがどこにあるのかということは、これは実はそう容易にはわからないのです。つまり、そう簡単に見出せない形で与えられていると思うのです。そのことはちょっと不合理のように思えるかもしれませんが、ここに人生の面白味といいますか、味わいというものがあると思います。そんなに簡単に分かってしまったの

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松下幸之助と『経営の技法』#293

12/4 人間としての成功

~成功とは、自分に与えられた天分を、そのまま完全に生かし切ることではないか。~

 ”天は二物を与えず”という諺がありましょう。これは裏を返せば、天は必ず一物は与えてくれているということだと思うのですね。
 そのように、異なった天分、特質が与えられているということは、言い換えれば万人万様、みな異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命づけられているとも考えら

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松下幸之助と『経営の技法』#292

12/3 自分だけの道がある

~自分だけしか歩めないこの道を、心を定め、懸命に歩んでいきたい。~

 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広いときもある。狭いときもある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
 この道がはたしてよいのか

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松下幸之助と『経営の技法』#291

12/2 困っても困らない

~困難なときこそ、思いを新たにして、力強く自らの夢を開拓していきたい。~

 広い世間である。長い人生である。その世間、その人生には、困難なこと、難儀なこと、苦しいこと、辛いこと、いろいろとある。程度の差こそあれ誰にでもある。自分だけではない。そんな時に、どう考えるか、どう処置するか、それによって、その人の幸不幸、飛躍か後退かが決まるといえる。困ったことだ、どうしよう

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松下幸之助と『経営の技法』#290

12/1 逆境も順境も尊い

~自分に与えられた境涯に生きる。逆境であれ順境であれ、素直に生きていく。~

 逆境――それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯に鍛えられた人はまことに強靭である。古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。
 まことに逆境は尊い。だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思いこむこと

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松下幸之助と『経営の技法』#289

11/30 縁を結んで

~あるがままの姿を認めあうことで、縁が結ばれ、共栄の道を歩むことができる。~

 お互いを”有縁”の輪で結びあわせたいのです。そのためには、お互いのあるがままの姿を認めつつ、全体として調和、共栄していくことを考えていかなければなりません。それが、人間としての道、すなわち“人間道”というものです。お互いに”人間道”に立った生成発展の大道を、衆知を集めて力強く歩みたいものだと

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松下幸之助と『経営の技法』#288

11/29 諸行無常と生成発展

~諸行無常と万物流転。それはすなわち、生成発展、進歩発展と考えたい。~

 諸行無常という教えがある。今日、一般には”世ははかないものだ”という意に解釈されているようだ。しかし、これを”諸行”とは”万物”、”無常”とは”流転”、つまり万物は常に変わってゆくものであり、そのことはすなわち進歩発展なのだという意味には考えられないだろうか。
 人間の考え方も変われば社会

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松下幸之助と『経営の技法』#287

11/28 死も生成発展の姿

~死を恐れ、避けようと考えるのではなく、生成発展の1つの過程ととらえたい。~

 今までは、ただ本能的に死を恐れ、忌み嫌い、これに耐えがたい恐怖心をもってまいりました。またいろいろな教えも、死の恐怖から説いてきたのであります。まことに人情として無理もないことと思います。しかしながら、このように死を恐れ、死を避けたいと願う本能にかられるあまり、そこからいろいろな迷信を

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松下幸之助と『経営の技法』#286

11/27 生成発展は自然の理法

~古きものが滅び、新しきものが生まれる。それは自然の理法に従った生成発展の姿。~

 生成発展とはひと言で申しますと、日に新たということであります。毎日毎日が新しい人生であり、一瞬一瞬が新しい”生”であるということであります。毎日毎日が新しい生まれ変わりであり、一瞬一瞬に新しい生命が躍動しているということであります。これを言い換えますと、古きものが滅び、新しきも

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松下幸之助と『経営の技法』#285

11/26 王者としての権限と責務

~経営者には、その経営体を限りなく発展させていく権限と責務が与えられている。~

 経営者であれば、経営者はその経営体における”王者”である。そこにおける一切の人、物、資金などを意のままに動かす権限を与えられているのが経営者である。しかし同時に彼は、それらの人、物、資金すべてに対し、愛情と公正さ、また十分な配慮をもって、それぞれが最も生かされるような用い方をし

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